Y.O.S.ギター工房 Smoggy Overdriveレビュー!ギラついた倍音が心地よい
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
今回はちょっと前から気になっていたY.O.S.ギター工房のSmoggy Overdriveをレビューしていきたいと思います!今回もエフェクターはSESSIONさんでレンタルさせていただきました!
Twitterとかでちょくちょく見かけていて、評判いいなぁ・・・と思っていたんですよね。どんなエフェクターなのかな・・・ワクワク
Y.O.S.ギター工房 Smoggy Overdrive
こちらがY.O.S.ギター工房のSmoggy Overdriveです。見た目からして高級感が満載ですねぇ・・・
ギラギラしています。筐体はアルミの削り出し筐体かな?後で紹介しますが「HATA精密工業」製ですね。
重さは想像よりは軽い感じです。もっとずっしりとくると思いましたが、予想外の330g。まぁそれでも軽い方ではないですね。
音に付いては後で細かくレビューしますが、あまり歪みません。それでも音のツヤというか、独特の倍音感はすごいですねぇ・・・これは試してほしいです・・・
筐体は「HATA」製
筐体はHATA製です。HATAさんも僕はTwitter経由でその存在を知りました。エフェクターの筐体としては正直、かなり高いと思います。笑
でもね、ロマンはありますよねぇ!!
僕もオリジナルエフェクターとか作れるようになったら一つくらいこれで作ってみたいなぁと正直に思っています。
実際、アルミの削り出しのケースのエフェクターは結構音が違います。なんとなくですが、ハイファイな音のイメージです。
例えば以前レビューしたShigemoriとか。
- 国産ブティック系エフェクターShigemori Ruby Stone レビュー!バンドに埋もれないシゲモリサウンド
- Shigemori MUSE レビュー!これ以上ないくらい完成された素晴らしい歪み
- Ruby Stoneを進化!Ruby Stone Premiumをレビュー!
3種類とも「シゲモリ!」という倍音感を持っています。今回のSmoggy Overdriveもちょっと同じように通ずる部分を感じましたね。
開封&解体の儀
早速解体していきましょう。
ででん!びっしりと詰まったプリント基盤2枚で構成されています。
ハンダを一度とかして・・・なんてことをするのはさすがに気がひけるので、周りからパーツをのぞいてみることにします。
横から顔を覗かせるのは黄色のコンデンサ。おそらくAVXのものでしょうね。その手前の白のやつも同じかな?R82とかかもしれませんね。
隙間からですが、やっぱりAVXが顔を覗かせます。てっきりWIMAとか使っているのかと思っていましたが、AVXとかのほうがクセのあるサウンドになるのかな?
WIMAだとハイファイすぎてちょっと・・・という感じなのかもしれません。う〜ん、アルミ削り出しの筐体で自作してみたい。。
音について
さて、音についてじっくりといじくっていきましょう。
今回から動画も撮ってみました。ストラトで弾いています。アンプは自宅用のFender Mustang GTを利用しています。
Fender フェンダー ギターアンプ MUSTANG GT 40
さて、音ですが、率直に言うと、Vemuram Jan Rayと非常に良く似ているように感じました。
高音のハリのある感じなどですね。Trebleが少し硬い感じなども同じ印象です。今回のSmoggy Overdriveの方がローゲインですが。
ただ、ローゲインなのですが独特の倍音感を感じるので、音自体は前に出ていく感じ。アンサンブルでは埋もれないサウンドを作り出すことができます。
これね、率直に言ってめちゃくちゃほしい。
僕はブースターとかバッファーみたいな感じで利用していますが、メインの歪みの前後どちらにつけても「Smoggy Overdriveの音」になります。
これはやっぱりこのアルミ削り出しの筐体ゆえなんですかね??
音はJan Rayと近い感じがしていたのですが、実際に他のエフェクターと合わせると柔軟に対応できるのはSmoggy Overdriveです。
Jan Rayは個性が強くて他のエフェクターと組み合わせるとハウりやすかった印象ですが、これはそんなことないですね。
メインのエフェクターの前につけて味付けを
そのまま単体のエフェクターとしてももちろん利用できるとは思うのですが、真価を発揮するのは他のエフェクターの味付けとしてかなと思います。ローゲインですしね。
例えばマーシャルのアンプの歪みにちょっと加えるとか、そのような使い方で一気に音が前に出ます。
結構ハイファイな音ですが、このエフェクターにしか出せない音。僕はメインのエフェクターの前につけて使っています。
それよりもHATA製の筐体が気になる、このエフェクターを使ってみてやっぱり筐体が大事だってことをより実感しました。
Smoggy Overdrive レンタル! – Smoggy Overdrive | SESSION
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
↓↓気になる方はチェックを!