初心者向け!自作エフェクター制作の手順【準備編】
初心者の方はエフェクター自作に関してまず一歩踏み出せない事が多いと思います。そんな方に、このページですぐさま準備ができるように解説しました。ぜひ活用してください。
※自作エフェクター・ギター研究所が使っている工具を別ページでご紹介しているので、迷った方は参考にしてください。
自作エフェクターの作成について(準備編)
①自作したいエフェクターの回路図や部品表を手に入れる
まず、エフェクターの自作に関しては部品表と回路図が絶対に必要になります。
「(エフェクター名) 回路図」
などでGoogole検索をかければ出てくるものがあるでしょう。もちろん回路図が出回っていないものの方が多く、初心者の方は回路図の上にレイアウトがないものはまず作れないと考えてください。まずは歪みのエフェクターやブースター、ループボックスなどの制作から始めると入りやすいです。
初心者におすすめの自作エフェクターはZ-vexの製品です。もとのエフェクターは高いのに回路は簡単で非常にいい音が出ます。ブースターのSuper Hard Onは私も重宝しています。
結構高いエフェクターなのに簡単に自作できるところがいいですね。
②エフェクター自作に必要な工具をそろえる。
ペンチやニッパー、ドリルなどは必須の工具です。ペンチやニッパーなどの工具は安めの物でも良いのですができるだけ小さい物をそろえた方が細かい作業ができます。必要なものをリストアップしておきます。
・ペンチ・ニッパーなどの工具
・ドリル→まとめページはコチラ
・半田・半田ごて→まとめページはコチラ
・クリップスタンド
・ヒートクリップ
があれば大丈夫でしょう。テスターもあるとかなり便利ですが、なくても作成はできます。
ドリルと半田以外はそれぞれにおすすめの商品リンクを貼っておいたのでクリックしていただければどれを買うかお悩みの方でも悩まずに購入できるようになっていますのでご活用ください。また、金額もできるだけ安いものを考えておすすめしているので、金額に関しても気にする事なく購入できると思います。
一応別のページでもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。→エフェクター自作に必要なものまとめ
③エフェクター自作に必要な部品をそろえる。
これが一番厄介です。部品表を見れば抵抗やコンデンサ・オペアンプなどそろえなくてはならないものがたくさんあります。抵抗やアルミケース・ジャックなどは気にする必要はないのですが、オペアンプなどは廃盤になってしまっている物がたまにあります。
抵抗から買って行って最後のコンデンサが廃盤でなくなっている!なんて事のないように、抵抗やLEDよりもトランジスタやオペアンプから買いそろえる事をお勧めします。
また、これらの廃盤になってしまっているものはだいたい代用で利用できる物があるので気になる方は根気よく検索してみてください。
あと、抵抗を買うときの注意ですが、抵抗値が混ざってしまわないようにそれぞれのカラーコードをメモしておくか写真でとっておく事がおすすめです。せっかく買ったのに抵抗値が違って一発でLEDが壊れてしまった・・なんてこともなくはないので。
最近はカラーコードを見ることのできるアプリも登場しているので、そちらを使ってもいいかも。
私は部品などはネットで買った事がなく、いつも秋葉原の千石電商で購入しています。ネットのよりも安かったりするので電車賃などを考慮してお得だと思う方はいってみてください。秋葉原のお店については別ページでまとめています。
まとめ
エフェクターの自作をはじめてするときは失敗するのではないかとすごく心配になります。まず何からはじめて良いか、何をそろえれば良いかなど周りに聞く方がいない方はこのページを丁寧に読んで失敗しないエフェクターの自作を試みてください。
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
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