エフェクター自作に使えるケースのおすすめはこれだ!
エフェクター自作で悩む物のひとつにケースがあります。ケースによってどのように音が変わってくるのか、どのようなケースが自作に向いているのか、初心者にはわからない部分を解説していければ良いと思います。
自分が自作してみた時の経験をもとにおすすめのケースをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
エフェクター自作に使うケースのおすすめ
初心者には大きめの物がおすすめ
早速本題に入りますが、エフェクターの自作をはじめてするような方、いわゆる初心者の方は大きめのケースをおすすめします。一番一般的とされる大きさはHAMMOND1590Bというサイズです。MXRエフェクターと同じサイズと良く言われていますね!
こいつは一番一般的なサイズで、このサイトで自作しているsuper hard onやランドグラフのDODなどはこの大きさのケースで自作しています。しかし、結構これはじめて自作するのに使うと難しいです。なぜかと言うと、基板が入りにくいからです。
市販で売っているエフェクターっていうのはすでに配線が出来ている状態で部品をくっつけるような作業で基板が出来ているので、その基板より小さいものは自作では基本的には作れません。それでも中身見てみるとパンパンに詰まっていますからね・・・
僕は、失敗したくないエフェクターは安全策として一回り大きい下記のエフェクターケースを自作に使うようにしています。
たしか、Zendriveとかはこのサイズのケースで自作しておいたような気がします。
このサイズなら初心者の方でも基板に余裕をもって自作出来るので、失敗の確率が少なくなります。ちなみにですが、エフェクターのケースには最初から穴が空いているものもありまして、自作するときに超大変な穴あけ作業を省く事ができます。
おそらく300円程度の金額の差で2時間程自作の時間が短縮出来ます。かなりアツい・・・!
実際はアルミ削りだしケースが音は良いみたい
基本的にエフェクターの自作に使うケースはアルミのケースです。理由は後で説明しますが、金属製のケースの方が音が良くなるんですよね。
ただアルミの中でも2種類あります。比較的軽めで安価なアルミダイキャストケースと値段はするけどローノイズで重厚感のあるアルミ削り出しケースとの2種類ですね。
MXRとかBOSSなんかがエフェクターに使用するのは一般的なアルミダイキャストケースで、僕も自作ではこれを使っています。(先ほど紹介したのもこれ。)
SHIGEMORIやShurなどが使っているのがアルミ削りだしケースです。
ほあー、、やっぱり値段はしますね・・
でもそれだけやっぱりローノイズで音も良くなるんですよ。shigemoriとかは本当に良くそれを感じました。
Riotもすごく評価されてますしね。あ、近々自作しようかな!・・と、話がそれましたが、やはりケースではアルミ削りだしケースの方が音も数段上のようです。
まぁ、初めはアルミダイキャストケースで自作をして、自身が付いてきて突き詰めたくなったらアルミ削り出しケースで自作してみるのも良いかもしれませんね。
初めのうちは値段が4倍もするようなケースは勧められませんから。
エフェクター自作におけるケースの役割
ケースの役割って知っていますか?
まずケースはどんな役割をしているかご存知でしょうか?
ズバリ言うと、GND(アース)の役割をしています。いつも自作をするときにモノラルジャックやステレオジャックのGNDの部分をつなげていますが、GNDに流す余分な電力はジャックなどの設置面からケースに流れています。
なので、基本的にはケースは電気の通りやすいものじゃないといけないんですね。
じゃあ、プラスチックのケースで自作するとどうなるのでしょうか。単純な答えで言うと、ノイズが入りやすくなります。まぁ、正直そこまですごく気になる程はノイズは大きくなりませんけどね!
結局通電しているものであればケースには利用出来ます。逆に紙や段ボールなど、伝導率の悪い物はケースには向きませんのでご注意を。
まとめ
なんだかんだ話したい事が沢山あってまとめきれませんでしたが、HAMMONDの一回り大きいケースが初心者には最もおすすめです。
大きくて自作に失敗しにくいこと、金額が非常に安価である事なんかも理由の一つですね。たしか、電磁波かなんかの関係でケースが大きいほうが基板に受ける電磁波が少なくてローノイズになるなんて話も聞いた気がしますが・・・また調べておきますね!
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
↓↓気になる方はチェックを!