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Super Hard On自作【実践編】

      2016/12/08

Super Hard On自作【実践編】

クリーンブースターであるSuper Hard On(SHO)のクローン自作について、中の配線やつなぎ方などを中心に紹介していきます

Z.vexの製品は初心者にも自作にとりかかりやすい構造をしているので自作初心者にはすごくおすすめです。

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Super Hard On(SHO)のつなぎ方

Super Hard On(SHO)のレイアウトについて

今回は、前回お話しした材料や基盤のレイアウトのお話から進んで、つないでいく過程についてお話しします。Super Hard Onのクローン 自作に必要な材料や基盤のレイアウトについては前の記事を参考のしてください。

Super Hard Onの自作に必要な材料や基盤のレイアウトについて

一応ご紹介しておくと、僕はいつもサンハヤトのユニバーサル基板を使っています。

 

撚り線は下のものを使うようにしていますね。

 

さて、基盤のレイアウトだけわかってもここにinとかoutとか書かれても実際よくわからない方が多いかと思います。わかる人にとっては前回の記事のみでわかるとは思いますが・・・

実際のつなぎ方は以下の図になります。

SuperHardOn

 

この図を作るのは毎度のことながらかなり神経を使います。間違えたら見ている人の為になりませんからね・・・

さて、各解説をしていきます。まず、ジャックについている線ですが、このジャックのつなぎ方は以前の記事で説明しました。記事はコチラ→ジャックのつなぎ方

黒い線はGNDになっています。説明がしやすいように各線は色分けしています。水色の線がスイッチと基盤のIN,OUTをつなぐ線になります。INはスイッチの中心に、OUTはスイッチの右下につながっています。もとにあった回路レイアウトの図で可変抵抗につながっている部分が3つのうち2つしかありませんが、ここをつけ間違えるとノブを回すたびに音が小さくなっていくエフェクターや音が小さいままのエフェクターが出来上がります。可変抵抗の詳しい説明は可変抵抗の記事を見てみてください。

すみません、一点だけ図に記入し忘れましたが10μFの電解コンデンサは極性を持っています。(無極でも利用できるとは思います。)ですので、スイッチのIN側につながっている方をマイナス、MOS-FETにつながっている方をプラスとしてつないでください。

実はこの回路レイアウト、他の方が作った物と違う部分が1つだけあります。それが1MΩの抵抗がつないであるオレンジの線です。これは基盤のOUTPUTからアース(GND)におとしてやる線です。これによって経験上ポップイズが軽減できます。

ポップノイズは自作エフェクターでは必ずといっていいほどつきまとう悩みですが、解消法としては

・OUTPUTから1Mくらいの大きな抵抗をつなげてGNDに落とす

・ケースをアルミケースにする

・スイッチを変える

・コンデンサや抵抗を変える

などがありますが、この方法が一番効果ありと私は思っています。ぜひお試しください。

Super Hard Onの音出し

Super Hard Onの音について

Super Hard Onはノブも一つで穴あけも少なく、つなぐ場所もすくないので初心者には最適な自作エフェクターであると思います。可変抵抗を回すときにはザラザラと少しノイズがはいるのですが、これも本家と同様ですね。

気になるポップノイズですが、先ほどの図でオレンジの線をなくすと大きなポップノイズが出てしまいます。このオレンジの線はやはり必要ですね。しかし、今回のように1MΩくらい大きい抵抗をつけていないと音が出なくなってしまうので注意しましょう。(オレンジの線による音質変化は感じられませんでした。)

音は各弦の音がしっかり分離しているような非常に優秀なクリーンブースターといえるでしょう。ノブを最大まで絞って原音と同じ音量でつけても少しローミッドが押し出されるような感じがします。バッファとしての能力があるようなので、常時つけておくエフェクターとして重宝しそうですね。

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