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パッチケーブル・シールドの自作に必要な4つの道具

パッチケーブル自作

音楽機材の自作で最初に思いつくのはどう考えてもパッチケーブル・シールドの類でしょう。簡単に出来上がってしまうし、値段もそこまで高くないし、良く使うものであるからなおさらです。

もちろん僕も最初はパッチケーブルの自作からエフェクターの自作に踏み込みました。

ということで今回はパッチケーブル・シールドの自作に必要な4つの道具についてご紹介したいと思います。実際に僕が使っているおすすめの道具も含めて書いているので、ぜひ参考にしてください!

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パッチケーブル・シールドの自作に必要な4つの道具

基本的に、僕がパッチケーブル・シールドの自作に使っている道具はたった4つしかありません。その4つの道具と材料であるアダプタとケーブルを集めればすぐにパッチケーブル自作に取りかかることができます。

簡単に、初期費用なども抑えながら自作に取り掛かれるのがパッチケーブル・シールド自作のメリットですね!

道具その1 ハンダ

パッチケーブルだけにかかわらず、エフェクターの自作などにも欠かせないハンダは道具の一つとして挙げられます。エフェクターやパッチケーブル・シールドに使うハンダは、錫(スズ、Sn)と鉛(なまり、Pb)が 約6:4の比で混ざってできた共晶はんだと呼ばれる合金が一般的。

また、音楽系で最も人気があるのはこのKester 44というハンダですかね。

道具その2 はんだごて

ハンダを溶かすためのはんだごても必須。こいつがないとそもそも自作なんてできないですからね。

エフェクターの自作の際は先端の細いものを良く利用するのですが、パッチケーブルでは先端の面積が少し広いものを僕は使っています。そんな感じで用途に合わせて先端を交換できるはんだごてがおすすめ。

はんだごてについてはおすすめを別の記事でまとめていますので、参考までに!

道具その3 ペンチ

あたりまえのように必要な工具ですが、パッチケーブルには必要ないと勘違いしていらっしゃる方も多いみたいなので載せておきます。

パッチケーブルを自作するときにはペンチでケーブルとコネクタをしっかりと固定してから接着しますので、これは必須。どんなものでも基本的には大丈夫ですが、ちょっとコンパクトめなものの方がエフェクター自作のときにも使えて便利かな。

道具その4 ニッパー

ケーブルを切断するニッパーも忘れずに。

ニッパーはより細かい作業ができる物の方が良いです。自作した事がある方ならわかるかと思うのですが、パッチケーブル自作の際には表面の皮膜と内部にある皮膜を別々にきらなくてはならない。

絶妙な力加減が必要なので、こちらもコンパクト目なものがおすすめ。ワイヤーストリッパーなどの便利な道具もありますが、価格が高いですし、正直これで事足ります。

 

パッチケーブル・シールドを自作するメリット

実際、パッチケーブル・シールドというのはもはや自作するのは一般的。シールドはまだしも、ボードの中に大量に利用しなければならないパッチケーブルは自作モノを使っているのがほとんど。

どうしてこんなに自作が人気なの?というのは3つ、理由がありそうです。

高価なパッチケーブルが通常の半額ほどで手に入る

パッチケーブルは本当に安くそろえようと思えば購入しても1本500円ほどで手に入ります。しかし、そのようなパッチケーブルは劣化が多いのが現状です。エフェクターを4つつないでいるとパッチケーブルは3本必要となります。単純に計算してこの状態ではそのパッチケーブルが劣化が激しいものであればその3倍の劣化がおこる事になります。

ですので、パッチケーブルを良い物でそろえる事はミュージシャンとして必須なことなのです。

自作するのが非常に簡単

パッチケーブルは材料も道具も安価で、かつ簡単にそろいます。また、自作するのにも2点をハンダ付けするのみで済んでしまうため、購入するのがばからしくなるほど自作は簡単なのです。

長さを自分の好みに調節可能

エフェクターボードをしっかりとくんでいる方でしたらわかるかと思うのですが、購入したパッチケーブルだと長さが中途半端になってしまってスイッチを踏むときに邪魔になってしまう事もあります。自作パッチケーブルですとそのような悩みもなくなり、自分の思い通りの長さで思い通りの方向にパッチケーブルを自作する事ができます。

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ソルダーレスのパッチケーブルもあります。

自作するのが主流のパッチケーブル。

ここでは4つ道具をご紹介しましたが、最近ではそもそもハンダを使わなくてもいい”ソルダーレスケーブル”というものも発売されています。これであれば道具はペンチくらいで済んでしまう。

道具を集めるのもめんどくさいという方にはぜひ一度おためしいただきたいものです!

 

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