ハイファイなオーバードライブ Suhr Shiba Driveのサウンドレビュー!
さて、最近Suhr Riotを自作したところなんですが、これがかなり高品質のディストーションで、相当気に入っています。
ただ、あくまでディストーション。オーバードライブでLandgraff DODを超えてくるものはいないのか。
ということで、今回はRiot と同じSuhrから出ているオーバードライブエフェクター、Shiba Driveのサウンドレビューをしてみましょう。
このアルミ削り出し個体が惹かれますが音は一体どうなのでしょうか。
Shur Shiba Drive レビュー
青い個体がかっこいい!Shiba Driveの評価は?
さて、まずはお馴染みの評価をしてみましょう。
歪みの大きさ | ★★★☆☆ |
操作性 | ★★★★☆ |
ノイズの小ささ | ★★★★★ |
音作りの幅 | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★★☆ |
はい、比較的評価は高めです。100点満点でいったら85点くらいはとってくる優秀なエフェクターですね。
歪みの大きさは大きくないです。が、他のオーバードライブと比べると歪む方かもしれない。
正直に思った感想としては、やはりRiotに似ており、余計な高音域成分と低音域成分はカットしているミッドレンジの効いたサウンドであるという部分ですかね。
余計な部分をカットしているからか、ノイズは非常に小さい。本当にハイファイ(高品質)なエフェクターです。
音作りの幅という意味では正直、RiotもShiba Driveも極端に広くカバーしているというわけでもありません。しかし、最もカバーしたい音域・音質の部分はしっかりとカバーしているというイメージのエフェクターです。
Shur Shiba Driveのサウンドレビュー
それでもまぁ本当の音を聞いてみないとわかりませんね。ということで早速動画を見てみましょう。
うむ、サウンドとしては少し丸みを帯びている感じがしますね。
しかし不思議なのが、ちゃんとミッドレンジが伸びてエッジが効いているということ。先ほども話したように高音域と低音域は削っているエフェクターなのにしっかりとエッジが効いている。矛盾しているような気がするのに不思議と気持ちが良いのはなんでなんでしょうね。
歪みの音は細かめなイメージがします。アンプライクなオーバードライブと言えるでしょう。
各ノブの使用感について
これは本当にRiotと似ているというかほとんど同じ。
Volumeノブは少し良く倒した方がしっかりとしたコシのある音になりますが、他のDriveノブやToneノブはどのポジションでも使える音。ここは本当にSuhrのエフェクターの良いところ。
smoothのスイッチの使用感もRiotと非常ににています。ミドルレンジの出方を調整する用途で使います。中央で止めると気持ち音量が増すのも同じような感じですね。
使用感総評・まとめ
まず、シングルコイルのギターにぴったり合います。
これはShiba Driveの丸みを帯びたオーバードライブエフェクトの削られている部分をしっかりと補ってくれるから。愛称はハムバッカーよりも相性が良さそう。
あと、ノイズがめちゃくちゃ少ないことも特徴の一つ。シングルコイルでもほとんどノイズを拾うことはありません。これは独自のノイズ低減加工とアルミ削り出しケースが関係していて、自作エフェクターではなかなか真似できない部分ですね。
ただ、使ってみたら確実にレギュラー入りしてくれるのですが、これが完璧なサウンドというわけではない。95点は確実にとってきますが、120点は取れないエフェクター。
ただ、120点を取ってくるエフェクターって他の部分では60点だったり70点だったり使いどころに困ります・・・が、Shiba Driveは全てにおいて95点をもぎ取っていきます。
不思議なエフェクターだ・・・・
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2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
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