ギター・エフェクターの自作、レビュー等の情報発信ブログ

エフェクターの種類とその効果について~代表的なエフェクターも含めてご紹介~

 

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本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。

今回はちょっと初歩に立ち返って、エフェクターの種類とその効果について語っていきたいと思います。自作をしているとちょっと変わったエフェクターに出会うこともしばしば。

結構な量のエフェクターを弾いている方だとは思うので、少しでもお役に立てれば・・!

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歪み系のエフェクター

オーバードライブ

まずはやっぱりオーバードライブでしょうね。どんな曲にも多少含まれているエフェクトなんじゃないかな。オーバードライブとはその名の通り、“オーバー”な”ドライブ”です。

もともと昔はアンプなんてなく、クリーンの音したいじれなかったので、仕方なく音量を上げて少し歪ませて利用していたみたいです。その時の音がオーバードライブの由来になっているそう。

オーバードライブはかなり奥が深いですよね〜歪みの度合いも違いますし。端的に、ディストーションとのジャンル分けが難しい。

あまり試したことのない方は強すぎない歪み程度に覚えておくといいかもしれません。

代表的なのはTS-9とかかなぁ。TS(チューブスクリーマー)系というのがオーバードライブの主流な気がします。

やっぱりBOSSが定番には入ってきてしまいますね。これ一台で十分なんじゃないの?なんて話しもちょくちょく出るくらいロングセラーの商品です。

ディストーション

こちらはまずwikiを参考にしてみましょう。

主にエレキギター等の音響信号を増幅回路で増幅した後、クリッピング素子に過大入力として与えることで、意図的に歪ませる。クリッピング素子とは、入力信号をある電圧以上にさせない素子であり、ディストーションにおいては多くの場合ダイオードが用いられる。

出典:ウィキペディア

わかりにくい!

要するにオーバードライブとは違ってわざと歪ませたのがディストーションという感じ。音の質としては

「シャリ」

という倍音成分が入っているものが多いような印象ですね。

代表はやっぱりBOSSのディストーション・・・ですがBOSS DS-1Xをお勧めします。こっちになってから音の解像度や分離感が段違いになっています!

DS-1を買うなら少し高くてもこっちがおすすめです。

一応ジャンルとしてはディストーションらしいBig Muffというエフェクターもあります。ただこいつはディストーションと謳う割には結構潰れたような音が印象的で、音だけ聞いたら確実にファズなんだよなぁ・・・

ファズ

現代の音として利用している人は少なく(多分)、僕も個人的にはあまり使わない。でも実は歪みエフェクターの元祖というのがファズです。

はじめに作られたのは1960年代と言われていて、アンプを歪ませるだけでは物足りなかったギタリスト達のために、わざと歪ませるペダルを作ったのがファズです。

基本的にはトランジスタで音を増幅させてわざと潰れたような音を出す効果があり、ディストーションや、特にオーバードライブとは音の性質が違ってきます。

ファズだとファズファクトリーは有名かなと思います。結構飛び道具的な使い方ができるのが特徴。ファズらしい音からディストーションに近い音、ブチブチという音などが出るのが特徴です。

これは最高に凶悪なサウンド。「バコーーン!!」という感じの強烈なサウンドが特徴的で愛用している方も多いのではないでしょうか。

これは動画を残しておいた方がわかりやすいですよね。

 

さて、歪みが一番深い部分だったのですこしお話が長くなってしまった印象がありますね。まぁ誰でも持っているべきエフェクターですからね。単純なことを言うと、歪みの量が

オーバードライブ<ディストーション<ファズ

のような構造が成り立つことが多いのですが、そこがそのまま当てはまらない部分も多いです。それはやはり感覚で覚える部分も大きいかもしれませんね。

 

空間系エフェクター

リバーブ

リバーブはいわゆる残響の効果を出します。なんかこう言うのは聞かないとわからないのかも。

これが僕の好きなHoly Grailというリバーブ。

なんかわかります。お風呂で歌った時の反響音のような感じです。

ホワン ホワン ホワン」

ではなく

ホワ

という連続的な変化が特徴ですね。

リバーブはだいたいどのくらい反響させるのかを調節するだけなので1ノブなどのものが多いのですが、
このHole Of Frameなどはかなり色々な調節ができますね。

ディレイ・ルーパー

ディレイ・ルーパーは一度入った音を再度取り出す動作をします。

ホワン ホワン ホワン」

のような効果があります。こっちの方がリバーブよりも利用する機会は多いかもしれませんね。これも例がないとわからないかもしれませんね。ということで参考の動画を。

これパスピエのとおりゃんせという曲ですが、冒頭の部分のギターにはディレイが使われています。

おすすめ、定番はやっぱりBOSSでしょうね。DD-7はかなり人気で、中古でも全然売れまくりのエフェクターです。結構色々弄り倒せるのが嬉しい。

弄り倒せるといえばやっぱりTC Electronicのもおすすめ

使っている人は多いですよね。音質もデジタルクオリティで使う場面はかなり多いです。

ちなみにルーパーというのは極端にディレイタイムが長いもののことを言います。

このループステーションでは1フレーズを録音して常にループさせておくことができます。

曲中で使うことは少ないですが、しっかりと効果的に使えれば耳に残るサウンドメイクができますね・・・・!

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モジュレーション(揺らし)系

コーラス

さて、ここからは音を揺らす系のエフェクター。コーラスというのがモジュレーションの代表的なエフェクターですかね。

入力された音を2つにわけて、一つはそのまま、片方はショートディレイをかけて音程を少し揺らしてまぜあわして独特な音を奏でます。

う〜ん、説明してもわからないですよね。。

ということで音を聞いてみましょう。

どうでしょうか!独特な音ですよね!?コーラスのエフェクターなんてどこで使うんだ!と思われがちですが、うすーくかけても味が出るし、意外に使い所が多いのがコーラスエフェクターの特徴です。

ディレイなんかよりもコーラスの方が使うかも。

代表的なのはやっぱりSmall Cloneかな?

カートコバーンが愛したことでも有名なエフェクターですね。

結構コーラスには特徴的なものが多く、アナログコーラスとデジタルコーラスでも微妙に音の温もりが違ってきます。別の記事でコーラスをランキング形式でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

【超おすすめ】コーラスエフェクターランキング!

 

 

とりあえず今日はこんなところで!また随時更新していきます!

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2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング

2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。

↓↓気になる方はチェックを!

【2018年版】おすすめのディストーションペダル総まとめ!

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