TONE DIVE | 自作エフェクター・ギター研究所

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Suhr Riotの自作について【実践編その2:〜完成編】

   

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さて、前回のRiotに引き続き、自作についてご説明します。今回でやっと完成してあのハイゲインディストーションが手に・・・!とはならず。どこか欠陥があったようです。しかし、ちゃんと完成まで持っていくことができましたので、長いですがおつきあいください・・・

前回の記事はこちら→Riot自作その1

さて、実際に完成まで持って行ったその手順をいざ、公開していきましょう。

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Suhr Riot自作 続編

失敗編をさっとおさらい

はい、前回に引き続いてさくっと基板にパーツを取り付けてみました。ちなみに、いつもオペアンプはICソケットをつけるようにしています。壊れないようにというのもありますけど、後でオペアンプの違いによって音の変化を比較できるということがメリットですね。

2つセットでも売っていたのですが、送料と比較するとかなりコスパが悪いので10個セットをおすすめします。

また、僕はゲルマニウムダイオードなんかの壊れやすい部品にはピンソケットを使っていますね。

まぁ失敗がないようにこういうのは揃えておいて損はないですね。

さて、実際に基板を取り付けたものがこちら。

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ON-ON-ONスイッチは基板に直接つけました。

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さて、音だしだ!アダプターを刺して・・・・

LEDがつきません

あれこれやってみたけどどうにもつきません。配線は間違っていないのですが・・・仕方なくはずそうとしたらついに「ピカッ」と光りました!!!

3mmのLEDを買ったのですが、それに合わせて3mmのドリルがピッタリすぎてはめるとショートしてしまうみたいです。LEDって3mmのものを買ったらだいたい3.1mmくらいなんですって。

さて、光ったところでいざ音だし!スルー音はなります。スイッチON!!

少し音が大きくなるだけでした・・・あれこれやったのですが、変化はなく、ゲルマニウムダイオードやスイッチを外しても音がでるので、おそらくどこかがショートしているみたいです。

隣同士のハンダが付いてしまっている部分はないので、エッチングがうまく言っていなかったのでしょう。諦めて違うレイアウトを利用する事にしました。

Riot自作を新規レイアウトで挑戦

さて、気を取り直してRiotの違うレイアウトを発見したのでこれで自作します。Homemade FXさんのレイアウトですね。

今回使ったレイアウト

SHAKEさんのレイアウトと材料が少し違いますね。

おさらいしておきましょう。

抵抗

  • 1K 2つ
  • 470K 1つ
  • 10K 1つ
  • 1M 1つ
  • 2M 1つ
  • 470 2つ
  • 8.2K 1つ
  • 11k 1つ
  • 20K 2つ
  • 100k 1つ
  • 100 1つ
  • 220 1つ

コンデンサ

  • 0.022μ 3つ
  • 100p 2つ
  • 0.22μ 1つ
  • 2.2μ 1つ
  • 47μ 2つ
  • 10μ 1つ
  • 0.1μ 1つ
  • 33p 1つ
  • 1μ 1つ

その他

  • オペアンプ( JRC4580) 2つ
  • 1N34A 4つ→1N60
  • シリコンダイオード51 2つ→1N914
  • 1N4001 1つ→1N4007
  • 赤色LED 2つ
  • 青色LED 1つ
  • 可変抵抗 100k B
  • 可変抵抗 10k A
  • 可変抵抗 10k C
  • ON-OFF-ONスイッチ(3端子)→今回はS015というスイッチを使いました。

このような感じですかね。

代用品は部品の右に→で記載しています。ゲルマニウムとかはもはや定番ですね。

今回特殊なのはスイッチです。本来であればMTS-2033というものを利用するのですが、もう手に入りません。そこで今回はギャレットオーディオさんで売っているS015というスイッチを使いました。

購入すればわかるかもしれませんが、スイッチに切り欠きという溝があります。それがMTS-2033とS015では逆についているので反転させて利用しましょう。

Press n Peel Sheetでの基板エッチング→音だし

さて、前回のものは基板のエッチングの際に問題があったと思うのでもうあんな危険なことはしたくありません。きれいに基板を作りたいですしね・・・

そこでPress n Peel Sheetというものを利用する事にしました。これはAmazonで売っています。

これでやる方法は後日ご紹介しますが、こんな感じのきれいな基板になってくれます。

riot-jisaku2-4

さて、ここまでいったら後は配線。音だし。慎重に部品をはめ込みました。はめ込むとこんな感じになります。

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かなりギチギチですね。笑はみ出て入らない部分はヤスリで削るハメになりました・・・

さて、ギチギチはいいから音・・・!おそるおそる音だししてみると・・・出ない!?

いいえ、今回はVolumeを下げてしまっているだけでちゃんとしたディストーションサウンドがでましたよ。いやそれにしてもめっちゃ良い音です。気持ちのよい倍音とミッドレンジの太さがかなりアツい。

ON-ON-ONスイッチは左に倒すとゲルマニウム、真ん中がシリコンダイオードと青色LED(本家はツェナダイオードだったかも知れません)、右に倒すと赤色LEDがしっかりと点灯します。

ちゃんと目でも確認できますね。

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いやそれにしても音が出てよかった・・・音のレビューはまた後日書きますね!

まとめ

あまり長すぎると見る気が失せると思ったので駆け足になってしまったかもしれませんがいかがでしたでしょうか。

おそらくいままで自作してきたエフェクターの中で最も音の良いエフェクターだと思います。

歯切れの良いディストーションサウンドもそうですし、低ノイズ、ピッキングへの追従度合い、どこをとっても満点に近いできばえ。最高で、じつは自作してから毎日弾いています・・・

あ、そういえば一点気になった点が。このレイアウトGainの1と3の端子につなぐ線が逆だと思います。おかげで僕はGainが逆に付いてしまいました・・・・まぁ自作エフェクターって感じがしてこれもいい味として受け取っていますけどね。笑

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