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MXR Prime Distortion レビュー!安い!お手頃ディストーションご紹介

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先日安くてついつい購入してしまったMXRのPrime Distortion。かなり安いくせに結構音はよく、おそらく万人受けするようなエフェクターなのでレビュー・評価もかねてご紹介していこうと思います。

ちなみにPrime Distortionはこちら

他の方の意見も交えつつ、僕の個人的な意見を合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください!

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MXR Prime distortion レビュー・評価

まず採点していきましょ!

いつもの採点から入りましょう!

歪みの可変域 ★★★★☆
操作性 ★★★★☆
ノイズの小ささ ★★★☆☆
音作りの幅 ★★★☆☆
価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆

すんげー普通の評価になっちゃいましたw

結構巷で、「すごく歪むディストーション」と言われていますが、そうかな?ディストーションとしてはハイゲインまでいかないと思います。あくまでクリッピングしている音ですので。

RiotやVivieのModern Ravenなんかと比較するとやはり倍音の「シー」という超高音は出ていません。結構珍しいハイミッド中心の音ですね。

操作性は一般的な3ノブ構造で非常に優れていますね!Toneをまわしていくとハイと共にハイミッドも持ち上がる感じがあります。「鉄板で油がはねているような音」という表現がされることがありますが、すごく的を得ていると思います。

 

個人的な感想として、BD-2と音が良く似ていると思います。僕は自分でBD-2を自分でローが良く出るように改造しています。
BOSS BD-2をkeeley MOD に改造しよう!【その1】

このMODしたBD-2と比較すると倍音の感じが似ているような気がします。ただし、BD-2のToneがMAXのときと、Prime DistortionのToneが12時の時が大体同じ音で、少しPrime Distortionの方が歪む感じがあるので可変域ではPrime Distortionに軍配があがります。

ただ、少しローが少ないかな?とも思いますね。これは80’s ディストーションサウンドを意識しているからでしょうか?

 

また、MXRだと有名なのがDistortion+だと思います。

こいつはローがしっかり出ていて少しファズよりなディストーションみたいな印象でしたので、今回のPrime Distortionのようにハイミッドが良く出るディストーションとは少し質が違います。

ただ、Toneがある分Prime Distortionの方が少し使いやすいかもしれませんね。

Prime Distortionのノブの感じもレビュー

ノブのいじった感じをご紹介・レビューして行きましょう。

まず、OUTPUTノブですが、さすがMXRですね。かなりうまく調整されていて、12時の方向が原音とフラットになっています。調整しやすいノブで「13時以降から急に音量があがる」とかいう問題もありません。

 

DISTORTIONノブは他のエフェクターでいうGainノブですね。クランチからハードなディストーションまでカバーしていますが、クリーンにはなりません。

またさすがMXRと思ったのが、最小まで下げても音量が変化しないという部分。Gainノブとかって下げると音量が下がってしまうエフェクターとか多いのですが、このエフェクターなそんなこともありません。

いじった感じとしては12時まではクランチ〜オーバードライブで、そこからディストーション、2時の方向を超えるとぐっと倍音があがります。

 

TONEノブは可変域がすごく大きいですね。先ほども言ったかもしれませんが、12時でBD-2 MODのMAXくらいまでハイがあがります。いつも僕はToneは上げて弾くのが好きなのですが、Prime Distortionでは12時で十分。

そこからハイミッドブースト的な感じで使っても面白いかもしれません。

MXR Prime distortion の外観・中身を見てみよう!

まずは外観

僕は初めこの外観に惹かれて購入しました。笑

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オーソドックスな3ノブで、LEDは5mmの着色赤色LEDかな。ノブがは軽すぎず重すぎず、回しやすいですね。

横からみるとこんな感じ。

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センターマイナス9V電源のみですね。間違ってもセンタープラスとか、18Vとかつながないように注意しましょう!

中身を見てみましょう。

せっかくなので中身も見てみましょう!

まず裏蓋。

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ケースはアルミダイキャストですが、MXRで独自に作っているもののようですね。さすが、大きい会社は違うなぁ・・・気にせずに中身をパシャリ。

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基板はぎっしりと詰まっていますが、そこまで部品数は多くなさそう。BOSSのBD-2とかは部品数がえげつなかったですからね。

一応基板を取り出してみました。

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そして部品面はこんな感じ。

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全部チップ系の部品ですね。フットスイッチは6ピンだからトゥルーバイパスではなさそう。

もういっちょう違う角度から。

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オペアンプは可変抵抗の下にありました。

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番号見えたけど・・・忘れちゃった・・・笑

でも一般的な4558みたいな番号ではなかったですね。

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まとめ

いかがでしょうか。MXRのなかではDistortion+がやはり有名なのでその影に少し隠れてしまっているような印象ですが、この価格でこの音であれば十分なパフォーマンスでしょう。

音は硬めなので少し暖かみのある音が好きな僕にとっては少し物足りないかな〜とも思っていますが、この音を出すエフェクターっていままであんまりあった事ないんですよね。

ハイミッドあたりを持ち上げるディストーション。そういえばXotic Bass BB Preampとかはギターで弾くと近しい音になったような・・・

もしかしたらベースにもあうかも?と思わせるわくわくするようなエフェクターでした。

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