スイッチの構造について
今回は自作エフェクターには必ず使うと言っていいほど使用するスイッチについてその種類や構造について解説して行きます。
自作エフェクターの利用するスイッチについて
スイッチの種類
スイッチにたたくさんのスイッチがあります。エフェクターで一番使うのは下の画像にもあるような3PDTフットスイッチでしょう。
このスイッチによってトゥルーバイパスが実現されます。ほとんどの場合はトゥルーバイパスを実現するときに3PDTスイッチを利用します。
トゥルーバイパスというのはエフェクターの音をOFFにしている時に、OFFにしているエフェクターの音への影響を最小限にする効果があります。逆に言えば、トゥルーバイパスではないエフェクターは音痩せなどの音質変化が必ずといっても良いほどついてきてしまいます。
しかし、エフェクターの中にはKlon CentaurのようなエフェクターOFF時の音質変化まで評価に含まれているエフェクターもあります。そういうエフェクターの変わったプレミア感って不思議ですね・・・
さて、話を戻します。
スイッチには紹介したフットスイッチの他にトグルスイッチやスライドスイッチなど、さまざまな種類の物があります。主に使うスイッチはオルタネイトというタイプですが、モメンタリという押している時だけスイッチオン、離せばオフとなるスイッチもあります。3PDTスイッチではなく、DPDTスイッチなどの6ピンしか無いものもあります。
そんなたくさんあるスイッチの中から、今回はエフェクター自作で一番使うであろう3PDTスイッチの構造ついて見て行きましょう。
3PDTスイッチの構造
3PDTスイッチは上の画像のようにつながる場所が上下で切り替わるようになっています。DPDTだと下の画像のような感じに切り替わります。
よくあるのが、スイッチを90度回転させてつけてしまうミスです。DPDTスイッチでは6ピンなのでそのようなミスはおこりにくいのですが、9ピンの3PDTスイッチですとこのような間違いを起こしやすいです。このサイトではしっかりと向きがわかるように図をかいているのでちゃんと確認してからハンダ付けしてください。
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