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単線と撚り線、自作エフェクターの内部配線は何が良いのか

 

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エフェクターの内部配線に使う線って迷いませんか?単線と撚り線で音が変わるのではないかなど不安が多々あると思います。今回はそんな悩みを解消するために内部配線に使う単線と撚り線についてまとめてみました。

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自作エフェクター内部の配線は単線と撚り線どちらが良いのか

エフェクターを自作している人では賛否両論

エフェクターを自作するとき、私は基本的に撚り線を使っています。ちなみに僕が使っているものは下のもの。

特に理由がある訳ではなく、友人と最初に始めた時により線を使っていたので今まで単線はほとんど使わないできました。そこで少し気になったので、ネットや聞き込みで単線と撚り線(よりせんといいます)のどちらを使っているかを調べてみたところ、だいたい半々だと言う結果が出ました。(若干撚り線の方が使っている人が多かったです。)

音に関しても内部の配線をかえてみて大きく変わったようには見受けられないという意見が多いので、そこまで気にしている人はあまりいないようです。

ちなみに、撚り線を利用している方に伺うと単線は配線はしやすいが芯が折れやすいという意見が多かったですね。

単線と撚り線の違いを比較

撚り線の特徴

何本もの細い導線が束になっている線を撚り線と言います。

撚り線は何本もの細い線でできているため、接合する前に接合部分に容易に絡めておく事が出来、安定したハンダ付けができます。また、何回でも折り曲げが可能なので、やり直しが何回もできます。あ、もちろん限界はあります。

ただ、折り曲げが何回もできるという事は折り曲げても形が固定されない事とイコールなので、単線よりも配線がしにくいといわれています。

一応、一般的な撚り線は以下のベルデンの8503(AWG22)です。AWG22というのは太さの単位で線芯の太さが0.64mmほどの物をさします。エフェクターの内部配線ではAWG24ほどのものも使われるようです。

最近は僕もこのベルデンの8503をよく使っています。これ何がいいって、より線のくせに結構形状が固定される感じがあって配線しやすいです。

単線の特徴

単線は先ほどの撚り線とは違って、一本の導線からできている線のことを言います。

一般的に、単線のほうが音も安定していると言われていますが、自作エフェクターの内部配線で使う分にはほとんど変わらないようです。

単身の特徴としては、あまり曲げたり直したりするとすぐに折れてしまいます。だいたい3回ほどおり直すとアウトでしょう。しかし、折り曲げが何度もできない代わりに形状の記憶がよいので配線がしやすいというメリットもあります。

個人的に、単線ではオヤイデのAWG24のものがおすすめです。銀線と銅線がありますが、エフェクターの内部に利用するので銅線で十分です。

※2016年12月15日追記

僕は単線も最近利用するようになったのですが、それでもより線が中心で、ここぞ!という時にしか単線は利用しませんね。

まとめ

結局どちらがよいのか、私が独自に判断したところ、単線の方が配線自体はしやすいようなので、GNDなどのもう配線したらあまり動かさないような部分は単線をお勧めします。

スイッチのや基盤などでは細かく動いてしまう事が多いのでより線の方が何かと都合が良いと思います。

そんな二つも買うお金がないという方はより線をそろえておけば問題はないでしょう。実際に利用してみて自分が使いやすい方を選ぶのが一番ですが、自作エフェクターをまず一つ作って見たいという方は撚り線を持っておきましょう。

まぁ、あとは使ってみて個人的に確かめてみるのがいいですね。

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