providence Provolt9が独立型なのにお手頃価格でおすすめ!
いつもTone Dive(@effector_guitar)をご覧いただきありがとうございます。
先日ProvidenceのProvolt9を購入しました。Providenceと言えば国産でかなりクオリティの高いエフェクターなどを出しているブランドですね。
このプロビデンスのパワーサプライ、Provolt9(PV-9)の特徴はなんと言っても低価格ながらの独立型電源仕様ですね。これでノイズともおさらばか?
Providence Provolt9が独立型パワーサプライでは非常にお手頃でおすすめ!
独立型パワーサプライとは??
独立型パワーサプライとはその名のとおり、端子が独立しているパワーサプライのことを言います。
さて、これが中身の比較。右の青い方が独立型パワーサプライのProvolt9です。
左はCAJのAC DC STATION ですね。
今はバージョン4が最新版。Provolt9よりも少しリーズナブルですね。
CAJのほうをもう少しズームアップ
電源の部分が導線ですべて共有されている事がわかりますね。
こちらも比較的構造は簡単そう。この基板の裏まで見たかったのですが、ガチガチに固められていて見れなかったです。何かあるのかな・・・?
さて、中身は違う事がわかったのですが、独立型電源とはどのようなメリットがあるのでしょうか。
独立型電源のメリットはノイズが入りにくいこと。
アナログエフェクターとデジタルエフェクターを同じパワーサプライでつなぐと、普通はノイズが大きく入ります。(原理は割愛)
そんなノイズも独立型パワーサプライなら問題なしですね。
Provolt9のすごいところ4選
ショートプロテクション&オート・リカバリー機能
各DC出力にはショートプロテクション回路というものが内蔵されています。なので、万が一どれか一つがショートしても他につないでいるエフェクターには影響がありません。
また、その出力がショート状態から自動的に復帰するそう!なのでとりあえず壊れる心配がほとんどないってことですね。
オート・ボルテージ・コントローラー機能
エフェクターに一番良い電源は昔から電池と言われています。その理由は電源ノイズが少ないことと、電圧が高いこと。9Vと言っておきながらこのようなアルカリ電池は9.6Vくらい出力が出ます。
一般のパワーサプライってだいたい9Vくらいで出力が統一されています。みなさんのイメージでもエフェクターは9Vのイメージが強いでしょう。
しかし!Provolt9は出力が9.6V仕様!この0.6Vでかなり音のハリに違いがでますね。
高品位な音質が得られるダブル・フィルタリング機能
Provolt9の各DC出力はダブル・フィルタリング機能というものがついており、非常にノイズが少ないです。高品位なサウンドを得るためには必要不可欠!
ハムノイズの発生を抑えるスターグランド
一般的に複数のDC出力を持っているパワーサプライは、DC出力ジャックの端子部でパラレル配線されているためハムノイズ発生の可能性がありま す。
Provolt9は各DC出力のグランドをスターグランド配線にすることで、ハムノイズの発生を抑えているそう。徹底的なまでのノイズに対する意識が垣間見えますね。
まとめ
さすがプロビデンス。
ノイズに対する意識は尋常じゃありません。単純に上記のような機能がなくてもこの価格で独立型であれば十分。
独立型電源のパワーサプライだとやはりこのくらいの値段はしますね。まぁVooDooのものはかなり王道ですが。
単純なパワーサプライではもうこんな価格でも販売されています。
高品位のエフェクトを求めるのであれば、独立型のものは必要不可欠なパワーサプライでしょうね。
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