【独断】BognerのEcstacy Redが最強のディストーションだと思う
前々からかなり思っていたこと。もちろんエフェクターそれぞれに良さとかがあるので、一概には言えないですが、僕個人としてはBognerのEcstacy Redがディストーションの中では最強だと思っています。
値段は少し高めではありますが、許容範囲。どこがいいのかちょっとみなさんに知ってもらいたいので、レビューもかねてぜひ紹介させてください。
BognerのEcstacy Redが一番だと思う理由
弾いてみて間違いないと思った。
まぁまずは自分の感性。
超HiFi
という感じですかね。
先日気になっていた3つのエフェクターを弾いてきました。
Ecstacy Redの他に、Bognerから今年の2月に国内販売が開始されたLa Grange。
あとは最近本当に注目を集めているFree The ToneからIRON FOREST
の合計3つですね。
La GrangeはPlexi系のエフェクターなので少し性質は違いますが、Free The ToneのIRON FORESTはかなり期待していました。
結果的にはEcstacy Redの圧勝。ちなみにアンプはマーシャル、ギターはストラトを使いました。
まず、La Grangeは結構ローファイ系のエフェクターで少しブーミーな印象がありました。僕はハイファイなエフェクターの方が好きなので、あまり好みではないかも。
IRON FORESTはあまりにも期待はずれ。確かに音域幅は広いのですが、音がかなりフラットで味気ないです。ミドルが全然でてないっていうのかなぁ〜
店員さんと詳しく話してみました。
僕:IRON FORESTって全然使えなくないですか?
店員:Free The Toneのエフェクターって良くも悪くもかなりフラットなんです。だから単体で使うというよりはアンプの味付けに使うっていう感じが正しいんですよね。
僕:(それってアンプをめっちゃ選ぶエフェクターということでは・・・?)
店員:La GrangeはJCM45系のアンプをBognerなりに解釈したエフェクターで、ハイファイからローファイまで幅広く出せますね。
ということでした。その2つのと比較したからか、Ecstacy Redは正直圧倒的。何が良かったかは以下にまとめています。
音の幅が広い
Ecstacy Redはノブが4つにトグルスイッチが4つとかなりの高機能ですね。ノブとトグルの機能は以下に記載しました。
- マスターコントロール:volume、treble、middle、bass、gain
- variac On/Off スイッチ:電圧が降下したときのようなコンプレッション感をサウンドに加えます
- modeスイッチ:tight、mellow、fullを切り替えて、全体的なEQカーブとゲインレベルを設定します
- pre-eqスイッチ:B1、N、B2を切り替えて、サウンドの「オープンさ」と、高域の倍音をコントロールします。
- structureスイッチ:100、101、20th Anniversaryを切り替えて、Ecstacyアンプの各世代/モデルのEQシフトとゲインストラクチャーを選択します。
この多機能さでかなり音の幅を効かせることができます。
多機能すぎて使いづらいかとも思ったのですが、意外とそんなことはなく、スイッチ一つ一つが良い効き具合を持っているので音を出しながら調節がしやすいです。
フットスイッチが好き
Bognerのフットスイッチが好きです。
これCarling製のやつでアホみたいに高いんです。でも耐久性と押し具合がピカイチ。
値段に納得できる。
エフェクターっていくらから高いといえるのでしょうか。僕は3万円がボーダーかなと思っています。
それでいうと少し高い。・・・と思ったのですが、この高機能さ・使いやすさ・音の良さ・パーツへのこだわりなどすべてをひっくるめるとむしろ安いと感じます。
いまでは5~6万円もするエフェクターってざらですからね。ここまで作り込まれていてこの値段であれば僕はこのエフェクターを間違いなく選びますね。
まとめ
やはり文面だけではなかなか語れませんが、良いエフェクターペダルであることは間違いないです。
というか、そもそもやはりディストーションはディスクリート回路(オペアンプを使わない回路)が一番だと思っています。
その中の最高峰がこのEcstacy Redだと思います。もう買ったら手放せないですよ。この感動をみなさんもぜひお試しください!
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