自作は難しい!フェイザーとはどういうものなのか。
皆さんはフェイザーというものを知っているでしょうか?
凛として時雨など、最近はフェイザーというエフェクターを使っているアーティストも多くなっている気がします。僕ももちろんフェイザーが気になっている者の一人。
どうしても気になったので僕もちょっと調べて見ました。使ってよかったおすすめのフェイザー エフェクターから、自作についてのちょっとした豆知識まで広げてお話したいと思います。
フェイザーとは
フェイザーの音
フェイザーの音は少しフランジャーをもっとデジタル化したような音になっています。以下の動画を見てみてください。
新しくバンドを始められた方にとってはこんな音どこで使えば良いの・・・というような意見もありそうですが、思いのほか使う場面が多いのが不思議なところ。
私の好きなバンドのハヌマーンでは、一部分に効果的にフェイザーを使っていました。コーラスとショートディレイをかけて独特の雰囲気をだす彼らが好きなんですよね。
「猿の学生」の最後のサビの途中で効果的に使っているのを聞いて、僕もフェイザーをすぐに買いました。もう解散してしまいましたが、ボーカルの方はバズマザーズというバンドで今もやっているようです。
フェイザーを使うバンドとしては凛として時雨なんかも良い使い方をしているなぁと思います。やはりバンドの方はspeedが短めよりも長めにして使う方が多いようですね。
おすすめかつ有名なフェイザーは?
おすすめかつ有名なフェイザーは以下の2つですね。
ひとつはMXRのPHASE90。
もうひとつはARIONのフェイザー。(こちらは今売り切れているようです。)
上のMXRの方はハヌマーンが使っていますね。MXRのphase90はヴァン・ヘイレンバージョンも売っていて、そっちの方がデザインはかっこいいですね。
アリオンのフェイザーは凛として時雨の方が使っています。このアリオンのエフェクター、どれをとっても安いのですが、フェイザーに関しては特にコストパフォーマンスが良い事で有名です。音痩せもないし、非常に良いエフェクター。音は効いていただければわかりますが、基本的にはそこまでノブを動かして使うエフェクターでもないので、歪みほど説明はいらないでしょう。
その他おすすめのフェイザーエフェクターは下の記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください!
フェイザーの自作について
フェイザーの音を決めるのはFET
フェイザーにはFETと呼ばれる部品が2つついています。phase45では2SK30GRが使われているという話をどこかでお聞きしました。
FETは数値にぶれが大きいのが多く、実はフェイザーの音はこの二つのFETのアンペアの値によってかなり音が変わってきます。誤差がほとんどないようなFETの組み合わせは実際に販売しているエフェクターではなかなかお目にかかれません。つまり、ぴったりマッチングしたエフェクターは自作ならではとなってしまうような、フェイザーは実に自作のしがいのあるエフェクターです。
実際、音は0~3%以内の誤差だとかなり音に深みや広がりがあるようです。逆に誤差10%以上だとかなり音質に劣化があるようですね。まだ実際に自作に取りかかった事はありませんが、いつか取り組みたいですね。
しかし、ここまで調べるとやはりお金がかかってきてしまうようなので、フェイザーは安く欲しいから自作!というわけにはいかないようです。
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
↓↓気になる方はチェックを!