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3ループスイッチャー自作【配線図や中の仕様】

3ループスイッチャーの配線図

自作3ループスイッチャーについて、実際の配線図やレイアウト、注意点にいたるまでを詳しく解説致します。

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自作3ループスイッチャーの実際の配線図や注意点

実際の配線図について

このスイッチャーについての材料についてや、どのような仕様の物を作るのかは前回説明しました。

3ループスイッチャーの仕様やそのための材料

ですので、今回は実際にどのように配線するかを解説します。まず、配線図は以下の画像のようになります。

3ループスイッチャーの配線図

配線が多かったので少し図が汚くなってしまいました。各線について解説していきます。

まず、水色の配線から説明していきます。水色の配線は各sendとreturnから出ている線を示しています。A,Bのsendとreturnはすべて4PDTスイッチにつながっていることから、A,Bループの制御(切り替え)は4PDTスイッチがすべてを担っている事がわかります。

 

今回に関して、OUTPUTや各send,returnにはGNDにつながっていない事がわかりますが、ここが信号がパッシブであるスイッチャーならではの特徴だと言えます。

黒の線はいつも通りGNDの事を示していますが、見る限り一本しか出ていませんね。

オレンジの線はINPUT,OUTPUTから出る線で、見ていただければわかるかと思います。黄緑の線はスイッチ同士の接続を担っていますが、本数はあまり多くはありません。余談ですが、スイッチに配線するときには他の配線と触れないように余計に気を配らなくてはならないので、毛抜きなどで細かい配線をした方が効率よく進みます。

赤線・黄線はLEDにつながっています。赤がLEDのマイナスの側に、黄色がプラスの側につながっているので間違えないようにしてください。

今回、黄色の線に抵抗が一つしかついていないのですが、各線に一つずつ、合計3つつけることもできます。しかし、こうすると余計なコストもかかるのでやめました。メリットもほとんどないですしね。

作る時の注意点

注意点として、スイッチの位置など各部品の配置には気を使いましょう。でないと今回の私みたいにスイッチの位置が近すぎるなんて事になりかねません。また、アルミケースを購入したときにも注意が必要で、部品を並べてみて少し余裕のある物を買っておかないと以外と内部がぶつかったりして配線に苦しみます。

今回のように外から見える部品が多い場合はケースや部品の配置に関してしっかりと考えてから購入するようにしましょう。

ちなみに僕はタカチのMB-14というケースで作りました。

3ループでしたらちょうどいい大きさですね。

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