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【必須】エッチング剤処理の方法

      2016/06/05

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部品の多い、また基盤の大きいエフェクターを自作する時にユニバーサル基盤を使って自作をするのはかなり大変です。そこで、そんなエフェクターに関しては生基盤をエッチングして自作することをが多いです。しかし、このエッチングするための液体にはしっかりと処理が必要なのです。

エッチングの方法については前回の記事でご紹介しましたね。

エッチングには以下の液体を使います。いわゆる腐食剤というものですね。

もっと安いものもありますが、サンハヤトの製品にはしっかりと処理するための薬品がついています。他の商品にもついているのかな?買ったことはないのでわかりません・・・

なにはともあれ、このエッチング剤はしっかりと処理しないと捨てられないので、その処理の方法をご紹介します。

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エッチンング剤の処理の方法

エッチング剤の処理をするのに必要なもの

1、ジップロック

こいつは何回もおすすめしています。エッチングの方法について説明する時にも利用していましたね。そこで使ったジップロックがあるのあればまた別に用意する必要はありません。

2、セメント

最後にセメントでかためた状態で捨てなければなりません。ホームセンターで買ってもいいですし、もしかしたら今なら100円ショップで売っているかもしれません。後で買い忘れたなんてことにならないように準備しておきましょう。

3、バケツ

これ結構重要。あとでエッチング剤の中に粉末状の物質をいれて反応させるのですが、この時に結構熱くなります。その時に液体をつねに冷やしておくための水をいれておきます。僕は風呂のオケで代用しているので、それでも十分ですが、ちょっと危ないイメージがあるので、念のため買っておくことをおすすめします。

いざ、エッチング剤を処理してみよう。

さて、いざエッチング液を処理していきましょう。トップの画像にもありますが、つかったのはサンハヤトのエッチング液。

こいつには付属で黒い粉のAと白い粉のBの二つの粉が付いてきます。ちゃんと見ていないですが、おそらく黒い方はカイロの中に入っているような鉄の粉で、完全に液体を反応させたあとに白い粉で無害な物質に変化させるのでしょう。

ちなみに僕はセメントも含めて、すべてジップロックで整理しています。

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さて、まずは反応後の液体を反応させるのですが、このときかなり熱くなります。どうやら原液だと80℃くらいになるそうですね・・・僕の自作エフェクターの基板エッチングの場合、原液を半分に薄めているので反応させても熱くなりすぎず、危険が少ないです。

エフェクター・ギター研究所の基板エッチングの方法

熱くなりすぎるのを防ぐために、まずバケツに水をはりましょう。深さ5センチくらいあれば十分だと思います。(ちなみに僕は風呂で桶を使っています。)

そしてまずはエッチング液にAの粉を入れましょう。すると結構な熱とともに液体が黒くなっていきます。

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一気に反応すると危険なので、2,3回程にわけて入れることをおすすめします。反応して上の画像のように黒くなったでしょうか。

ここまで黒くなったら白い粉を入れて行きましょう。ここではほとんど熱は出ないので安心です。(多少は熱くなります。)

そしたら少し赤みがかった色になりました。

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おそらくエッチングをしたときの銅が析出しているのではないかと勝手に予想しています。まぁ、捨ててしまうのでどうでも良い事ですが・・・

ここまで反応したらあとはセメントを入れるだけです。ここでも一気にいれないように注意してください。おそらく、入れると「ジュワァ」という音とともに泡が出てきます。気にせずこぼれないように入れ続けましょう。

そしたら下の画像のような感じになります。

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これで処理は完了です。意外と簡単でしたか?後は数日放置して燃えないゴミに捨てましょう。ちなみに、放置したら灰色の石(セメントのかたまり)みたいになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。エッチングというのはエフェクターを自作するときの基板作成でもかなり優秀な役割を持っていて、これによってかなり自作の幅も広がりました。

しかし、エッチング液が危険な液体であるという事もしっかりと理解していただきたい。

これを下水に流すなんてもってのほかですよ。

しっかりと反応させてきちんとした処理の方法を面倒くさがらずに実行しましょう。

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