JHS Pedalsのモダンマーシャルサウンド Angry Charlie レビュー!これは最強の予感
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
これこれ、この感動。「あぁ、エフェクター好きでよかったな・・・」と思えるサウンドがたまーにあります。
今回のエフェクターはその典型例。JHS PedalsのAngry Charlie(アングリーチャーリー)というペダル。先日レビューしたJHSのプレキシ系オーバードライブ Charlie Brown(チャーリー ブラウン)と一緒に今回もSESSIONさんからエフェクターを借りたのですが、まじで借りて良かった。
正直言います。個人的には今までで一番良いマーシャルサウンドでした。
ちょっと熱を込めて。しっかりとレビューしていきます。
JHS Pedalsのモダンマーシャルディストーション 「Angry Charlie(アングリーチャーリー)」
今回のAngry Charlie(アングリーチャーリー)はJHS Pedalsがモダンマーシャル系のサウンドを独自に解釈して作られたディストーションです。
ちなみにCharlesというのがJim Marshall氏のミドルネームらしく、直訳すると「チャーリーの怒り」となります。笑
先日JHSのプレキシ系オーバードライブ Charlie Brown(チャーリー ブラウン) レビュー!という記事でレビューしたCharlie Brownのディストーション版となるのですが、そもそもAngry Charlieのほうが開発は先らしい。
まぁ、この2つのペダルに関しては先か後かという話が付いて回るのですが、内部の回路は全く違うので、もちろん音も違いますね。
Angry Charlieの音や操作感など
さっそくAngry Charlieの音や操作感などを見ていきましょう!
ノブの数はCharlie Brownと全く同じですね。内容も同じで、Gain,Volume,Tone,Presenceの4つ。
そしてToneとPresenceが逆回しなのも同じ。ここさえ注意すれば後は操作で迷う部分はないはず。
全体的にはCharlie BrownよりもAngry Charlieのほうが変化幅が広いので、個人的にはいじりやすい。
EQの幅が広く、使いやすい
このエフェクターを引いて思ったのは「いじりやすい!」というところ。僕は今Fenderのアンプでストラトで弾いているのですが、それでも十分な歪みとEQの変化幅。
なんかスイートスポットがすごく多いな・・・という感じです。どのポジションで弾いても全然イケる。
Charlie Brownの方ではToneで全体を調節して、Presenceで微調整することをおすすめしましたが、Angry CharlieではPresenceの変化幅は結構でかい。
ToneとPresenceという表記はあるのですが、low-toneとhi-toneくらいのイメージで使っても全然支障はないと思います。
アンプライクで非常に気持ちよい・・・
歪みは深ーく歪ませられる。
深い。歪みはすごく深いところまでいきます。JCM800のハイゲインサウンドを意識したエフェクターとのことなのですが、、僕は実機は1,2回くらいしか弾いたことがない。
しかしながらこのサウンドは紛れもなくモダンマーシャルのハイゲインサウンド。なぜかそれがわかるんですよね。。。なぜじゃ。
Angry Charlieに関しては、低ゲインでも使えるのですが、ついついゲインをあげすぎちゃうんですよね・・・なんかMAXまで歪ませても気持ちいいんです。
MAXまで歪ませると音のディテールが崩れ始めるエフェクターって多いのですが、このエフェクターならここまで行っても音の解像度を保っています。
「単音でがっつりとソロだ!」「コードをかき鳴らすぜ!」と、どんな場面でも使いやすいエフェクターです。
ローゲイン音の芯を失わず、ギターボリュームへの反応は非常によい
個人的な印象かもしれませんが、ディストーションってローゲインにすると音のがペラペラになるエフェクターが多くないですか?
結構その印象があったのですが、Angry Charlieはちゃんとその悪い期待を裏切ってくれます。
ここまで下げてもまだ「マーシャルの音」がするんですよね〜しっかりとライブでも使えるサウンド。
しかもピッキングニュアンスやギターボリュームへの反応も非常に良い。なぜここまで完成させて来たのか。これ以上のペダル・・・あんの?笑
動画でも聞いてみましょう
動画でも音をきいてみましょう!
うむうう・・・レスポール、ストラト、テレキャス・・・どれで弾いてもいい音がします。。
4:17あたりから音のレビューが入っていますね。テレキャスターで弾いていますが、音の感じはわかりやすいかと。
ゲインを11時以降どのポジションで弾いても「ザクザク」という感じが得られるのはすごいとしか言えない。
6:23でToneを右回し、Presenceを左回しにしていますが、こうすることでちょっとメタルチックないわゆるドンシャリサウンドが得られますね。
ローゲインでもしっかりと芯を残して・・・やっぱりいつ聞いても気持ちよいサウンドです・・・
回路の中身を見てみよう
さて、Tone Diveとしては外せない回路の中身を少し見ていきましょう。
こちらが全体図。
5mmの赤いLEDが印象的。この部分でクリッピングをしている模様です。僕は今まで3mmのものしか使ったことがなかったので・・・5mmにすると結構音が変わってくるのかな・・・
ちょっとズームしてみました。オペアンプの「LM833」という文字までくっきり。
ちなみになのですが、MI AudioのCrunch Boxとすごい回路が似てるんですよね。というか定数までそっくりなんです。
なんですけど、一点違うのがトランジスタ。Crunch Boxでは回路図を見る限りないですね。バッファーとして入れてるのかな?トランジスタの型番を撮影しておけばよかった・・・
まとめ:個人的には最強のマーシャルエフェクター!
いや〜実際に弾いてみるとこのザクザク感・・・!たまりません。Charlie Brownではちょっとダーティな印象を受けましたが、こちらは結構ブライト。こういうペダルが好きなんでしょうね〜
マーシャル系のエフェクターで悩んでいる人はぜひ!試してみてください!!
同じJHS Pedalsから出ているプレキシ系オーバードライブ Charlie Brown(チャーリー ブラウン) もレビューしていますので、こちらもぜひ見ていってくださいね!
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