Lovepedal COT50を自作!久々にエフェクター自作を楽しむ。【材料準備編】
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
最近エフェクター自作からは少し離れていたのですが、重い腰を上げて、ちょっと久々に自作をしようと思います。(と言っても自作したくなっただけなんですけどね。笑)
ライブで仕様するエフェクターでマーシャル系のエフェクターが欲しいな〜と思っていたら、COT50の存在を思いだしました。
あんな単純な回路なのにマーシャルの音でるの・・・?という感じでとても興味がでたので自作に踏み切ろうと思います!Lovepedalのエフェクターは今も手に入れにくいですしね。
今回はパーツの準備等がメインで、次回から実際の自作の記事も上げていきますね〜
Lovepedal COT50を自作してみよう!
Lovepedal COT50ってどんなエフェクター?
COT50ってどんなエフェクターなんでしょう。
COT50の「COT」って「Crunch Of Tone」の頭文字をとったものらしいです。音としてはマーシャルのPlexiサウンドをモデリングしたサウンドということですね!
とりあえず音を聞いてみましょうか。
この動画が一番わかりやすかったですね〜というか1ノブ!男らしいペダルですね。笑
全体的に「マーシャルの音」というのもわかりますね!以前レビューしたXoticのSL Driveとか、自作してみたZ.vexのBox Of Rockなんかとはまた別のマーシャルサウンド。
2つのうちだとBox Of Rockには少し近いかもしれませんが、中音域がCOT50の方がしっかりと出ているような印象です。
動画の3:26あたりでBiasツマミをMAXにしています。MAXまで行くとかなりハイがしっかりと出ているような音の印象がありますね。マーシャルのモダンサウンドの感じも少し感じるかも。
ちなみに2:45あたりでギターのボリュームを絞っていますが、ギターボリュームへの反応性がめちゃくちゃいいですね!これはちょっとテンションがあがるなぁ・・・!
材料やレイアウト・回路図について
さて、回路図やレイアウトもご紹介しましょう。てか「COT50」と検索すると
こんな感じで回路図やレイアウトの画像がヒットしまくります。笑 それくらいエフェクター自作ではスタンダードだったのに、僕は自作してなかったんですね・・・
と、こんなに回路図がヒットする理由の一つに、実は明確な回路図が出回っていないというのがあります。実機は黒い樹脂で覆われていて、回路が見えないからとのこと。今回はとりあえず最も有力な回路図を元にレイアウトを作成してみました。
何とか自分でレイアウトしてみているのですが、ちゃんとできているかな・・・GNDはもう少し長くしたほうがよかったかな・・・と少し心残り。回路自体は非常にシンプル。形や使っているトランジスタは違いますが、以前自作したSuper Hard Onというブースターの最後にダイオードのクリッピングが入ったような感じに見えます。
このクリッピングが最後に入っているからギターのボリュームの反応がめっちゃいいのかな?
2N5088はNPNのシリコントランジスタですね。この辺は変えながら好きな音を試してみたいですね!
この2SC945とか互換品でいけそう。あとは王道の2SC1815やBIG MUFFで使われた2N5133、最近気になっているMPSA18かな?あとはゲルマニウムも試してみたいのですが、何を試していいやら・・・
あと改造したい部分でいうと、ボリュームノブも最後に入れておきたいですね!
50kBくらいの可変抵抗をおきましょうか。
キリがないので材料の紹介です!
- 抵抗 3.3k 1つ
- 抵抗 2.2M 1つ
- 抵抗 47R 1つ
- 抵抗 330R 1つ
- ダイオード 1N914 2つ(1N4148でも代用可能)
- 電解コンデンサ 47μF 1つ
- コンデンサ 0.1μF 1つ
- コンデンサ 0.0047μF 1つ
- NPNトランジスタ 2N5088 1つ(レイアウトのQ1の部分です!)
こんな感じでしょうか?改造する用のボリュームやトランジスタ等は記載していないので、ご注意を!
まとめ:久々のエフェクター自作に燃える!
エフェクター自作で始めたブログなのに、最近はめっきり自作の記事が減ってきてしまっていました・・・というのも昨年一人暮らしを始めまして、ちゃんとした作業スペースが確保できなくなってしまったのですね。。楽しみにしてくれていた方々、お待たせしてしまいすみません・・・
とりあえず今回はCOT50というオーバードライブの自作に付いてでしたが、今回みたいにわかりやすい回路図の自作だと、改造が結構できそうで面白いですね!
またできた際は記事にアップしますので、よろしくお願いします!
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
↓↓気になる方はチェックを!