Friedman SIR-COMPREレビュー!今までとは少しちがう光学系のコンプかも。
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
今回はFriedmanいう元アンプのメーカーが出したコンプレッサーをレビューします。Friedmanといえば最近同時にBE-ODというディストーションも一緒に販売されていて、かなり使いやすかったですね。
なかなか今までとは違うようなエフェクターで、歪みと一緒に利用するのが面白いかな、と思いました。
Friedman SIR-COMPREを実際に弾いてみた。
歪みに合うようなコンプだと思いました。
そうそう、あまり僕が光学系のコンプを利用したことがないからかもしれませんが、なんとなく一般的なコンプレッサーとはなんか違うような印象を受けました。
まぁ見た目からしてもそうですよね。ノブが多すぎ。笑
とりあえず音をサンプルで聞いてみましょう。
こちらではクリーントーンでノブの各位置での音を見ることができます。2:35あたりからオーバードライブサウンドでの演奏がありますが、コンプをかけることによって音の厚みというか、倍音が増えていることがわかりますね。
さて、こちらはさらにしっかりと歪ませた状態での演奏動画。
うん、やっぱり倍音成分がしっかりと持ち上がっていますね。もちろんコンプレッサーとしてサスティンがしっかりと強調されているのはわかりますが、それよりもこのコンプレッサー独自の味付けが大きいですね。
僕が歪みと合うと思ったのもこの部分ゆえで、クリーントーンだとGainやTightノブ、Compノブをあげすぎると不自然なような感じがします。
クリーントーンに合わせるんだったら以前紹介したninevoltのホームランキングコンプの方が自然系なのでおすすめかも。
それでも歪みに合うというのは本当に大きなメリット。歪みの前段で音をリッチに演出してもいいし、Gainノブがついているので後段につないでゲインブースターとして利用するのも面白い。
こういうところいいよね!
SIR-COMPREを使う上で大事な各ノブのご紹介。
ざっと感じたところをご紹介。
まずは左から、Volumeノブはそのままですね。笑
Trebleノブもそのままの意味ですが、高音域をいじるノブになっています。これが全体のToneをいじる役割をもっています。結構がっつり変化幅を持っているので、微調整とかのレベルではないです。笑
Compノブは・・・アタックの強さ?サスティンの強さ?全体的にコンプ感が上がります。これは動画を見てもらった方が早いかも。コンプ感が上がる・・・以外になんて言えばいいのだろう・・・
Gainノブは倍音成分をいじる要素ですね。これがあることによって単体で軽い歪みとしても利用可能。あ、だったらクリーントーンでGainあげて使うのもありだなぁ。
ちなみにGainノブで音量も上がってしまうので、Volumeノブと相談しつつ使ってください。
最後にTightノブですが、音色を変える働きがあります。これも変化の幅が広いんだよね。
なんとなく端的にいうと、あげていくと低音が削れていく感じかな?あまりあげすぎると音が薄っぺらくなってしまいます。まぁそれも一つの味として考えられなくもないけど。
外観のレビューと感想
さて、いかがでしょうか。かなり面白いコンプで、僕は意外にハマった。というのもガンガン歪ませるのも好きで、このSIR-COMPREのゲインをあげて
「キュィィイイイイイン」
ってするのがすごく気持ちよかった。同メーカーだからかもしれませんがBE-ODとの相性は特に抜群でした。
このFree The ToneのIRON FORESTもフラット系のディストーションなので相性は良さそうですね。
あ、そうそう、ちなみに今回のSIR-COMPREは18DC駆動です。9Vだと動かないのでお気をつけを。18Vだから結構ゲインをあげてもノイジーにならないのかな?
「サー」というようなノイズは全体的に少ない印象です。ただしやはりゲインを上げるとハウりやすいかも。
気になるようであれば以前にノイズサプレッサーのおすすめ、ISPのDECIMATORⅱを利用するといいと思います。やっぱりこいつ最強ですわ。
最後にワンカット。
かっこいいですよね。笑
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
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