Walrus Audio Mayflower自作!海外では有名なオーバードライブらしい。
先日「Mayflowerって自作していただけませんか?」というお話をいただいた。
はっきり言おう。そんなエフェクター知らない。
いや、僕の知識が浅いだけかも知れないですけど、少なくとも見たことないし聞いたこともない。とりあえず調べてみたらこいつらしい。
で、音を聞いてみた。
・・・めっちゃええやん
ということで自作欲が湧いたので早速自作してみました。
Walrus Audio Mayflower自作!
まずはWalrus Audio Mayflowerについて
なんで名前を聞いた事がないのだろう。
と思ったら結構新しいエフェクターブランドらしい。2012年に設立されたアメリカ発のエフェクターブランド。それがWalrus Audioらしい。
そこから3種類程オーバードライブが出ているの出そうだけど、今回自作するWalrus Audio Mayflowerは3機のちょうど間に位置するみたいです。とりあえずYouTubeで検索。
音よい!
程よい分離感とコシのある歪み。何より倍音でギラギラしています。
そういうとVemuram Jan Rayを思い出します。
【自作オーバードライブ】Vemuram Jan rayがついに完成!
と思っていたら、Timmyとの比較動画を見つけました!
TimmyはVemuram Jan RayのMODだと言われているので、今回のMayFlowerにも似ている部分があるのだと思います。
ふむ、似ているような印象ですね。
少しだけMay Flowerのほうが明るい感じですね。逆に言うとTimmyの方が音がしっかりとしている。・・・甲乙つけがたい・・・・
Walrus Audio Mayflowerのレイアウト
早速レイアウトを調べてみました。
ちょうどここにありました。→May Flowerのレイアウト
今回はストリップボードで自作するやつですね。あまりやった事がないのでなかなかやりごたえ・・・ある!
で、今回のレイアウトでわかりにくいのは可変抵抗のつなぎ方ですね。なんかGainの3番端子とToneの1,2番端子をつなげるらしい。
そろそろ本格的に回路実験機がないとだめですね・・・笑
ちょっと珍しいなと思ったのは、ICを二つ使っているところ。4558ですが、2個使っているオーバードライブって珍しい気がします。
TimmyやJan Rayもオペアンプは一つですからね。
Walrus Audio Mayflowerの材料について
よし、ではメイフラワーの材料についてまとめてみよう。
抵抗
- 100R 1つ
- 1k 1つ
- 3.3k 1つ
- 3.9k 1つ
- 5.1k 1つ
- 5.6k 1つ
- 10k 4つ
- 20k 1つ
- 3.3k 1つ
- 510k 3つ
- 1M 1つ
コンデンサ
- 0.01μ 1つ
- 0.047μ 1つ
- 0.1μ 1つ
- 1μ 3つ
- 電解10μ 1つ
- 電解47μ 2つ
- 電解100μ 1つ
ダイオード
- 1N4148 2つ
その他
- 可変抵抗500KA 1つ
- 可変抵抗50KB 2つ
- 可変抵抗10KA 1つ
- オペアンプ 4558D 2つ
- トランジスタ MSPA18 2つ
以上かな?
結構抵抗はおなじみのものなのですが、トランジスタはしらない。
MSPA18というかなり優秀なものらしい。
何が優秀かというと、ローノイズでもしっかりと歪むみたいなんです。これがどのくらい影響があるのか試してみたいんですけど、あいにく比較する材料がわからないので・・・こまったもんだ。
まとめ
今回はメイフラワーという有名でないエフェクターの自作の記事だったが、かなり優秀なエフェクターみたいで期待大。
しかし、なんか日本にとってはマイナーなエフェクターでもかなり優秀なエフェクターはあってさらに自作出来るエフェクターってきちんとあるんだなーというのは実感しました。
これはかなりつくりがいがあるエフェクターなので、ぜひとも皆さんに自作してほしいですし、もし出来なくても購入して試してほしい。そんな思いのあるエフェクターです。
ぜひどうぞ!
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