Strymonから歪み!?「Strymon SUNSET」が登場!
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
Strymonといえばコーラスなどのフィルター・空間系が有名。デジタルながらアナログの感じも少し秘めている感じがすごく良くて、Ola Chorusなんかは僕もおすすめコーラスのランキングで紹介しています。
そんなStrymonから!なんと歪み!SUNSETという多機能に多機能を重ねた歪みが出来上がっています!
こちらは3月18日発売となります!見た目からしてすごい多機能そう・・・・
「Strymon SUNSET」低ノイズでも迫力のあるドライブを。
Strymonの歪みエフェクター第二弾!
実はStrymonの歪みエフェクターは今回登場するSUNSETの他にRiversideというエフェクターが出ています。
こちらは真空管系のサウンドに近い感じ。
ハイファイな音だけではなくローファイな音も持ち合わせているような印象ですね。3バンドイコライザーも搭載しているので、どんなアンプでも相性の良いようにつくられている歪みです。
このRiversideはこれで完成されているのですが、今回のSUNSETはクラシックなオーバードライブサウンドを再現しているペダルとなっています。
“デジタル・アナログの両方”という選択
今までのデジタルエフェクターの歪みはよくも悪くも「デジタルっぽさ」が出てしまっているものが多くありました。
今回のStrymonのSUNSETの入力段アナログで処理し、その後の信号処理はデジタルで処理するなど、デジタルとアナログのいいとこどりをしたような設計になっているようです。
歪みのモードは6種類
スイッチは2チャンネルに分かれています。
各スイッチのサウンドを各チャンネルに分けて説明すると
- Ge: ゲルマニウム・ダイオードを利用。ローミッド帯域が強調され、タイトで分厚い極太サウンド
- Texas:シングルソフト・クリッピングを利用。ブルースや少しゲインを加えるスタイルに最適。
- Treble:ドライブペダルのサウンドをタイトするトレブルブースター
- 2stage: ソフトクリップングとハードクリッピングを絡み合わせた広いレンジのサウンド
- Hard: ハイゲインなドライブ。Toneの扱いによって高域のギラギラしたサウンドやファズっぽいサウンドも可能
- JFET:アンプのサウンドに力強さを与えるクリーンブースト
こんな感じでしょうか。守備範囲がかなり広いのがわかりますね・・・
ちなみに2つのチャンネルはこの上部のスイッチで接続の順番などを並列・直列・個別に変更したり自由にできます。
高性能なノイズリダクション搭載
さて、ここでデモの動画をみてみます。
様々な音があるのはもちろん、多機能さにはもうあっぱれとしか言いようがありません。ただ、僕がすごく気になったのが「ノイズの少なさ」。
デモなので多少音質はよく感じてしまうのかもしれませんが、ここまでノイズがないの!?という感じ。
それもそのはず。ボリュームのノブを回すほどノイズリダクションがしっかりと効くようになっているみたいです。プレイしていない時のハムやバズ、システムノイズなどはほとんど感じないくらい。
それでも感度の性能は最高で、カッティングなどをしているときでもその切れ目がわからないくらいだそう。これは革命的ですね・・・
- バイパス:トゥルー・バイパス(アナログ・バッファード・バイパスに設定可能)
- 入力電圧:9VDC センターマイナス、250mA
- 付属品:専用パワーサプライ
- サイズ・重量:102mm(幅)× 117mm(縦)× 67mm(高)/ 450g
- Made in USA
ここまで多機能なドライブは珍しいですね。ドライブマルチのよう。それでもアナログの心を忘れないStrymonはやはり他のペダルと一線を画しているような印象ですね。
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
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