TONE DIVE | 自作エフェクター・ギター研究所

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SPIのエフェクター自作本を1週間読んでみてわかった3つのこと。

      2016/06/19

spi-effector

先日SPIこと、Soul Power Instrumentのエフェクター自作本を買ってみました。読み始めも、もう3回も読み直した今とあまり感想はかわらないのですが、少しだけ感じ方が変わったのでご紹介したいと思います。

ちなみに、その本とはこちら。

この手の本は数年たつとプレミアが付くケースが多いので、買うなら今買っておいて損はないです。

まぁ、エフェクターの自作をする人にとってはかなり便利な本である事はまちがいない。保証します。

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SPIの本を読み込んでみてわかった3つのこと。

その1 意外と難しい。

そう、なめてました。

この本カラーなので簡単だと思っていました。あ、もちろん、その辺の電子回路の本よりはむちゃくちゃ噛み砕いて書いてくれています。

しかし、かなり簡潔に説明してくれているので「あれ?いつのまにここの説明していた!?」ってなります。

なので、何度も読み直しが必要。

例えばここ。

spi-effector-2

ここは逆流防止回路を説明してくれている部分になっている2つの回路を紹介しています。

1つ目はわかります。ダイオードが直列につながっているから逆流しないもんね。

2つ目は・・・!?!?!?!?!?

なんでダイオードがGNDとつながっていたら逆流防止になるの!?

という疑問が浮上。

でも、この本でこの理由を解決するのは違う。「そういうもんなのだ」と解釈するしかないんですよね。

 

ただしこれがこの本の良いところでもあります。

 

多分ここを説明するのには電子回路をしっかりと学ばないとわからない部分だったりするので、そこまで説明しいてしまうと結局他の電子回路の書籍と同じようになってしまいますからね。

僕としてはこういう本を求めていた反面、少し物足りない気がして電子回路の本も読んでいます。他の本で補完するくらいがちょうどいいかもなぁ〜

その2 なぜかスラスラ読めてしまう

上で言った事とは反対かもしれません。なぜかスラスラ読めてしまうんですよね。

多分一つの理由としてはカラーだから。

やっぱりカラー本の方が間違いなく読みやすいです。これは間違いない。

また、もう一つの理由として、各章が短いというのも上げられると思います。

上でもご紹介したように、説明に関しては極力省いているような印象を受けます。まぁ、回路図の画像等をしっかりとおいてくれているので安心でもあります。

その3 ざっくりと回路図が読めるようになる。

これが一番大きい!

今までの電子回路の書籍だと、回路図を細分化してかなり細かく説明しているような印象があります。

「このコンデンサはカップリングコンデンサで、カップリングコンデンサとは・・・」

そういう話をしている間に全体像が把握出来なくなっちゃうあるある。細かい部分は理解しても、組み合わせるとわからなくなってしまうようなやつです。

しかし、この本ではそれがない!

多分説明をかなり省いているからなんでしょうね。僕がわかりやすいと感じたこのページ。

spi-effector-3

このページのためだけにこの本を買っても良いと思います。笑

ここではカップリングコンデンサ(直列につながっているようなコンデンサのこと。)ごとに回路をわけるとエフェクターが作りやすいよ。ということを言ってくれています。

この一言で回路が一気に読めるようになりましたね。

もちろん、他の電子回路の書籍でも同じようなことを言っているんでしょうが、こんな直接的な言い方をしてくれていないのでこの部分は他の本にない良い特徴だと思います。

まとめ

多分かなり細かく知っている人からすると「浅い!」と言われてしまい、初心者からすると「わからない!」と言われてしまうような内容のこの本ですが、僕はこの本が好きになりました。

初心者本も、電子回路の細かい部分まで書いている本も同じような本は沢山ありますが、このSPIの本に取って代わるような本は今までも、そしてこれからもなかなか現れないのでは?と思います。

エフェクターの自作をしていると、いつかは電子回路を学びたい欲求にかられると思います。(もちろんすべてじゃなくてある程度くらいは)

そんなときにまずはこの本を読んでもらって、省いている説明の部分を辞書的に専門書を使って理解するのが一番の方法なんじゃないかなと思います。

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