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自作ハイゲインディストーション、Shur Riotの自作について

suhr_riot

すごく人気の高いハイゲインディストーションにShurのRiotがあります。かなり有名ですね。人気もあり、価格もなかなか高いので自作にすごく有利かなと思って自作を考えました。

レイアウトや回路図などの完成記事はこちら→RIOTの自作について【完成編】

というのも、最近歪みは結構揃ってきました。

あまり歪みすぎないオーバードライブはZendrive、しっかりと歪んでレスポンスの良いオーバードライブはLandgraff DOD、ファズはSuper Fuzz、ディストーションはSobbatのDB-1とどれをとってもかなり良質のエフェクターなのですが、ディストーションだけ自作のものを使っていないのが気になる。

ということでハイゲインディストーションの穴を埋めるためにShur Riotを自作しようと考えました。

回路を見たところオペアンプのJRC4580はZendriveに使っていたので余っているのと、ゲルマニウムダイオードはSuperFuzzの時に使ったものが残っているので自作しようと考えました。

少し余計な部品も買っておこうかなと思います。

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Shur Riotについて

音は結構なハイゲインディストーション

Shur Riotはディストーションの中でもかなり有名なイメージです。ただ、使いにくそうなイメージはありました。何となくイメージですが、暴れ馬という印象があります。おそらく知り合いのギタリストのせいですが・・・とりあえず動画を見てみましょう。


あれ・・・良い音している・・・!音は結構太めですが、かなりミドルレンジに寄ったサウンドですね。

あまり動画だけではわかりませんが、かなり極端な高域と低域はカットしたような音みたいですが、かなりぶっといサウンドがでていますね。しかしやはりミドルの主張が強いのでこもるような印象はありません。

これまた僕の好きな少しコンプのかかったような音というか、どのアンプにつないでもしっかりとエフェクターの個性をのこすようなサウンドはかなり嬉しいですね。

特徴としてはVoiceのスイッチがありますね。

動画では触れていませんが、クリッピングの種類を変えています。ゲルマニウムダイオード・シリコンダイオード・LEDの3種類ですね。

これまた動画ではあまり聞き取れませんが微妙にニュアンスが変わってきていて、ゲルマニウムは暖かみのある感じ。LEDはカラッとした印象があります。

この違いはかなり微妙ですが、実際に弾くとなると気になってくる部分だと思いますね。

実際の材料や回路図

まずは材料をご紹介しましょう。

さて、Riotのご紹介もしたところで、実際に自作についてご説明しましょう。

※今回失敗して別のレイアウト・材料で調整しました・・・→完成編はこちら

抵抗

  • 1K 2つ
  • 470K 1つ
  • 10K 1つ
  • 1M 1つ
  • 470 2つ
  • 8.2K 1つ
  • 20K 2つ
  • 100k 1つ
  • 100 2つ
  • 220 1つ

コンデンサ

  • 0.022μ 2つ
  • 47p 1つ
  • 100p 1つ
  • 0.22μ 1つ
  • 470p 1つ
  • 2.2μ 1つ
  • 0.01μ 1つ
  • 0.0022μ 1つ
  • 47μ 2つ
  • 10μ 1つ
  • 0.1μ

その他

  • オペアンプ( JRC4580) 2つ
  • 1N34A 4つ
  • 1N914 2つ
  • 1N4001 1つ
  • LED 3つ
  • 可変抵抗 100k B
  • 可変抵抗 10k A
  • 可変抵抗 10k C
  • ON-OFF-ONスイッチ(3端子)

以上になります。

抵抗とコンデンサは特に指定はありません。あ、ピンチップを買い忘れた・・・ということに気がついたのでこの記事を買いた後に買いに行きます。

1N34Aはゲルマニウムダイオードですね。少し前まではあったのですが、最近は品薄なよう。今回のShur Riotの回路はスイッチでゲルマニウムと通常のLEDとシリコンダイオードを切り替えられるようになっています。

なにを言いたいかというと、ゲルマニウムダイオードならなんでもいいということです。僕の場合は1N60が残っていたのでそれを使いました。

1N4001は代替品として1N4007がありますので、それを使えばいいと思います。

あ、それとオペアンプですが、今回僕が買ったのはJRC4580DDというローノイズ設計のものを買いました。基本的には「4580」という番号がかわらなければ性質は同じです。多少音の質感は変わってしまうかもしれませんが、それは後ほど試してみることにします。

回路・レイアウトを見てみましょう。

今回はShakeさんのブログを参考にしました。いつもお世話になっております。

→Riotのレイアウト

さて、じっくり・・・ん、電解コンデンサの極性の方向が書いていない・・・まぁ、基本的にはGNDがマイナスです。GNDにつながっていない場合はオペアンプ側がプラスだと覚えておけば問題はありません。

※じっくりと見てみたら極性が書いてありました。かなり見えにくいですが、影のある方がマイナスなんだそうです。

実際に自作するところについては詳しく別の記事でまとめますので、ぜひ参考にしてください!

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まとめ

想像以上に音は良かったですね。最近Leqtiqueの9/9を買うか完全に迷っていたのですが、Riotを自作した時点で再度考えてみようと思います。

今回は結構難しいエフェクターですが、ミスはしたくないなぁ・・・まぁ一度Super Fuzzなんかで結構大変な思いをしているのであまりミスはないと自分を信じてはいますけどね。笑

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