goosoniqueworx Seventh Heaven 自作!これは・・・かなりいいディストーションの予感。
ご無沙汰です〜
今回はgoosoniqueworxから出ているSeventh Heavenの自作についてご紹介して行きたいと思います!
今回も嬉しい事にご依頼いただいたので・・・・ぜひ紹介させてください!
goosoniqueworx Seventh Heaven を自作しよう!
そもそもSeventh Heavenとは?
Seventh Heavenとはgoosoniqueworxというシンガポールのエフェクターブランドが出しているディストーションペダルです。
結構どこでも売り切れていますね・・・・ノブが6つもついていて仰々しいww
Bognerのエクスタシーレッドとの比較動画を発見しました。
直感ですが、Bognerよりも少し低音あたりがリッチなエフェクターだという印象です。
良質のオーバードライブ/ディストーションという感じです。かなりレンジを広くとっていてローゲインのクランチからハードなディストーションまでカバーしています。
このエフェクターの次世代版としてKultというエフェクターも発売されています。
こちらも自作できたらしてみたいですねぇ・・・
Seventh Heaven のレイアウトについて
今回のレイアウトはVeroボード(ストリップボード)を使ったもので考えています。今回利用させていただくレイアウトはこちら。
一応、現物の基板の画像が落ちていたので貼っておきます。
ふむ、半固定抵抗が4つとJFETが5つついているのがわかりますね。先ほど利用すると言ったレイアウトも半固定抵抗が4つとJFETが5つなのでレイアウトに間違いはないかと思います。
が・・・よく見ると本家には2つあるはずのトグルスイッチが1つしかレイアウトに記載されていません。
本家の右についているPre-EQスイッチがレイアウトでいうstructureスイッチのことですね。左のスイッチはレイアウトに記載されていませんが、9V→18Vの昇圧スイッチではないかと推測されます。
海外のサイトを一通り拝見し、youtubeなどで音を聞いた感想でそのようなスイッチだという印象を受けました。
それにしても、レイアウトをみればわかりますが、これはオペアンプを使わないディスクリート回路なんですね。
一説によるとやはりディストーションはディスクリート回路の方が良いなんて話を聞きますので、かなり期待は大きいです・・・!
Seventh Heaven の材料について
さて、材料についてさらっと紹介して行きます。
抵抗
- 500k(今回は510Kを使いました。) 6つ
- 100R 3つ
- 1K 1つ
- 10K 2つ
- 100K 1つ
- 1M 1つ
- 4.75k(今回は4.7Kを使いました。) 2つ
- 470k 1つ
- 33k 1つ
- 820R 1つ
- 68K 1つ
- 22K 1つ
- 半固定抵抗 100K 4つ
- 可変抵抗 1MA 2つ
- 可変抵抗 500KB 1つ
- 可変抵抗 20KB 1つ
- 可変抵抗 25KB 1つ
- 可変抵抗 250KB 1つ
上の500Kはどこをさがしても見つかりませんでした。まぁそこまでシビアに考える数値ではないと思いますが、気になる人は根気よく探したらみつかるかもしれませんね。
コンデンサ
- 470p 5つ
- 0.022μ 3つ
- 0.0022μ 1つ
- 0.0033μ 1つ
- 0.001μ 2つ
- 0.0047μ 1つ
- 0.68μ 1つ
- 電解10μ 3つ
- 電解2.2μ 1つ
- 電解220μ 1つ
その他
- ダイオード 1N5817 2つ
- オペアンプ(昇圧用) ICL7660S 1つ
- JFET J201 5つ
- SPDTトグルスイッチ 1つ
以上かな?
ダイオードは1N4007でも代用できそうなので、今回はそうしようかなと思っています。
昇圧用のオペアンプがありますが、こちらは耐圧の高いものに変えておくのが便利。TC1044とかが耐圧が高かった気がするのでそちらを採用。
・・・と、さらっとレイアウトの材料だけ書いてきましたが、本家のようにトグルスイッチが2つと考えて昇圧回路をいれるのであれば以前僕が紹介した昇圧回路のレイアウトでスイッチを増設するといいかと思います。
昇圧回路を作ってみた!自作エフェクターの醍醐味といえばこれ。【昇圧回路とはなんぞや編】
まとめ
ディスクリート回路のディストーションって意外と大変そうな印象だったのですが、レイアウトを見た感じそうでもなさそう。
なくせに動画を見る限りでは結構良い音しています。個人的にはKultより好きだと思います。
これは出来上がりに期待・・・!依頼していただいた方。感謝しています。
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