TONE DIVE | 自作エフェクター・ギター研究所

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昇圧回路を作ってみた!自作エフェクターの醍醐味といえばこれ。【昇圧回路とはなんぞや編】

      2016/05/07

shoatsu

自作エフェクターの醍醐味とはなんでしょう?

  • 自分で作れて楽しい!
  • コストがかからない!
  • オリジナル最高!

いや結構いっぱいあると思います。

そんな中で、昇圧回路が搭載できるというのがメリットの一つとしてあります。今回は実際にエフェクターに組み込んでみたので、昇圧回路とは?どうやって実装するの?というところをご紹介します。

実際のレイアウトは別の記事にてご紹介しています。

ぜひみなさんも自作してみてくださいね!

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昇圧回路とは?

昇圧回路でエフェクターの音の艶を出すぜ!

一般的に売られているエフェクターって何ボルトで動くか知っていますか?

エフェクター用の一般的なACアダプターって9Vです。

BOSSのACアダプターはかなり定番ですね。

今のエフェクターではセンターマイナスという電源の種類がエフェクターでは一般的なので、センタープラスのアダプタを間違えて使ってしまって動かないなんてことも多々あります。(逆も然り)

さて、ではなんで9Vなんでしょうか。

これはですね、簡単に説明すると小さな電池が出せる電圧が9Vだからみたいなんですね。

エフェクターとしては、電圧が高い方が扱いやすい。その証拠に、5Vの電源でも動きますが音やせとかハンパないです。細かい話を抜きにすると、電圧を上げると音艶が増す。

 

「じゃあ、そもそももっと電圧の高い状態で出せばいいんじゃないの?」

とか思うんですけど、メーカー側がそれをするとコストがかかって仕方ないんですね。笑

なので、一般的に売られているエフェクターって昇圧回路での18Vとか電圧をかけると壊れてしまうんです。・・・でも自作エフェクターでは耐圧は自分で調整できる・・・!

だからより良い音を出せるんですね!

昇圧回路の効果とは!?

さてさて、なんか興奮して何言っているのかわからなくなってしまいましたが一度整理。

実際に昇圧回路って何をして、どんな効果があるのか。

ざっくりと説明すると、

9Vで入力されたものをチャージポンプという特殊なIC(オペアンプ)を使って18Vに内部で電圧を上げるための回路です。

なので、9Vのアダプターでも18Vの効果が狙える!ということですね。

Xoticのエフェクターなんかはこのような対応がしっかりと出来ているので、この効果を狙った商品も出ています。

ちょうどいい動画を発見したので見てみましょう。

EP booster とSP compressorは結構顕著に違いが出ているのがわかりますね!

それに対して、SL driveはあまり違いがないように感じませんか?

たしかにミドル〜ローにかけて少し前に出ている感じはするのですが、SP compressorやEP boosterほどの違いはでていないように僕は聞こえます。

 

一般的に、昇圧回路って「音の艶が出る」とか、「音圧があがる」と言われているのですが、それはクリッピングで歪みを出しているエフェクターには当てはまりません。(詳しい説明は省きます。)

なので、昇圧回路はクリッピング以外の歪み(ディストーションやダンブル系エフェクター)や空間系などのエフェクターに用いてダイナミックレンジを広げる役割を持っていると考えましょう!

まとめ

今回の記事で昇圧回路の制作まで書いてしまおうとか思っていたのですが、結構語る事が多くて、なんか一つの記事で書く量を越えてしまいました。笑

今回、僕はクリッピングで歪みを作っているエフェクターに昇圧回路があまり意味をなさないという事をしっかりと理解していなかったのでJan Rayで付けてみて、「あれ〜」ってなっていました。笑

まぁ、それでも多少は変化しているみたいなんですが・・・

やはり昇圧回路に一番良いのはZendriveじゃないでしょうか。

最近弾き直してみたんですけど、やっぱりいい。かなり好きな歪みです。これ昇圧してみようかな・・・ゴクリ

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