エフェクター自作におすすめの配線材ランキングBEST3
エフェクターを自作するときにとっても重要な配線材。こいつによって自作がうまくハンダ付けできるかなどがかなり左右されてしまいます。今回はエフェクターの自作に使えるおすすめの配線材をランキング形式でご紹介。
いままで紹介してきた事もあらためてご紹介して、単線や撚り線の特徴なども含めて知っていただけるとありがたいです。
エフェクター自作に使えるおすすめ配線材
配線材は大きく分けて単線と撚り線
エフェクター自作に使う配線材ってどんなものでしょうか。ざっくりと説明しますと、配線材には大きく分けて単線と撚り線があります。
単線というのは一本の導線で出来ているものですね。撚り線は極細の導線が5~10本程度束になっているものを言います。どちらも側面は薄いゴムの皮膜で覆われているので見た目だけではわからない事がほとんどだと思います。とりあえず、単線・撚り線の特徴をおさらいしましょう。
単線の特徴
- 中の導線が一本
- 線は固め
- 折り曲げるとその形を維持する
- 折り曲げすぎると折れる
- 音の伸びがいい(エフェクター程度ではかわらないかと思いますが・・・)
撚り線の特徴
- 中の導線が複数本
- 線は柔らかめ
- 折り曲げるでも形状記憶はしない
- 何度でも折り曲げ可能
- 音の伸びがいい(エフェクター程度ではかわらないかと思いますが・・・)
というような特徴があります。一般的に撚り線よりも単線の方が伝導率が良くて音がクリアになると言われていますが、エフェクターの中の配線材に使うくらいでしたら正直、全くと言っていいほど違いはわからないでしょう。。
ちなみに、エフェクターの自作に配線材として使う導線の太さは22AWGあたりが良いと思います。詳しくは単線と撚り線についてまとめた記事がありますので、こちらでどうぞ。→単線と撚り線はどちらがおすすめか
エフェクター自作に使えるおすすめ配線材ランキング!
さて、本題の配線材のおすすめランキングにうつりましょう。まぁ、音の差はほとんどないので、大抵は1位しかいらないと思いますが。笑
でもせっかくなので第3位くらいまでピックアップしてみました。
第1位 BELDEN 8503
正直、定番中の定番というか、もうエフェクター自作と言えばこれという感じです。エフェクターのグレードアップ用ワイヤーという形なので、音は折り紙付き。
中身は単線ではなく撚り線です。初心者の方にとっても単線よりも撚り線がおすすめです。だって、単線だと配線間違えて折り曲げるとすぐにポッキリいっちゃいますからね。
また、色が多数あるのも魅力的です。僕は黒はGNDに使ったり、赤はLED用、青はINPUTに・・・等と使い分けて配線しているので非常に間違いが少ないです。
まぁ、Amazonなんかで購入できるのもこいつだけですから、人気があるものはそれなりに理由があるのです。
第2位 BELDEN 8530
こちらもBELDEN。というか、内部に使う配線材はBELDENが一番オーソドックスで音が良いのは間違いないです。そりゃ比べれば多少好みもありますけど、本当に微々たる差ですからね。
さて、このBELDEN8530は単線です。単線は撚り線と違って固い線というイメージがありますが、こいつは単線の中でも比較的柔らかめなので扱いやすいと思います。
単線はエフェクターの自作をするときにはエフェクターケースの内側に沿うような形で配線します。そうすることによって、配線もかなり整理されますし、なにより整理されると配線ミスも少なくなりますからね。
音は単線であるBELDEN8530の方が伸びがよいといわれていますが、あまり違いは感じませんでした。
第3位 BELDEN 8504
こいつは8503よりもう少し細い24AWGという太さのものです。中身自体はBELDEN8503と同じで、もちろん音の違いもありません。
8503よりも細い分細かい作業はしやすくなりますが、耐久性はやはり8503の方が強そうです。慣れてきたらこっちでも良いのかなと。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最初に自作をはじめてから時間がかなりたちますが、初めのころは本当に配線材とはなに?から入ったので、どんな配線材が良いかもわからず仕舞でした。
そんな初心者の方の初めのステップの手助けにすこしでもなれればと思いますが・・・いかがでしょうね。
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