BOSS BD-2をkeeley MOD に改造しよう!【その3:完成編】
BOSS BD-2のMODもついに最終章です!今回もkeeleyのMODに改造するためにじゃんじゃん改造していきましょう!ちなみに、改造記録は1,2もありますので見ていない方がいるならそちらもご確認ください!
→BOSS BD-2をkeeley MOD に改造しよう!【その1】
→BOSS BD-2をkeeley MOD に改造しよう!【その2】
改造するにはBOSS BD-2を持っている必要があるので、もし改造したいと思っていただけるならば買ってみてください!
さて、最終章、最後までおつきあい願います!
BOSSのBD-2にトグルスイッチをつけて音を良くしよう
Phatスイッチをつけてみよう。
このブログで3回にわたってご紹介している改造はkeeleyのBD-2 Phat MODというものを参考にしています。
keeley electronics ( キーリー ) BD-2 Mod “Phat Tube”
このエフェクターでの大きな変更点と言えばやはりPhatスイッチでしょう。
これをつける事によってBD-2に足りない低音域をいじる事が出来ます。
実際にまずは内部で付いているところを見てもらいましょう。
今回用意したのは0.068μFのフィルムコンデンサです。これの一方をC100(0.033μに変更済み)の内側にハンダ付けします。
それとスイッチの中央の端子とC100のもう一方の足をつないでますね。
わかりにくそうなので別アングルからもう一枚。
わかるかなー・・アングルが難しくて・・・
穴はこんな感じにあけます。結構ギチギチになってしまうので穴をあける部分は注意してください。穴はこんな感じにあけました。
もう少し上に穴をあけても良かったなと思いました・・・あまり下にあけてしまうとスイッチの切り替えが難しくなってしまいます。
中の配線はこんな感じでやりました。
んーかなり暗くて見えづらい・・・
この画像にもあるピンセットが逆作用ピンセットというやつで、かなり便利です。
金額も安いので一本は持っておいた方が良いのでは?
弾いてみた音の感想
これによってほんのり中・低音が出るようになりました。ほんのりといっても切り替えるとしっかりとわかるくらいですね!でも嫌な低音じゃ内。
これは常時ONにしておきたくなるような音ですね。下におろすとONになるのですが、戻すと少し物足りなくなります。
音の表現としてはやはりファットになったという表現が一番合っているような気がします。
最後にセラミックコンデンサをシルバーマイカコンデンサに変えてみよう。
最後はコンデンサの変更です。
シルバーマイカコンデンサというのはこちら
かっこいい・・・高いだけありますね。
これを各数値合わせて9個集めました。具体的には
- 470p・・・2個
- 220p・・・3個
- 47p・・・2個
- 100p・・・2個
が必要になります。
※余談ですが、音に直接関わりそうなコンデンサはc20 c21 c23 c25 c26だけっぽいので、220p 2個と470p 2個はいらないかもしれない。
変えるべきコンデンサをシルバーマイカコンデンサに変更した姿がこちら。
緑のコンデンサといい、改造したなという感じがしますね!早速音を聞いてみましょう!
コンデンサを変えて音はどうなったか
正直、大きな音の変化はありません。
まぁ、定数を変えていないので当たり前かも知れませんね。ただ、たしかに音質は良くなっています。
セラミックコンデンサは安価である代わりに耐久性が弱く、また高音域が荒れてしまうという特徴も持っています。今回改造しているBOSS BD-2なんかとは相性がよくないですね。
小さなアンプでも高域が変わったような印象を受けるので、大きい音量で弾いてみるとかなりの違いが感じられそうです。
まとめ
3回にわたってBD-2の改造記事を書かせていただきましたがいかがでしょうか。
後に実際に音を比較してみた動画は撮ってみようかと考えていますので、ぜひ見てやってください。
それにしても良い音になりました!クランチの時のピッキングの反応は失わずに荒れた高音を抑えてバランス良く歪むようにしたという感じです。
ここまで改造してもBOSS BD-2の音はしっかりと残っているという所がこの改造の特徴かもしれませんね。
興味がある方はぜひBD-2を買ってやってみてください!
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