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初心者へ、失敗したくないなら1万円以下の歪みエフェクターはおすすめしないその理由

      2017/03/16

effector-amateur

最近初心者用のエフェクターに1万円以下のエフェクターをおすすめするサイトや人を多く見ます。実際に僕も1万円以下のエフェクターはいくつも所持していて、すばらしいエフェクターもあるのですが、初心者が最初に買うには少し違うんじゃないかなと思います。

これは1年間自作してきた僕独自の考えでもあるので絶対ではないですが、ぜひ、この話を聞いてちょっと考えてみてくれるとうれしいです。

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初心者に1万円以下のエフェクターをおすすめ出来ない理由

初心者は音の善し悪しがまだわからないはず。

エフェクター・ギターを初めて触る方にとって、どんなエフェクターがいい、どんなギターが音が良いなど初めから知っている人なんていないと思います。

そんな人にとってサークルの先輩やwebサイトのアドバイスはかなり初心者にとっては大事なもの。

初心者のおすすめで一番にあがるのはやはりBOSSのエフェクターではないですか?例えば下のDS-1

他にもBD-2なんかは定番中の定番ですね。

いや、正直、この2つは定番として紹介される事は多いものの、これまで50以上の歪みを試して来ましたがかなり個人的にはあまり好きではありません。

Blues Driverも高音域がギャンギャンでるエフェクターで、結構アンプを選ぶクセのあるエフェクターです。もちろん使い方によっては光るような音を出すこともあるのですが、扱いは難しいのでは、と思います。

上の2つを買うのだったら少しお金を出してでもPower Stackなどを買った方が良い。

このST-2はマーシャルライクな音がします。BOSSのエフェクターって肝心なローミッドあたりの音がすっぽりと抜けてしまっているのですが、こいつはそこもしっかりとカバー。

同様の理由で、マーシャルライクというよりはしっかりとしたディストーションの歪みで定評のある、BOSSのリメイクされたディストーション、DS-1Xもすばらしいエフェクターです。

このDS-1XもST-2も、BOSSの弱点であるローミッドの音はしっかりと出せているので、このエフェクターを安っぽいという人はまずいないでしょう。

ちなみにDS-1とリメイクされたDS-1Xとの比較動画がありましたのでこちらもどうぞ。


音質にはかなり差が出てくると思います。

クセのあるエフェクターばかりを最初に使っていると、それがスタンダードになってしまうのはもったいないなぁ・・・と思います。できればはじめはアンプをあまり選ばないようなエフェクターを選んでほしいです。

あ、余談ですが、BOSSのローミッドの音が解決されているのは、ST-2もDS-1Xもそうなのですが、塗装にラメ加工がされているものになります。上述した以外にも発表されている物はあるので試してみてください。

自作をしてみてわかった。1万円以下のエフェクターはダメな理由。

実際にこの1年以上をエフェクターの自作に費やしてきて、かなりのお金も費やしました。結論からお話しますと、1万円では元がとれないはずなのです。

BOSSのBD-2を例にしてみてみましょう。まずは価格。

8,000円台ですね。約9,000円として計算しましょう。ここはAmazonから出品されているので、BOSSの売り上げとしては6,500円程度ですかね。

BD-2は中身がこんな感じ。

bd-2-keeley
このノブなんかは市場で買うと200円くらいしますので、一般的にケース・ジャックや基板上の部品なども合わせると、普通に作れば4,000円~5,000円はしてしまいそう。

するとBOSS側の利益はBD-2一台につき約2,000円くらいかな・・・・大企業でそれでは成り立たないような・・・なので、海外で安い部品で大量に作るしかなくなるのです。もちろん今は安い部品でもとても良い

もちろん今は安い部品でもとても良いもちろん今は安い部品でもとても良いエフェクター作ることができるのかもしれません。でも、僕が実際に自作してきたエフェクターたちで考えてみると、やっぱり部品にもちゃんと力を入れているエフェクターのほうがいい音が出ているのは間違いなかったです。

エフェクターギター研究所がおすすめする初心者にもおすすめのエフェクターはこちら

初心者用、とは言ってもしっかりと上達してからも使えるエフェクターを厳選しました。 値段もお手頃なのを集めたのでぜひ参考にしてください。

BOSS ST-2

こいつは先ほどもご紹介した優秀なやつです。初心者の方が初めて聞く歪みの音でしっかりと印象にのこる音ってやはりマーシャルの音なんじゃないかな?

そのマーシャルのアンプライクな歪みを再現してくれるエフェクターがこのBOSSのST-2です。クリーン〜クランチ〜しっかりとしたオーバードライブまでちゃんと狙った音を出す事が出来ます。

1万円ぴったりくらいで購入できるお手頃価格もおすすめの理由の一つ。

Leqtique 9/9

自作しているものとして、これだけは外せない・・・追い求めるエフェクターの中でかなり頂点にいるエフェクターです。

わかる人にはわかると思いますが、中身の部品やケースに至るまでしっかりとこだわりのあるものを使っており、それでいて2万円以下というお値段。赤字覚悟なんじゃないかな?

こちらもクリーン〜クランチ〜しっかりとしたディストーションまでST-2よりもさらに幅広く出せる歪みのレンジは秀逸の一言です。

BOSS ME-80

最後にマルチエフェクターをご紹介。

どんな音でもこれ一台で出したい!という方には非常におすすめのエフェクターです。前モデルのME-50から音も機能もバージョンアップしているにも関わらず、3万円を切るお値段はかなりお買い得。

たしかに歪みはコンパクトエフェクターからすると相対的に劣る部分もあるかもしれませんが、全然使える音です。

リバーブやディレイなどの空間系エフェクターなどはコンパクトにも引けをとらない音質で利用できますので、将来的に歪みのコンパクトエフェクター+ME-80みたいな形で利用する事ができます。

まとめ

できれば初心者には、まずは良質な歪みを体験してほしい。これがバイオリンみたいな、ランクが上がるごとに何万もかかってしまうものであればまだしも、エフェクターってせいぜい1万円程度の差で最高のエフェクターが買えてしまいます。

先ほどご紹介したST-2も、BD-2から比べると2,000円くらいしか差がありません。BD-2も、DS-1も、たしかに安いけどすばらしいことは事実です。でも、これが理解出来てくるのは多分まだ先の話なんじゃないかな、と思います。

※一部表現は修正しました。

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