ギター・エフェクターの自作、レビュー等の情報発信ブログ

初心者でも自作しやすいエフェクターとは?

初心者でも自作しやすいエフェクター

自作したいという人から寄せられる質問で「何から始めれば良いですか?」という質問がたまにあります。確かに、どのエフェクターから自作するともっとも自作に入りやすいのか、がわかりにくい市場ではありますよね。

ということで今回は初心者の方でも自作しやすいエフェクターを紹介したいと思います。

主にスイッチャーやブースターが中心。どのような部分が自作しやすいポイントとなるのかも含めてお話できればと思います。

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初心者に最適な自作しやすいエフェクターとは

初心者の方にとってエフェクター自作というものは敷居が非常に高いもののように感じられると思います。しかし、実際にやってみるとディレイやフェイザーなど難しいものを抜いて、歪みなどのエフェクターは案外簡単にできている事がわかります。

実際、僕が自作してみた歪みエフェクターたちは割と簡単なものが多かった印象です。

しかも自作エフェクターの場合、予想よりも全然低価格で良い物ができたり、音を自分好みに変更したりと様々な工夫ができます。

自作しやすいかどうかという点ももちろんですが、まずは自分にとってどんなエフェクターが必要なのかを考え、一番欲しいものを試しに作ってみるというのも手ではあります。

本当にはじめから初心者でエフェクター自作を始められる方は以下の必須工具をまず参考にしていただき、

さらに今後も自作を続けて行く方はあると便利な工具もぜひ揃えてみてください!

初心者でも自作しやすいエフェクターその1 スイッチャー

スイッチャー・ループボックスは、購入するには高価なように思えますが、多彩なエフェクターを使うギタリストにとっては必須なエフェクターの一つと言えます。

スイッチャーには自作の難しいものと簡単なものの2種類があります。難しいスイッチャー代表としては、以下のようなものがあります。

これはプログラマブルスイッチャーといって、中にICチップを組み込んだスイッチャーとなっており、エフェクター自作には向いていません。特別な専門知識がないと自作の難しいものですので、はじめからプログラマブルのスイッチャーが必要という方はもはや市販のものを購入するのが良いと思います。

しかし、よくあるループボックス、いわゆる通常のスイッチャーは自作がしやすく、非常に安価に自作できるのでおすすめです。

大きな利点の一つとしては、基板が無い事が挙げられます。エフェクター自作に挫折する人の多くは、基板を自作するときに失敗してやめてしまいます。ついつい隣の導線と繋げてしまったりとか…ね。

このような失敗が無いスイッチャーは、非常に自作しやすい部類に当てはまります。

僕もいくつかスイッチャーの自作をしていますので、気になっている方は記事を参考にして自作してみていただけると嬉しいです。

↓1ループのスイッチャーの自作について

↓実用的な3ループのスイッチャーの自作について

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初心者でも自作しやすいエフェクターその2 バッファー

バッファというのは、一般的にはギターのハイインピーダンスをローインピーダンスに替えて、ノイズに強い音にすエフェクターのことを言います。実際には音に膨らみを持たせたり、倍音を加えたりと効果は様々。

基本は歪み回路の前段・後段などに含まれていることが多いものですが、あると好みの音に変化させることができるのでたまに使っている人を見かけます。

僕自身、バッファーの自作は記事にはしていないのですが、パーツも4~5個で終わることが多く、スイッチャーからのステップアップにはもってこいのエフェクターだと思います。

初心者でも自作しやすいエフェクターその3 ブースター

初心者に非常におすすめしている自作エフェクターがこのクリーンブースターです。

ライブでソロを弾くときには非常に重宝しますし、エフェクトも非常にかかりがよくわかるところが感動します。初心者の方が作るならやはり以下のsuper hard onではないでしょうか。

市販で購入すると高価であるにも関わらず、自作なら部品をすべて含めても3000円ほどで作れてしまいます。基板に利用している部品はほとんど壊れる可能性の低い物ばかりで、回路も非常に簡単なエフェクターの一つです。

私も自作しましたが、いまでもライブには欠かせないエフェクターとなっています。ぜひ一度自作してみてはいかがでしょうか。

まずは一歩、踏み出してみる

何事も始める前がえらく大変。自作も慣れてしまえばどんなものでもできるような気分になるのですが、始める前はなかなかその一歩が踏み出せないはず。でもここはどうにもならない。

まずは自作に踏み切ってみる。はんだを買ってはんだごてを買って、回路を作りあげてみる。

すると少しずつ自作が楽しくなってくるかもしれません。一度くらい自作をしてみようと思っている人の一歩として、この記事が参考になればとても嬉しいです。

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