噂のFUJIFILMのぶどうの紙でエッチングしてみた。
最近エフェクターの制作依頼が多い。なのでブログが更新できない。笑
といってもかなり嬉しいことですけど、なんとか効率化を計りたい。ということで、いつもエッチングをしているのですが、毎回Press n Peel Sheetを使っているとあれはなかなか手に入らないので、FUJIFILMの画彩シリーズ・マット仕上げ(ぶどうの紙)を使ってエッチングをしてみた。
これがまた結構うまく言ったので、ご紹介していきます。
画彩シリーズ・マット仕上げ(ぶどうの紙)を使ってエッチングをしよう
準備するもの
FUJIFILM画彩シリーズ・マット仕上げ(ぶどうの紙)
Amazonでささっとポチりました。2日後には家に来たかな?ほかにもリンゴの表紙の紙でもできるようですが、ぶどうの方がやりやすいのだそう。
そもそもこっちの方が安いので試す価値はありませんな。
ちなみにPress n Peelはこちら。
1枚あたりでいうとぶどうの紙が10円くらいなので40倍はお得です。笑
生基板
いつものやつ。紙フェノールの素材のものを用意します。
ガラスの素材だと結構大変なのでこちらで準備してください。
アイロン
この温度で結構差が出るので、温度設定のできないものはおすすめしません。
家に用意してあるのがあるならばそれで代用できますね。温度は「中」で利用します。
霧吹きとTシャツ
これはセットで用意してください。
霧吹きはしっかりと水を入れておいてくださいね。
Tシャツも、今回僕はTシャツを使いましたが、薄手の布であればなんでも良いと思います。ただ、Tシャツの生地がやりやすかったのでおすすめですね!
パターン転写しましょう。
ということでパターン転写にうつります。
まず、ぶどうの紙にパターンを印刷します。これがかなりわかりにくいのですが・・・・紙には表と裏があります。
良ーく見ると高級感のある方が表なのがわかります。まぁ、裏を見ると「表紙側が表だ」ということがわかるので、その面に印刷をするようにしましょう。
印刷は必ずレーザープリンターで行ってください。
僕は毎回セブンイレブンでやっています。セブンイレブンなら100発100中。
で、印刷ができたら、しっかりと洗った基板の上にセットしてアイロンがけをします。ここはPress n Peelと一緒ですね。
これが、アイロンをかけると
こうなります。
しかし、Press n Peelと違ってぺたっとはくっつかないので少しわかりにくいかも。ある程度生基板にくっついたと思ったら次の段階にうつりましょう。
次は上に布(僕の場合はTシャツを切って使った)をかぶせて霧吹きでたっぷり吹きます。
かなり多めに吹いていいと思います。そしたら再度アイロンがけ。今回は上の生地が乾いてくるくらいあでアイロンがけをしました。
上の画像みたいになりましたか?そしたら水を再度吹きかけて
手でこするとレジスト以外の部分がとれます。
しかし、これでは紙の遷移がいらない部分にまで残ってしまっておりますので、消しゴムで軽くこすります。
ちなみに消しゴムはモノライトがおすすめ。
・・・・!?
あれ・・・?削れてる・・・?
ということで失敗。笑
でもこの後同じやり方で再度やったら成功しました。おそらく少しアイロンにかける時間が少なかったようです。
そしたら最後、パターンをレジストペンで修正してパターンの転写は完了です。
あとは以下の方法でエッチングをしてくださいね!
まとめ
いかがでしょうか?
Press n Peelシートの方が少し簡単かも知れません。今回の方法だとコツがいるかも。でも、コスト的には大きくお得になりますね。
Press n Peel sheetだと一枚300円だとしても、今回の紙が一枚10円程度なので一回あたり290円もお得!!!
これは見逃せないなぁ・・・
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