ギター・エフェクターの自作、レビュー等の情報発信ブログ

可変抵抗の上がり方が逆になってしまいました。

可変抵抗

今回はよくあるご質問に関して回答をいたします。可変抵抗に関しての質問でしたので、エフェクターを自作する方にとっては役立つと思います。初心者の方もしっかりとみてください。

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可変抵抗が逆についてしまいました。

質問:逆になってしまった可変抵抗をなおすには

今回の質問に関しては以下のようなものでした。

自作したエフェクターを鳴らしてみると、本来、右に回すと音が大きくなるはずのVolumeノブが右に回すほど小さくなってしまうため、非常に使いにくいです。何か改善方法はありますでしょうか。

まず、音がなっているということで正常に配線はできていると考えます。音が劣化していたり、ノイズがたくさんなる場合はほかの要因があるので、その要因についてチェックしてください。

回答:可変抵抗の1番端子と3番端子の配線を逆にします。

まずは可変抵抗の仕組みや特性についてこちらの記事を参考にしてください。→可変抵抗について

たとえば100KBと記載のある可変抵抗では、100KΩの抵抗値を1-2間と1-3間で均等に振り分けます。「B」はBカーブでという意味になっていますので、先ほどの記事を参考にしていただくと分かると思います。

質問者の利用しているノブがvolumeに関する可変抵抗でした。Volumeに関しては本来、右に回すほど音が大きくなっていく(抵抗値が減っていく)はずです。
つまり、Volumeに関係する抵抗が2-3間でつながれていなくてはならないのに対し、その部分が1-2間でつながれている可能性が極めて高いです。
ですので、これを逆にしてやれば本来のノブの上がり方に治ると考えられます。

同じようなことで困った方は参考にしてください。

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