ハヌマーンやバズマザース。僕の心を動かす山田亮一のこと。
好きなアーティストは?と聞かれると、回答に困る。
僕は結構音楽もいろんなジャンルのものを聞くので、それこそJ-Popだったりダンスミュージックだったりして、そこから話が膨らむことはあまりないのです。
でもね、たまーに「このバンドはどの曲聞いても俺の心を揺さぶってきやがる」みたいなバンドがポツリと現れる訳です。それが今回ちょっとお話ししたい、ハヌマーン。
いや、そのボーカルが新しく始めたバズマザーズの曲にもかなり揺さぶられているので、おそらくボーカルの山田亮一が好きなのでしょう。好きというか大好きなのでしょう。
もちろん大大大ファンの方からすれば僕なんてにわかなんでしょうが、それでも好きで、こういうバンドがあったということをちょっとみなさんに話してみたいと思いました。
これを機に、少しでも興味を持ってくれる人がいればいいと感じます。
始まりはハヌマーンのコピーバンド
始まりはハヌマーンのコピーバンド。大学時代に入っていた音楽サークルで同級生が演奏していたのがきっかけでハヌマーンというバンドを知りました。
聞いた時の曲は『fever believer feedback』。爆発的なギターリフ、メロディアスなベース、トリッキーなドラム。こんな爆発的で全てをさらけ出すようなバンドがこの世にあったのか!と。
今でも、何回聞いても心が震え上がります。
でね、あるインタビューで「ハヌマーンは歌詞で戦っている」ってボーカルの山田亮一が話してたんです。ライブハウスなんてほとんど歌詞は聞こえないじゃないですか、だから改めて調べてみた。この曲の歌詞をちょっと見てみましょう。
揃うスリーセブン フィーバービリーバーフィードバック
サンドは彼らの紙幣をシュレッダーみたいに刻むスロウダウン パチンコの妙 不安に憑依するケチな妖怪
CR人間模様 気付けばそれの虜になってる
ビビった。人間ってこんな表現できるの?絶対僕ならパチンコしている自分の精神状態とかを”ケチな妖怪”なんて書かない。でもこれがかえって絶妙。
パチンコやってると、たしかに自分の中にケチな妖怪が憑依しているような感じ、わかるよね?絶対にありえない表現なのに超的確。
ほかにも大好きな曲はいっぱいあって、『猿の学生』とか
『今夜、あなたとマトンシチュー』とかね。
依然、進化するバズマザース
そんな数々の名曲を生み出してきたハヌマーンですが、解散してしまうのです。というか、僕が知った時はもう解散していた。それが2012年8月3日のこと。
すげー!このバンドすげー!ってなった瞬間、解散の事実を知って、もう新しい曲は出ないのか…という絶望感に襲われました。なんですけど、ハヌマーンのコピーをしていた友人から聞いたんです。「ボーカルが新しく始めたバズマザーズが最高だよ」って。
で、聞いてみたのがこれ。『ワイセツミー』。
いや、これだわ。
幾分かポップな感じになっている気がする。それでも、猟奇的な変態ギターは健在。聞きたかったのはこれだった。
そしてやっぱり感動したのが歌詞。ハヌマーンの時から思っていたのですが、初めて聞く時には何言ってるかわからない部分多いんですよ。それがさ、歌詞カードを見た瞬間に感情が爆発するんです。意味を理解した瞬間に2倍にも3倍にもなって波が押し寄せるんです。
もちろんどの曲も良い。『キャバレー・クラブ・ギミック』
『ヤンキーズカーシンコペーション』
山田亮一という男の虜になる
どうでしょう。
いや、この記事で言いたいのは「ハヌマーン・バズマザース、いや、山田亮一が最高なんです」ってこと。たったそれだけ。
僕は本当にどの曲も余すことなく好き。今まで聞いたことのなかった方は聞いてみてほしいし、聞いたことのある方は歌詞を読んでみてほしい。
そうやって聞いてみたとき、そこに心を震わせる何かがあれば、僕は嬉しいです。
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