カホンでもドラムのような多彩な音を!「忍カホン」の奥が深い。[PR]
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
今回はカホンの話。ギターなどをやっているとリズム隊がカッコよく見えますよね・・・「あんな小さな箱からよくこんな音が出るもんだ」と思っていたのですが、今回なんとカホンを手に入れることができました!
川本楽器工房さんから「忍カホン-kanade-」をご提供いただいたので、レビュー&ご紹介をしようと思います。
忍カホンというこだわりが強そうな名前
「忍カホン」という名前はすごくこだわりが強そうに感じませんか?なんか忍者みたいな感じ?なんかテクニカルな感じの印象を受けていました。
実際どうなんだろ、と公式ページを確認してみました。
無限の可能性を秘めた新時代のカホン
打面のみで完結した多彩なプレイが可能。バリエーション豊かな音色によりドラムの様なプレイをする事も可能になりました。
接着にはビスを使わない製造工程を採用し、箱全体が共鳴する様に設計されています。裏面を叩いてみると、その豊かな響きがよく分かります。
ふむふむ、このカホンは「カホンだけどドラムのように多彩な音色を出せる」ということがコンセプトのようです。
なるほど!だから「忍」なのか!!!と思っていたら
マスタービルダーの方が「川本 忍」という名前の方らしいんですね。笑 勘違いしていてすみません。
カホンって今まではわりと単調な音しか出せないような印象でしたが、「ドラムのようなプレイをする事も可能」ということでめちゃくちゃテンションが上がる。早速弾いてみましょう。
コンパクトながらしっかりとボリュームが出る
こちらが噂の忍カホン。僕のいただいたものは「奏モデル」というもので、他にも「鳴モデル」というものがあるそうですが、そちらはもう少し機能をシンプルにしたものだそうです。
裏にもしっかりと「忍」とビシッと書かれていますね・・・!なんかこういう無骨さにかっこよさを感じるのは僕だけではないはず。
ちょっと高級感も感じるな・・・ゴクリ
よく見るとこのサウンドホールになんか機具が付いています。
この部分を引っ張って取り外しも可能。これは4月以降に発売予定の機具で、取り付け位置などで低音のニュアンスを微妙に変化させることができるものなのだそう。叩く場所でも変化があるのにさらに変化するのかい・・・・!
早速座ってみます。
以外にコンパクト。といっても他のカホンも同じくらいのサイズ感なんでしょうね。上部にラインが入っていますが、基本的にはこれより上の部分がスネア、下の部分がタムやバスドラとなっています。
スネアはびっくりするくらいドラムのスネア!一つ叩いて「おぉ・・!」とつい言葉が漏れてしまう。ちゃんとスナッピーが貼られているようで、想像の3倍くらいドラムのスネアに近かった。
バスドラ・タムの部分もかなり音に変化があるぞ・・・!
バスドラは
ドンンン
というしっかりとした響きが感じます。音量は結構大きいところまで出るので、家の中で演奏するとまぁ怒られるでしょうね。笑
もちろんですが、先ほどのスネアとは全く音が違いますね。このラインを挟むだけでこんなに音が違うのか・・・
上の画像の右手くらいの部分だと音は軽めですが、少し下の方を叩くだけでかなり迫力のある音が出ます。左右に動かしてみたり上下に動かしてみたり色々やってみましたが、マジで少し場所がずれると違う音が出る・・・!
簡単?でも奥深い弾き心地が楽しい。
単純に音を出すだけならかなり楽しいです。自分でもいろんな音が出せる。僕はカホンをいじるのは上手ではありませんが、僕でも本格的な音が出るのは嬉しい。
サイドからよく見てみると、うぉ??
しきりの部分が少し出っ張っています。ここはドラムでいうとサイド(リム)の部分になるのですが、ここが少し出っ張っていることで叩きやすいように感じます。
スネアと同時に叩いてリムショットのような感じにできますね!「ポーン」と音が前に出て行く感じが気持ち良い・・・
ついついコートを脱いで叩いていました・・・
この左手の部分はタム〜バスドラあたりなのですが、もう数センチ下にずれるとかなり空間を感じる音になります。
全体を叩いてみて感じたこと、まずは
簡単に音が出る
というところでしょうか。スネアも細かい音まで出るし、バスドラの部分もかなり迫力のある音がでる。オープンリムショットも簡単にできるし、なんか自分がすごくうまいように感じます。
・・・と、それと同時にめちゃくちゃな難しさも感じます。
確かに音を少し出すだけなら簡単に多彩な音が出せるのは間違いないのですが、全体で弾いてみると、場所によってかなり音が違うことが気になってきます。
入りは簡単だけど、こだわり始めると難しいぞこりゃ・・・!
まとめ:初心者でもやりやすい。上級者もこだわりたくなるカホン
うむぅ・・・カホンって奥深い。正直、スネアの音が「ポン」と出た時は感動します。「うおおおぉぉぉぉ!」って何かが込み上げてくる感じ。
でも弾いているとなんかどんどんこだわってきて、「次はここを叩いたらどんな音がでるんだ?」と色々試したくなりました。
背面の機具も4月以降発売ということで、これからまだまだ音はアップデートしていくのでは?
ぜひ一度試して見てくださいな・・・!
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