TONE DIVE | 自作エフェクター・ギター研究所

ギター・エフェクターの自作、レビュー等の情報発信ブログ

Vemuram Jan rayを自作!【音がならない編】

   

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先日ご紹介しました、エフェクター・オーバードライブ Vemuram jan rayの自作の続きです。今回音がならないという緊急事態だったので、そのトラブルシューティングもかねてご紹介します。

ちなみに、jan rayというのはこいつです。

茶色の筐体が非常に美しく、完成品を弾いてみても一級品。本当に最近のブティック系エフェクターを代表するようなエフェクターだなと思います。

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Vemuram jan ray の自作行程を紹介!

まずはパーツを集めてみた。

今回は先日の記事でもご紹介しましたが、本気で自作しようシリーズです。

なので、パーツもかなりグレードの高いものを用意しました。

まず抵抗はタクマンのREXを用意。

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まぁ、正直抵抗なんてあまり音の変化が大きくはないので、気にする必要はないのですが、やはり自作した時の気持ちが違います。

抵抗については詳しく別記事で紹介しています。→エフェクターの自作に使う抵抗について

次はコンデンサ。基本は音の分離感が良くなると言われているAVXメタライズドフィルム、定数でないものはしっかりと太さのでるWIMAを使用。

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WIMAは結構手に入れやすいし値段もそこそこ安いので、かなりおすすめ。

電解コンデンサはニチコンのFZシリーズを買ったのですが、大きすぎる・・・w

なので片方はfine goldにしました。どちらもこれにするかも。fine goldだと音やせが少ないイメージ。

低容量コンデンサはシルバーマイカコンデンサをチョイス。これがかなり高い・・・

ただ、セラミックや積層セラミックは音が引っ込むイメージがあるので使いたくなかった。(そこまで大きく影響する事はないので普段は積層セラミックを使っています。)

お金は我慢してシルバーマイカでピッキングの反応の向上を図りました。

今回は配線材にもこだわりがあります。BELDENの8530をチョイス。単線の方がやはり音の劣化が少ないイメージがどうしてもとれない。

かといって単線って硬くて取り回しが難しいのですが、8530ならあまり折れる事もなく使えます。可変抵抗の配線のみは撚り線を使いました。

ちなみに、可変抵抗への配線は結構ぐりぐりしてしまうので撚り線のBELDEN 8503を使いました。

いざ、実装!

今回は筐体も気合いをいれてHAMMOND1590Bのゴールドハンマートーンを使いました。見た目にもこだわらないとやる気が出ない。笑

ジャックは金メッキ。これは千石電商で見つけました。比較的安く、ゴールドが筐体に合うのと、シールドの差し込み感が非常に良いのでチョイスしました。

可変抵抗はギャレットオーディオさんで購入してみました。(後で後悔することになったので千石電商で売っている普通ので良いと思います・・・)

さて、しっかりと穴あけして基板も配線したのがこちら

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かなりきれいにまとめ・・・たかな・・?

僕もまだまだですが、コツとしては

  • 配線材を交差させない
  • 出来るだけ長さは短く
  • ケースに這わせるように配線

という感じ。

そして基板への実装!背の低いもの(抵抗やダイオード)等から配線するとヘルピングハンズを使わなくても実装出来ます。

まぁ、ヘルピングハンズは持っておくべきですけどね。

さて、すべて実装し終えました。さくっといっちゃってすみません。笑

自作エフェクターあるある「音が出ない」

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さて、いざ音出し!

LEDは光る!スルー音は鳴る!どうだ!

 

 

シーン

 

 

鳴りませんでした。

ということでまず始めにチェックする3項目

  • INPUTとOUTPUTが逆についていないか
  • ACアダプターが刺さっているか(LEDがついているので今回は大丈夫そう)
  • 配線を忘れている部分がないか

これで問題なかったら結構厄介。笑

ちなみに今回はこれは何も問題がなかった。笑

力技で原因を特定

基本的に部品が壊れる事はまずないです。(今回は実は可変抵抗が壊れましたが・・・)

ということで、INPUTとOUTPUTをつないで、ACアダプタをつないだら、裏のハンダ面を少し指で触ってみましょう。(アンプの音は小さくしてください。)

ザラ・・ザラ・・というようなノイズが聞こえたら、基板まで信号が行っていてIN→OUTの配線も問題ないと思います。

ということで今回の原因は基板にあることが判明!ここまででいったん力つきました。笑

ここから先は完成編へどうぞ!テスターでの判別方法も書きます。

まとめ

少々長くなりましたが、基板実装〜音が鳴らないという事態に陥りました。

あ、もちろん最終的には音が鳴りましたよ。いやさすがと言わざるを得ない音です。

そしてかなり再現率は高かったです。

歪みの量は多くはないけれどもピッキングのニュアンスや歪みのレンジ、倍音の出方など、一級品。すごいエフェクターを作るなぁ、まったく。

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