TS808の自作について。超定番オーバードライブのクローン製作記録
いつもみていただきありがとうございます!Tone Diveです〜
チューブスクリーマーと聞けばエフェクターを知っている人なら振り返る。その中心となっているエフェクターがTS808じゃないかな。
これが原点となって今のいわゆるTS系という言葉ができましたね。
今回はそんな原点のエフェクターの自作について、かなりクローンが出回っている事もありますが。ご紹介していきます。
TS系の原点 TS808の自作について
回路図とレイアウトについて
早速回路図とレイアウトについてみていきましょう。
こちら回路図。
・・・・全然わかんない!!!と思いましたが、よく見るとこれバッファードバイパスの回路図ですな。
なので半分より下らへんはリレースイッチの回路図です。(リレーではないとご指摘いただきました、、この辺は勉強不足ですみません、、)
そう思うとランドグラフとかMayflowerとかとほとんど同じような回路図である事がわかりますね〜
想像上では結構簡単な回路図なのかな〜と思ってたのですが、しっかりと作り込まれている感じがしますね。
そしてレイアウトはこちら
今回もHomemade FXさんのものを参考にさせていただきました。
このレイアウトをみていただければわかるかと思いますが、TS9との変更点も書いてくれています。これで試してみて好みの方を使ってもいいかもしれませんね。
材料について
さて、いつもの通りに材料についてみていきましょう。
抵抗
- 10k 7つ
- 100R 1つ
- 510k 2つ
- 1k 4つ
- 51k 1つ
- 4.7k 1つ
- 220R 1つ
コンデンサ
- 0.1μ 1つ
- 0.02μ 1つ
- 0.047μ 1つ
- 51p 1つ
- 電解 1μ(NP) 2つ
- 電解 10μ 1つ
- 電解 47μ 1つ
- 電解 100μ 1つ
- タンタル 0.22μ 2つ
その他
- IC JRC4558 1つ
- ダイオード 1N4007 1つ
- ダイオード 1N914 2つ
- トランジスタ 2N5088(or 2sc1815) 2つ
- 可変抵抗 100kB 1つ
- 可変抵抗 500kA 1つ
- 可変抵抗 20kG 1つ
こんな感じでしょうか。
いつものように抵抗はセットで。
電解コンデンサのおすすめはやはりFWシリーズかな。
ダイオードのセットも買っておいた方がいいですよ。
これ本当によく使いますしね。
可変抵抗の20kGというのは初めてみましたね。Gカーブってめずらしい。Wカーブが類似品として出回っていると思いますので、それを利用してみればいいかな。
トランジスタは一般的に言われているシリコンのダイオードが2N5088だったのでそれでご紹介しています。他のサイトで2SC1815を利用しているという話もあったので、多少の音の変更はあれど代用はできるとおもいますよ!
まとめ
なんか原点的なエフェクターの自作について見ると面白い。他のエフェクターと似た部分ってすごく多いから。
エフェクターの不思議なところかもですが、ダイナミックオーバードライブとか、この原点のエフェクターよりパーツも少ない気がする。
パーツの多さ=いい音
じゃないところも結構エフェクターの面白いところじゃないですかね??
ちなみに小さいサイズのTS808も発売されています。
Ibanez Tube Screamer Mini チューブスクリーマー ミニ TSMINI
これだけコンパクトだとボードにも組み込みやすいですね〜
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
↓↓気になる方はチェックを!