この上なく簡単な昇圧回路の自作について
いつもTone Dive(@effector_guitar)をご覧いただきありがとうございます。
今回は超簡単かつ超省スペースで自作が出来る昇圧回路の自作についてご説明します。今回は9Vを18Vにする昇圧回路です。
スイッチを実装したものは前にご紹介しましたね。
しかし、スイッチはいらない場面とか、スペースがかなり小さい時には今回のような昇圧回路がかなり便利ですね。
エフェクターの味付けにかなり便利な昇圧回路の自作
省スペース昇圧回路のレイアウトなど・・・
さて、早速レイアウトをご紹介。
こちらは松美庵さんのところのものを利用させてもらいました。
材料は
- MAX1044 1つ
- 1N4001 2つ
- 電解コンデンサ10μ 2つ
こんだけ!
MAX1044は今回はTC1044SCPAを使いました。
今回は布袋さんなどの使用で有名なEMGのピックアップのために使うので、主に電源供給は電池ですよね。
これがだいたい10V近く出てしまうんですよね。なので耐圧は少しでも高くしようと今回はMAX1044は利用しませんでした。
ダイオードの1N4001は1N400○系であればどれでも利用できます。僕は1N4007を多めに買って利用しています。
ほかのエフェクターでもだいたい使うので多めに買っておくのがおすすめです。
ちなみに今回の電解コンデンサはOS CONを利用しました。これは電源部が一番ノイズを拾いやすいからで、Leqtiqueでも昇圧するときはOS CONだったりしますね。
Fine Goldなどのグレードの高いものを利用しましょう。
実物はこんな感じです。
背面(基板面)はこんな感じ。
まとめ
今回の昇圧回路はとても簡単なもので、一番簡単にできる昇圧回路なのではないでしょうか。
ほんの30分程度で出来るのでぜひお試しください。
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