Plexi toneを自作しました!レイアウトや材料リストご紹介
先日Carl martinのPlexi toneを自作しました。今回は完全なクローンというよりはMODですね。友人のたけたけにあげる予定だったので「竹Drive」という名前にしました。
今回は下手ですが塗装もしてみましたので、ぜひ紹介したいと思います!
Plexi toneの自作について
Plexi Toneとはどんなエフェクターなのか。
Plexi toneとはこんなやつ。
Carl Martinが出しているマーシャル系エフェクターですね。ドライブは2種類選べるし、Boostのフットスイッチも付いているのでかなり多機能です。
本家は両電源の12Vで利用しているのですが、わざわざ12Vで運用するのも・・・ということで今回のPlexi Toneは内部で18Vに昇圧して使っています。この部分がMODという部分ですね。
今回使ったレイアウトではもともと昇圧の部分は入っていますが、別のエフェクターに昇圧回路を利用する場合は以下の記事を参考にしてください。
音としてはハイがしっかりと出たマーシャル系エフェクターです。Toneはゼロ近くでもしっかりと音の存在感は失いません。
一番右のスイッチがBypassスイッチで、左がBoostスイッチ、真ん中がSelectスイッチとなっており、Selectスイッチではハイゲインモードとクランチモードの2チャンネルの切り替えが出来ます。
ハイゲインモードでは最小近くでも結構歪んでいるので、ゲイン高め歪みの倍音をノブでいじっているような感覚です。
クランチモードではほとんどクリーンからハイゲインまで出力でき、ハイゲインモードよりも可変域が広いです。
MAXまでひねるとほとんど同じくらいまで歪みますね。このクランチの回路を取り出したのがSingle Channelなんでしょうかね。
CARL MARTIN Plexi Tone SINGLE CHANNEL ギターエフェクター
だとしたらこれだけでもかなり使える音だなぁ・・・
Boostはフルレンジブースターです。音量を上げるだけ。多少音に艶はでるような感じはしますが。
全体的な評価としてはマーシャル系のエフェクターではかなり使いやすいですね。大きめのアンプと使うとハイがしっかり出ている事がわかるので、ハムバッカーのギターも合うのではないかと思います。
Plexi Toneの自作レイアウト
Plexi toneの自作レイアウトは今回はこちらを使いました。
引用:http://www.sabrotone.com/?p=1289
「VERIFIED」の文字が見えたので安心。最近プリント基板を作るのが少しめんどくさいと感じ始めています。笑
なのでVeroボードを使っている今回のレイアウトが良いかなと。ただこの場合は可変抵抗のハンダ付けが結構めんどくさくなってしまうので、どっちもどっちですね。
というか最近はP to P配線が気に入っていたりします・・・笑
Plexi Toneの自作 材料をご紹介。
さて、レイアウトをご紹介した後は材料をご紹介します。
抵抗
- 22k 3つ
- 1M 2つ
- 47k 1つ
- 47R 1つ
- 4.7k 1つ
- 1k 1つ
- 100R 1つ
- 2k 1つ
今回は結構普段使うような定数が多めです。まとめて買っておくと足りないということがなくて安心ですね。
コンデンサ
- 330p 2つ
- 220n 1つ
- 33n 1つ
- 470n 2つ
- 68n 1つ
- 150p 1つ
- 電解 10μ 2つ
- 電解 100μ 1つ
- 電解 2.2μ 1つ
その他
- IC LF347 1つ
- チャージポンプ TC1044 1つ
- ダイオード 1N4001 1つ
- LED(赤) 3つ
以上です。
手に入れにくいものはありませんね。チャージポンプICはTC1044を使っています。耐圧が13Vなので安心ですね。ちなみに僕は今回はLT1054というものを使いました。
耐圧16Vのなかなか優秀なやつです。
まとめ
制作記録も書こうと思っていたのですが、少し長くなりそうなので別の記事にしようと思い、今回はここまで。
しかし・・・制作依頼なのですが、かなり大変でした。このくらいノブが多くなると配線が結構ぐちゃぐちゃになりますね・・・
いや、勉強不足です。いい経験になりました。あ、それと、今回は単線を使ってみました。
スイッチ周りとかは単線の方が便利な気がします。余計な長さはとらないし。たまに違うものを使うと新鮮ですね!
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