MXR Analog Chorus レビュー!今最も使いやすいコーラスかも!?
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先日後輩が持っているコーラスが気になった。MXRのAnalog Chorusです。
MXRといえばMicroamp とか Carbon Copyとかが有名だと思っていたのですが、結構これがダークホースエフェクターでした。少し弾いてみた感想と含めてレビュー・評価をしていきたいと思います。
MXR Analog Chorus レビュー
すごく汎用性のある使いやすいコーラス
このコーラスの最大の魅力はLevelが調整できることです。
僕がいままで使った事があるコーラスではまずArionのステレオコーラス
やエレハモのSmall Cloneなんかがありますね。
こいつらはかなり定番のコーラスですが難点は音量調節ができないこと。特にArionのコーラスはOn時に少し音量がもちあがってしまうのでVolノブを増設するモディファイが人気だったりします。
それに対して今回のMXRのアナログコーラスはVolノブがついているので安心です。
また、その他にコーラスでは珍しいTrebleとBassの2つのEQノブが付いているというのも大きな特徴で、マーシャルでもJCでも、ディストーションでもオーバードライブでも合わせられる万能なコーラスと言えるでしょう。
ちょっと面白い比較動画を見つけました。
この動画では4つのコーラスで比較をしていますね。パッとみてもわかるように、やはりVolノブはめずらしい。EQが付いているのもMXRのもののみです。
音は、MXRのものが他の3種類よりもEQがある分柔軟性があり、アンサンブルが一番きれいに感じますね。
あとは、これは実際に弾いてみるとわかるのですが、原音はしっかりと残したまま味付けをするようなコーラスエフェクターですね。これは後ほど話します。
原音をしっかりと尊重したコーラス。
先ほど紹介した2種類のエフェクター、Small CloneとArionのコーラスは結構えぐいかけ方もできます。
文字で表現すると
びょわわわわ〜〜ん
というサウンドもだせます。
しかし、今回ご紹介しているMXRのアナログコーラスはそれに対して少し控えめにかかります。
動画をみればわかるように、一番えぐくかけても弦の音は残っているのがわかります。
実際、えぐいかけ方をして飛び道具のようにコーラスを利用するのであればSmall Cloneなどが必要になりますが、あまりそういう機会はないのではないでしょうか?
どちらかというと歪みの味付けに使ったり、クリーンに深みを付け加えるために浅めにかけることが多いので、実際のところMXRのアナログコーラスくらいまでかかれば十分利用できますね。
まとめ
おそらくですが、今定番のコーラスの中では最も使いやすくて利用の機会が多いエフェクターなのではないでしょうか。
Volノブが付く事によって単純なクリーンブースターのように利用することもできますし、ソロに厚みを持たせるためにクリーンブースター+薄めのコーラスというようなかけ方もできます。
また、2つのEQがかなり音の自由度を上げてくれるので、JC対策にももってこいでしょう。
ぜひ一度試してみてください!
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