【レビュー】Fender Mustang GT はBluetooth機能付きで優秀なモデリングギターアンプ。
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
しばらく前の話ですが、Fenderのモデリングアンプを購入しました。Mustang GTというモデリングアンプですね!
エフェクターを弾いたりする時に、Fenderのアンプの音だけで試すのはちょっと心許ない。けど毎回スタジオに行くのも面倒だし、マーシャルのアンプを購入するのも・・・ということで購入したモデリングアンプ。
結果的に毎日使っているので、良い買い物をしたなぁと感じております。
購入したのはFenderのMustang GT 40
今回購入したアンプがこちらのMustang GTというモデリングアンプ。Fenderのモデリングアンプの最新モデルですね。
実は半年前くらいに購入はしていたのですが、ちょっとレビューが遅れてしまいました・・・アンプのレビューって難しいのです・・・
ラインナップは40w,100w,200wと出力別で3種類。100w,200wともなるとライブとかで使うのかなぁとも思うのですが、自宅用の40wのモデルが最も需要が多そう。
ライブともなるとやっぱりMarshallとかJCとか使いたくなりますもんね〜!
Bluetoothを利用して音楽が流せる
このMustang GTにはBluetoothで音楽を流せるという、大きな特徴があります!
これが今回のMustang GTアンプの大きな目玉でしょうね・・・! 僕も普段はMustang GTと接続して音楽を流しています。
実際に接続がめちゃくちゃ簡単。一度ペアリングしておけば、すぐに接続ができます。
電源をつけて、スマートフォン側のBluetoothをオンにしておくだけ。本体が認識されればそれだけで自動的にペアリングが完了します。マジで楽。
音楽を流しながらギターを弾くこともできるので、練習の時は本当に助かっています。コードが絡まらないのが何より嬉しい。
Bluetoothの音質はそこそこ良い
ただ、Bluetoothで流す音質がめちゃくちゃいいかと言われればあくまで「そこそこ」だと思います。
BOSEの大きいBluetoothスピーカ1万円クラスに届くか届かないか・・・くらいではないでしょうか。
音は重低音中心。高音はあまり前に出てこないので、僕は結構好きな音質ではあるのですが、フラットな音質好きな方にとっては少しこもって聞こえてしまうかもしれません。
また、Bluetoothの音量は全てプレーヤー依存です。つまり、Mustang GT本体のVolumeやGainには全く影響しません。
逆にそちらが影響してしまうとギターの音量にも影響してしまうので、この仕様がベストですね。
プリセット・機能は多彩
正直、機能については「この価格でこのクオリティ・・・!?」と驚くくらい詰め込まれています。
スタートすると直感的につまみで変更可能。もともとTreble,Bassなどは物理的に出ているので、そこでEQの操作ができます。
ディスプレイの右側にあるダイヤルでプリセットを変更できるのですが、もともと100個以上ものプリセットが入っています!!!
すごいよね。
また、チューナー機能や
各ペダルの操作やノイズリダクション機能なども結構高性能なやつがついています。
ちなみにエフェクターは歪みだけではなく
- コーラス
- リバーブ
- ディレイ
- オクターバー
- …etc
など、数え切れないほどのものがついて来ます。
また、外部のエクスプレッションペダル(例えばEXP-1とか)を利用することによってワウの機能なども利用できるようになります。
つまりは、マルチエフェクターが内蔵されているアンプと思って差し支えないですね・・・!
ノイズはあるが綺麗に消せる
初めて使った時、音は若干ノイズが・・・と思ったのですが、先ほども言ったようにMustang GT自体にノイズリダクションの機能がついています。
ノイズリダクションを
- ペダルの前後どこにかけるか
- どのくらいの強さでかけるか
などの設定ができるので、自分の好みに合わせてノイズは消せます。ノイズをかなり強力に消したとしてもそこまで違和感なく消せるので、なんなら普通のアンプよりノイズが少ないような形で利用ができています。
スマホから、憧れのアーティストの音をダウンロード
まだまだMustang GTの機能は話しきれていない。
Fender Toneという専用のアプリを利用することによってまたここから音の幅が広がります。このアプリを使うことによって基本的なボリュームから各EQやペダルの各ツマミも全て遠隔で操作ができます。
Bluetoothで繋がっている範囲であれば全て操作できるんですよね。
そして、音のプリセットはもともとあるものに加えて、自分で作ったりダウンロードしたりで追加ができます。
このように「Van Halen」と検索してみるとVan Halenの音がヒット!そしてそれをそのままダウンロードして利用することができるのです!!
現在は日本のアーティストはあまりラインナップに入っていないようですが、海外のアーティストであれば「あのアーティストのあの曲の音が欲しい」なんて要望も即座に叶えられます。
もちろん完全に一致しているかどうかはギターなどによっても依存して来てしまうのでなんとも言えませんが、かなり近い音は出ていると感じました。
自宅用アンプとしては十分すぎる
通常の自宅用アンプとしては15Wあれば十分。Muatang GTは40wもあるので、出力としては十分すぎるくらいあります。
かと言って使いづらいことはなく、ボリュームを絞れば普通に自宅用としてうるさくない程度に利用することが可能。
しかも、エフェクターやチューナーの、いわゆるマルチエフェクターのような機能がすでについているので、電源をつけてギターを繋げばすぐに気持ちの良い音で演奏することができるのは大きなメリットですね〜。
僕も毎回エフェクターをつなげたりするのは結構面倒に感じてしまっているので、このように多機能なアンプはめちゃくちゃ重宝しています。
価格も2万円台。家で練習に使うアンプとしては十分すぎるのではないでしょうか?
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
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