Xotic EP-Boosterの自作!超人気ブースターの自作について
今回はXotic EP Boosterの自作についてご紹介していきます。
EP Boosterといえばフルレンジブースターでも不動の人気を誇るエフェクターですね。
Xoticはブースターがかなりの種類ありますが、このエフェクターが最も人気のあるモデルになります。中のディップスイッチも相まって幅広い音作りができますので、ぜひクローンの自作をしてみましょう。
Xotic EP Boosterのクローンを自作
レイアウト・回路図のご紹介。
まず回路図のご紹介です。
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/x_xxbbxx_x/folder/231781.html?m=lc
回路図は非常にシンプルですね。
Q1で増幅させて(10KCで増幅率をいじっていますね。)Q2はバッファですね。Q1はJ201(2N5457という説もある)を利用しているようなので、jFET増幅のエフェクターですね。
Super Hard Onと違った音のつやがあるのはこのQ1が関わってきてるんだろうなぁ・・・
なんとなくですが、構成的にはSuper Hard Onのバッファーが付いているバージョンという感じ。このバッファーを変えるといろんな音質変化が得られておもしろそう。
ちなみにレイアウトはこちらのを参考にしました。
このレイアウトではスイッチが別々につけることができます。本家と同じように内部にDipスイッチをつけたいという場合は少しレイアウトをいじらなくてはなりませんが、今回はこのレイアウトを使わせていただきます。
自作のための材料のご紹介
さて、早速自作の材料についてご紹介しましょう。
抵抗
- 100R 1つ
- 1M 3つ
- 10K 3つ
- 47K 1つ
- 15K 1つ
- 4.7K 1つ
- 8.2K 1つ
- 1K 1つ
- 33K 1つ
コンデンサ
- 3.3n 1つ
- 47n 1つ
- 電解 10μ 4つ
- 電解 100μ 1つ
- 電解 47μ 1つ
その他
- ダイオード 1N4148 1つ
- JFET 2N5457 1つ
- トランジスタ 2SC1815 1つ
こんなもんですかね。ブースターですから部品の数は多くないですね。
抵抗はまとめて買うのをおすすめします。
今回は金属皮膜抵抗が合いそう。なんとなくEP Boosterって音が硬いイメージなので、そんなエフェクターには金属皮膜抵抗が合うような印象です。
コンデンサはWIMAでどうでしょう。
あくまでおすすめですが、金属皮膜抵抗を使うときは僕はセットで使っています。
今回の場合は電解コンデンサの方が多いので、電解コンデンサに少しこだわりを。僕のおすすめはFWシリーズ。
安定のニチコン製でしっかりとしたフラットな音の感じがします。
あくまで僕の個人的な意見なので参考にしてください。
まとめ:超人気ブースターは作る価値あり。
いかがでしょうか。
回路図・レイアウトは非常に簡単ですね。スイッチとかケースとかは記載していませんが、お好みで3PDTスイッチなどを用意してくださいね。
最近製作の依頼をたくさんいただいて嬉しいです。このような定番のエフェクターもいいですが、作ったことのないエフェクターもどんどん作っていきたいなぁ・・・
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