ギター・エフェクターの自作、レビュー等の情報発信ブログ

エフェクターの塗装を始める前に準備したい3つのもの。

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ついに、先日エフェクターの塗装を行いました!いやぁ、これがなかなか難しくて・・・

ただ、初めてにしてはうまくいったのと、思いのほか楽しかったのでぜひみなさんにもご紹介したいです!

ということで今回は簡単な塗装についてお話します!

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エフェクターを塗装しよう!【準備編】

さて、このタイトルなんでしたっけ?

「エフェクターの塗装を始める前に準備したい3つのもの。」

というタイトルでした。そのタイトルに合わせて、必要なものをご紹介していきます!まぁ、もちろん、本気でやったらどこまでもお金をかけられるのですが、僕も、これを見ていただいているみなさんも、おそらくお金はないでしょう。

エフェクターにはお金がかかるものですから・・・ということで、必要なものをまずはご紹介。

耐水ペーパー(紙ヤスリ)

まずは紙ヤスリ。これ結構大事です。安いのを見つけたので先にご紹介しておきます。

耐水ペーパーは400番と1000番があればなんとかなります。後で説明はするのですが、これがないと色にムラが出たりしっかりと色がのらなかったりするそう。

結構やするのが大変だった・・・ということで手動ではなく電動でやりたいという方にはこちら

RYIBIの自動ヤスリ機、いわゆるサンダというやつです。これがあれば100人力なんですが・・・今回はお金がなかったので断念しました・・・

塗装スプレー

塗装スプレーは最低3種類必要です!

覚えておいてくださいね!まずはメタルプライマー

安くて無難なやつです。TAMIYAは結構好評。Amazonの評価では「可もなく不可もなく・・・」という感じの評価でしたが、僕は他の物をつかっていないのでわからない。

わかることといえば初心者でもこれで塗装はできたよってこと。笑

 

次に塗りたい色のスプレー。僕は漆黒の黒でいきます。

タミヤ スプレー No.06 TS-6 マットブラック 85006
タミヤ(TAMIYA)

マットな感じが良い!・・・かはわからないけど真っ黒です。

黒だとミスが目立たないのも良いところな気がします。初心者にとってはかなりやりやすいのでは?

のちのちはマーブル塗装をしてみたいなぁ・・・

 

で、最後3つめはクリヤスプレーです。

クリヤは初心者の人はこのホルツのものにしておいてください。色々調べましたが、これが一番安くて良さそうです。

この商品を知らなくて・・・僕ミスったんですわ・・・

まず、僕が買ってしまったのはこいつ。

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超速乾って書いてある!あちーー!

とか思っていたんですが、全く艶が出ませんでした。

このクリヤっていうのは仕上げに使うんですが、どうやら種類があるみたい。僕の知っている範囲では、ラッカー エナメル ウレタンの3種類。

で、買ったのはラッカーでした。ラッカーだと艶が出ないそうです・・・

 

で、エナメル < ウレタンで強度とか艶とかは出るようなのですが、ウレタンは高くて使いにくい。エナメルは良いのがない・・・ということで先ほどのホルツの物が非常におすすめです。激推し。

今度買ったらレビューしておきます。

中性洗剤

最後はこいつ。洗うときは中性洗剤じゃないといけません。というのも、他のだとアルミを腐食させてしまうそうですよ。

偉いこっちゃ。ということでAmazonで探してみたのですが、どれもこれも1.8Lとか大容量・・・ばかなの?

 

諦めて家で探してみたところ結構ありました。笑

僕はマジックリンで洗っておきましたが、多分台所用洗剤が一番扱いやすいですよね。たしかチャーミーグリーンとかは中性洗剤なので、家にない方は買ってきちゃいましょう。

エフェクターを塗装しよう!【実践編】

必要なものはもうご紹介したので、早速塗装に入っていきましょう。ちなみに、僕は部屋の中で換気しながらやりました。それでも結構においが充満するので家の人に怒られないように注意ですよ。

環境整備

僕はこんな感じにしてやりました。

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段ボールはたてる感じにして使っています。手前は新聞紙でカバー。

そして、アルミケースを固定するために、通常は空き缶を使う見みたいなんですが、今回ちょうど前日が空き缶のゴミの日・・・・なんという不運・・・

ということで今回は鯛みその瓶を台にして使いました。

ここまで出来ればあとは換気すれば大丈夫。

Step 1 穴をあけてやする。

穴は先にあけておいた方が良いと思います。なんか塗装したあとにドリルミスって・・・「ぎゃああああ」とならないようにするためです。

で、穴をあけたら400番程度でやすります。俗にいう、「表面を荒らす」という作業。

一方向にやすっておきます。結構力のいる作業ですが、鏡みたいに仕様と思っても無理ですからほどほどに・・・

ここでつるつるにする人もいるんですが・・・いやいらないっしょ?多分1000番とかでつるつるにすると塗料がつかなくなります。

 

で、穴をあけて400番ですりすりしたら裏面から穴をマスキングテープで塞ぎます。

これが結構大事で、これやっておかないと出来たエフェクターでノイズが出まくるという自体がおきたりします。

 

これはですね。穴からアルミケースの内部に付いてしまった場合にアースがとれなくなってしまうからなんですね。

ジャックとかってエフェクターのアルミケースの内部からアースをとっているので、そこに塗料がかかってしまうと残念な事に鳴ってしまいます。100円ショップでも売っていますのでマスキングテープは買っておきましょう。

塗装するときには何かと便利なのでマスキングテープは買っておいた方がいいですよ。

また、さっき100円ショップでも売っているといいましたが、100円ショップのって粘着面が少しねちょっとしています。量もすくないし・・・良質のやつでもAmazonで200円で売っているからこっちの方がよさそうですね。

Step 2 いざ、メタルプライマーを吹きかけよ!

さてさて、セットできたらメタルプライマーを吹きかけます。

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ポイントは薄く。うすーーーくいきます。

やはり液体なので重力がありますので、かけすぎるとなんか下の方がダマになります。

そうならないように、薄くかけて10~20分ほどドライヤーをかけながら乾かす→1000番でやするという作業を2,3回やりました。

下が一回目やったときの画像

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これやする前なので、ほこりが少し見えますね。空中のほこりは除去しきれない・・笑

なのでこのほこりを落とすくらいで1000番で軽ーくやすって・・・という作業を繰り返します。

Step 3 色付きスプレーを吹きかける。

これも薄ーくやっていきます。さっきと同じような作業をしました。ただ、今回は1000番のやすりはしていません。しても良いと思うんですが、なんか色むらが出そうで・・・

下が一回目の画像

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メタルプライマーの時に・・・実は少しヤスリをさぼってしまったのでほこりが少し見えています。

でもこれもいい味!と考えていますが・・・

 

しかも、よく見るとしたの方がもこっと盛り上がっています。

これは初めにかけすぎたんですね・・・本当に薄く、薄くです・・・

 

あ、ちなみに、先ほどご紹介した黒の塗料はラッカー系なので早く乾燥しやすいタイプです。他の色を買う際も、ここはラッカー系を買っておきましょう。

2,3度やるとこんな感じ。

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別アングルからもこんな感じ。

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かなりいい感じじゃない!?

黒オンリーがかっこいいですね・・・!

Step 4 クリヤで表面を保護しておく。

ここから僕は魔が差したのでラップ塗装に挑戦しましたので・・・しかもクリヤを間違えて買ってしまったので画像がありませぬ・・・

ラップ塗装ってこんな感じ。

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まぁこれはいずれご紹介します。

 

気にせずに先に進みます。

ここが最後のステップで、「クリヤ」というものを仕上げに吹きかけていきます。

念を押しておきますが、僕みたいにクリヤを間違えて買いたくない方はこいつを買ってください。

いや本当にミスったなぁ・・・

 

まぁ、最後のクリヤというのは仕上げなのでいままでの塗装で十分うまくいっていると考えて良いかな。

最後はこれをまんべんなく、また薄ーく塗っていきます。

 

透明なのであまりわかりませんが、ラッカー系よりも乾きにくいので入念に。

たまーにやる方がいるんですが、

クリヤをふいたらやすりはやりません!

初めの透明なメタルプライマーに引きずられてクリヤを吹いてやすって、吹いて、やすって・・・みたいに繰り返す方がいますが、そんなことはもうしなくてもいいです。

なんか知り合いの話ではやすったことによって少し表面が白くなってしまったという方も・・・

失敗したくない方はやすらないでいいですから。笑

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まとめ

率直な感想ですが

塗装って楽しい!

めんどくさいことにはかわりありませんが、結構楽しいし、やりがいがありました。

 

いままではエフェクターを作ってそのままでいたので塗装とかは未知の領域でしたが、実際にやってみるとなんてことはない。

もちろんまだまだなんでしょうが、それなりのものができあがるんですよ。笑

 

それにいまは家でも手軽にできるようになったのも魅力ですね。なんだかんだ塗料も色々あつめても3,000円くらいでおさまりそうです。結構安く、手軽に、簡単に出来る。

時代は日々進化してるなぁ・・・

ラップ塗装とかもぜひお試しを!

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エフェクター人気の塗装方法として、ラップ塗装というものがあります。

マーブルのようにランダムな柄を付けられるということで僕もやってみました!下の記事で詳しく書いていますので、参考にしてください!

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