【初心者におすすめ!】今すぐ買うべきエフェクターのすべて。
ギター初心者の方はギターの次に欲しくなるのは必ず、エフェクターでしょう。凛として時雨の音が好き。ポルノグラフィティの音が好き。そんな好みなんて無限にありますが、その音を実現するのにエフェクターは必須です。
今回は超定番エフェクターを中心に、初心者が今すぐ買うべきエフェクターをご紹介します。どんな音が好みか、どの金額くらいの物が欲しいのか、定番を中心に、おすすめのエフェクターをご紹介して行きます。
エフェクターは大きく分けて単体とマルチエフェクターの2つ!
単体エフェクターの特徴
エフェクターというのは、どのようなものでしょうか。音を歪ませたり、響きを変えたり、ギターの本来の音を変化させる役割を持ちます。一般的にエフェクターというと、マルチエフェクターよりも単体の方が注目されます。
単体のエフェクターの特徴は個性が強く出せる所ですね。歪みの単体のエフェクター一つで全く違う音がでたりします。ネックな部分としてはこだわり始めると無限に求めてしまい、結果的にかなりの時間とお金を費やしてしまいます。
まぁ、それが楽しかったりするのですが・・・・
このサイトでも自作等をしているのはマルチエフェクターではなく単体のエフェクターです。自作をする事によって単体のエフェクターの欠点の一つであるお金を抑える事ができますね!
マルチエフェクターの特徴
マルチエフェクターは音にこだわる人には向いていません。歪みやリバーブなどのいわゆるモジュレーション系のエフェクターもすべて組み込まれているので、ある程度決まった範囲での音しか出ません。
一つ一つ突き詰めた単体のエフェクターには個性としては敵いませんね。しかし、安いエフェクターをいくつもつないで使うよりはマルチエフェクターを一つ組み込んでおく方が安価で良い音が出せます。
またライブごとに音をシュミレーションできるので、「まだやりたい音楽なんて定められない!」なんて考えている方に撮っては非常におすすめなエフェクターですね。
結局おすすめのエフェクターをご紹介するのは単体が中心になるので、さっとマルチエフェクターをご紹介しておきます。
マルチエフェクターおすすめ① BOSS ME-80
まずおすすめのエフェクターはこれ、BOSSのME-80です。
僕が以前に使っていたエフェクターはこれの前の機種、ME-50でしたが、歪みなどの音が非常に優秀なのにもかかわらず、15種類以上のエフェクトに加えて10種類以上の歪みのエフェクトも兼ね備えているので、これだけあればほぼ100%何の曲でも出来ます。初心者には最適かもしれません。
マルチエフェクターおすすめ② ZOOM G3
次におすすめのマルチエフェクターはZOOM G3です。
なんといっても安さと使いやすさが完璧です。100種類のプリセットがあり豊富な音作りができる上に、単体のエフェクターを3つ並べたような単純な使いやすさがすごくおすすめです。
音の作れる幅関してはME-80には劣るかも知れませんが、今後単体のエフェクターも買いたい!という方には非常におすすめのマルチエフェクターです。
王道!まずは歪みのエフェクター
エレキギターといえば歪みのエフェクターは欠かせません。アンプで歪ませるから大丈夫!という本当の猛者以外の方は持っていないと話にならないものです。今も昔も、歪みのエフェクターはほとんどの曲で使われています。
さて、一概に歪みのエフェクターといっても、大きく分けて以下の3種類があります。
- オーバードライブ
- ディストーション
- ファズ
ざっくり分けましたが、この3種類です。
違いは、細かくは歪みの原理が違うなどのしっかりとした違いがあるのですが、まぁ初心者がそんな事を初めから知りたいとは思わないでしょうw
大まかな説明をすると、下にいくにつれて歪みの度合いが大きくなります。オーバードライブ<ディストーション<ファズという感じにですね。
ただしファズは少し質が違う歪みなので、また後で詳しくご紹介します。
さて、一つ一つの歪みエフェクターの特徴とおすすめを見て行きましょう。
オーバードライブのおすすめ
オーバードライブというのは比較的弱めの歪みです。ヘッドホンで音を大きくすると音が割れませんか?原理的にはあんな感じです。その音割れをもう少し聞きやすい音に加工したようなイメージで考えていただければ良いかと!定番で言えばまずはBOSSかなぁ・・・
初心者にとってはかなり使いやすい!BOSS BD-2
エフェクターを使っている方の王道中の王道だと思います。
BOSSというメーカーは低価格(1万円以下)のエフェクターではかなり優秀で安定的な物を作るメーカーです。安定すぎて逆に好まない方もいますが、初めはやはりここから始めるのが良いでしょう。
特徴としては、かなり出る音の幅が広いというところがあります。本当にあたたかく優しいオーバードライブから、ディストーションの手前まで幅広く音を出せます。
ノイズも少ないので、多くのジャンルの曲ができるのもメリットの一つですね。まぁ、現在(2015年9月現在)は歪みのエフェクターでベストセラー1位だそうですので、信頼度はぶっちぎりで一位ですね。
定番中の定番!Ibanez Tube screamer TS9
王道といえばこちらも有名、Tube Screamerです。
Tube screamerはほとんどのオーバードライブの元となっているほど有名です。というか、現存しているオーバードライブエフェクターの6~8割がこのTube screamerの改造版といっても過言ではないくらいなんですね。
Tube screamerの特徴はあまり歪まない
という部分です。
・・・え・・・と思われる方もいらっしゃいますが、それがギタリストにとっては心地よくなります。初心者の方はまだ音もきれいに出せないので歪みの強いオーバードライブを好む傾向にありますが、ある程度うまくなってくると歪みの弱い部分で細かい調節ができるTube screamerを非常に重宝します。
他の歪みの後に接続してブースターとしての役割を担ってくれるのもかなり嬉しいですね。
最強を求めるなら・・・ SHIGEMORI RUBY STONE
いやぁ、高いのを求めるならやっぱりこいつ、SHIGEMORIのRUBY STONEです。
こいつは以前の記事でも紹介していますね。→おすすめの歪みエフェクターについて
ネックなのが金額ですが、正直、このSHIGEMORIのRUBY STONEをもっていたら他の歪みエフェクターはいりません。というくらいノイズが少なく、音質が良いです。歪みの粒がかなり細かいにも関わらずしっかりしています。ピッキングのレスポンスも非常に良く、オーバードライブでは間違いなく、最強です。(ちなみに、エフェクターの中身を見ると永久保証がなくなってしまうので自作する回路が出回りません・・・)
ディストーションのおすすめ
ディストーションというのは、ハードロック等によく使われるような歪み、つまり、オーバードライブよりも激しい歪みという感じです。オーバードライブ(特にTS-9など)では、一番細い弦をならしてもほとんどクリーンに近い音しか出ません。
でもディストーションは明らかに歪みます。音質が変化するといっても過言ではありません。
高信頼度の日本産 sobbat DB-1
僕の愛用するディストーションエフェクター、sobbat DB-1がすごくおすすめ。
日本産はやはり良い。それを感じさせるエフェクターです。
基本的に、ディストーションでネックとなるのはノイズ。オーバードライブよりも歪ませている分、ノイズがかなり目立ってしまいます。が、SobbatのDB-1(Drive Breaker-1)は違います。
ノイズが全然ないんですもんw
2万円はしない低価格ながら、ノイズが少なく、きっちり歪んでくれる。歪みの調節も高音域をいじるtrebleと低音域をいじるbassの2つが付いているので、自在に音を変化させる事ができます。
丸の内サディスティックでおなじみ Proco RAT2
東京事変 丸の内サディスティックの「RAT一つを商売道具にしているさ〜」の歌詞で有名なRATも非常に良いエフェクターです。
RATってこんなに有名なのに、安いのがすごく魅力的ですよね!まずは動画を見てみましょう。
激しい!その一言に尽きますね。ちなみに、RAT2となっているのは間違いではなく、もう今は2しか売っていないんです。ただのRATはビンテージものなんですね。
ただ、そのRATのビンテージの方が音は良いようなんですが・・・
ファズのおすすめ
上の二つの歪みからするとなじみがないのではないでしょうか。単純に歪みがディストーションより強いというものではありません。ん〜〜ちょっとつぶれたような音がします。こう言うと誤解がうまれるので、聞いてみましょう。
なるほど・・・と思ったのではないでしょうか?
なんか歪みなのに情緒あふれるイメージになるのが不思議ですよね。
ファズといえば・・・ エレクトロハーモニクス BIG MUFF
先ほどの動画にも登場しました。もうファズと言えば・・!という感じのエフェクター、エレクトロハーモニクスのBIG MUFFです。
1万円きってる!いいですねぇ〜
音は先ほど聞いた通り。ファズと言えばこいつを持っている人がかなり多いです。このやたらでかいエフェクターも目立ちますしね。
ちなみにコンパクトなBIG MUFF MINIなんてのも販売されています。
変態系ギタリストの仲間入り! Z-vex Fuzz Factory
これしか出せない音があります。Z-vex Fuzz Factoryは唯一無二の存在なんですよね。
こいつも動画をまず見て!
この他では出せなさそうな音、反響しているような音をだすFuzzを発振系ファズといいます。Fuzz Factoryはそれの中心みたなものですね。
正直、これ以上は動画を見てくださいという感じですか・・・言葉では伝えるに伝えられないです。
まとめ
結局かなりのボリュームになってしまいましたね・・・・しかもやはり、歪みが中心でモジュレーション系はご紹介できませんでした。
でも、まず初心者で揃えなくてなはらないもの、上級者になってもこだわらないといけないエフェクターはやはり歪みです。
アンプ・ギター・歪みエフェクターがあれば大抵の演奏は出来ます。エフェクターにはまだまだ以下のような本当にたくさんのエフェクターがあります。
- ディレイ
- リバーブ
- トレモロ
- ビブラート
- フェイザー
- リングモジュレータ
- ワウ
- フィルター
・・・etc
個体差を考えると無限にあり、正直どれも欲しくなってしまいます。
まぁ、それがエフェクターの魅力なんですけどね!
2018年のすばらしい歪みエフェクターランキング
2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
↓↓気になる方はチェックを!