Love Pedal Kalamazoo自作!非常に優秀な生産終了オーバードライブらしい。
どうも!今回は制作の依頼をいただいて自作しようと考えているLove PedalのKalamazooのクローンを自作して行きたいと思います。
Kalamazooといえば生産は終了しているみたいなのでAmazonでは購入できず・・・Love Pedalのエフェクターって結構評判良くて、かなり気にはなっていたので、この機会に制作依頼をいただけて本当にうれしい・・・・
ちなみにチューナーアウトを依頼してくれた方がリピートしてくれました。
最近リピートの方がすごく多くて・・・感無量・・・
カラマズーのクローンを自作しよう!
そもそもカラマズーとは?
まずは動画を見てもらった方が早いかも。ということでYoutubeから引っ張ってきました。
これはケンタウロスとの比較動画ですね。ノブの効き方とかは結構違うのですが、系統はたしかに似ている・・・
Kalamazooの方がコンパクトで使いやすそうですね。まぁ、ケンタウルスはプレミア付いていますし・・・ちなみにこのブログでもケンタウロス系のエフェクターをまとめています。
ご参考にしてくだされ!
・・・で、話を少しもどします。
Kalamazooはケンタウルスと違って4ノブ構成ですね。VolumeとGainの他にGlassとToneのノブがついています。これはZendriveのToneとVoiceみたいな関係ですね。
といってもわかりにくいかもしれませんので簡単に説明すると、ニュアンスの違うToneノブが2つあるという感じで考えていただければと思います!
ちなみにGlassノブは右に回すとハイがあがりますが、Toneノブは今回はハイカットの方向に動くので、通常の効き方と逆なようです。
注意しておきましょう。
さくっと自作のレイアウトと回路図を公開
クローンを自作するということで、まずはkalamazooのレイアウトと回路図を探してみました。
やっと見つけたのがこれ。→kalamazooの回路図
で、レイアウトはこれを使うようにします。→kalamazooのレイアウト
回路図を見てわかりますけど、結構簡単ですね。ケンタウルスとはまた違った感じです。ケンタウルスは結構めんどくさいので・・・
しかもケンタウルスとはクリッピングの部分が違うので、根本的に違った歪みになるはずなのですが・・・ここが面白いところですな。
レイアウトも比較的簡単。レイアウトの左のところに黒いまるみたいなのが2つありますが、そこに820pfくらいのコンデンサをつなぐといい感じになるみたいです。
もちろん、なにもつながなくても音はあまりかわらないかもとのこと。
kalamazooの材料一覧
さて、そしたら材料をみていきましょう。
とりあえずレイアウトに合わせて考えていきます。
抵抗
- 10k 3つ
- 1k 2つ
- 1M 2つ
- 3.3k 1つ
- 100R 1つ
- 332R 1つ
- 2.74k 1つ
中途半端な数値の抵抗は姻族皮膜抵抗じゃないと取り寄せができなさそうですね。
コンデンサ
- 0.1μ 1つ
- 0.15μ 1つ
- 0.22μ 1つ
- 電解47μ 1つ
- 電解10μ 1つ
- (820pF 1つ)
最後の820pは数値を変えられます。まぁ、最大1000pFくらいでちょうどいい感じのコンデンサを探せばよいのではと思います。一般的には820pFが支持が多そう。
その他
- ダイオード 1N914 4つ
- ダイオード 1N4007 1つ
- 可変抵抗 500kA 1つ
- 可変抵抗 100kB 1つ
- 可変抵抗 5kB 2つ
- IC JRC4558
というところでしょうか。
ダイオードは1N914を1N4148にしておこうと思います。ジャキットしていて好きだから・・・笑
1N4007は整流ダイオードならなんでも良いと思います。1N5817でも1N4001でもあまり変化はないかとおもいます。
まとめ
ざーっとお話してきましたがいかがでしょうか。
回路を見た感じはケンタウルスとは全く違いますね。でも音はYoutubeを聞く限りでは似ている・・・エフェクターってふしぎですね。同じ音出るなら簡単な方が良くない?とか思うのですが、結論ケンタウルスはかなりプレミアがついていますからね・・・
そういう試行錯誤をしつつオリジナルエフェクターは開発中です!
できたら発表しよう。どのくらい買ってくれる人いるのかな・・・
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