Sweet Honey Overdrive自作!Mad professorの名器を自作するで!
ザ・名器。Mad Professorの名前をここまで大きくしたのはこのSweet Honey Overdrive(SHOD)だと断言できるでしょう。先日Stone Gray Distortionと共に2In1のエフェクターとしてご依頼を受けたので自作準備として書かせていただきます。
Sweet Honey Overdriveはこちら
MAD PROFESSOR エフェクター Sweet Honey Overdrive
ダンブルの音を再現するエフェクターとして一躍有名になった本機。早速自作の準備にとりかかりましょう!
Sweet Honey Overdrive(SHOD)の自作について
Sweet Honey Overdriveの自作・レイアウト
さて、まずはレイアウト・回路図ですが、いつものようにhomemade fxさんのものを利用させていただく事にします。→Sweet Honey Overdriveのレイアウト
最近自分でも書けるようにはなったのですが、せっかく公開していただいているものは利用させていただいてもいいかな・・・と。
ちなみに、Sweet Honey OverdriveはHoney Bee Overdriveを参考にして作られたというエフェクターなので、やはりどことなく回路が似ているきがします。
ちょうど音の比較動画を見つけたのでチェックしてみました。
音の質感自体は似ていますね。Sweet Honey Overdriveのほうが音量が大きく設定されているのと、ミッドが良く出ているのがわかります。
甘くて丸みの帯びたドライブを求めるならHoney Bee Overdriveで、はっきりした印象を出したいならSweet Honey Overdriveかな?
余談ですが、Sweet Honey Overdriveにはプリント基板ではなくて手配線で制作したHand Wiredバージョンがあります。
これもかなり音が良いんですね。少しダイナミックな音になって、さらに音圧があがります。
値段は高いですけど、購入する価値はあります。
以下、比較動画です。
材料について
さて、少し脱線してしまいましたが、材料についてご紹介します。
抵抗
- 1k 1つ
- 2k 1つ
- 3k 1つ
- 5.6k 2つ
- 6.8k 1つ
- 13.7k 1つ
- 150k 1つ
- 51R 1つ
- 2.61k 1つ
- 10k 1つ
- 360k 1つ
- 1M 2つ
- 47k 3つ
コンデンサ
- 0.0047μ 3つ
- 100p 1つ
- 0.022μ 3つ
- 0.001μ 1つ
- 0.22μ 1つ
- 電解 1μ 2つ
- 電解 22μ 3つ
- 電解 100μ 1つ
その他
- 可変抵抗 50kB 2つ
- 可変抵抗 500kA 1つ
- ダイオード 赤LED 3つ
- ダイオード 1N4007 3つ
- IC(オペアンプ) OP275
こんなところでしょうか。
抵抗の値こんなんねえだろ!!
とおもったら普通にあるようです。まぁ多少の誤差はあってもかまわないと思うのですが、気になるという方は金属皮膜抵抗を使ってみてはいかがでしょうか。
その他の部品は特に注意する点はありませんね。
強いて言えば、LEDは赤色LEDを使ってください。ということくらい。
このLEDはクリッピングに利用されているようなので、ここが青色だと音が変わってきます。あくまでクリッピング用の赤色LEDを使うのが好ましいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
Sweet Honey Overdriveは自作業界でもかなり人気のあるエフェクターなので一度作ってみたいとは思っていました!
材料やレイアウトを見てみると簡単ではなさそうですが、Xotic BBpreampなんかとくらべるといくらかマシ・・・かな?
今回の自作依頼はStone Gray Distortionとの2in1になりそうなので、少し自作がたいへんですが頑張ります。笑
部品は発注したので・・・まだかな〜
MAD PROFESSOR エフェクター Sweet Honey Overdrive
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