初心者にも簡単な1スイッチループボックス自作
今回は初心者にも簡単な1スイッチのループボックスの自作について説明します。1ループスイッチのみでチューナーアウトにもできますし、2台以上のエフェクターの同時ON/OFFもできるので非常に便利だと思います。パッシブの3ループボックスならこちら→3ループボックス自作
ループボックス自作の準備
自作ループボックスの仕様について
今回自作するループボックスはバイパススイッチのみをつけた簡単な物となります。
初心者でも簡単に作れるにも関わらずエフェクターボードのなかでとても役に立つ代物です。初心者にとってはハンダを長くつけすぎてオペアンプやコンデンサが壊れてしまうケースが多々あるようですが今回のループボックスにはこのような壊れそうな物は全く必要ないので初心者でもまず失敗しないでしょう。
今回の仕様としては、INPUT、OUTPUT、RETURN、SENDの4つのジャックから構成されており、バイパスの時にLEDが消えるパターンのものです。
自作ABボックスの材料について
ABボックスの良い点はコンデンサやオペアンプなどの壊れにくい物がない事です。材料は以下の物になります。
- アルミケース(10-7-3でも入りますが、余裕をみたい方はもう一回り大きい物でも可能)
- 47KΩの抵抗×1
- 3ミリLED×1
- モノラルジャック×2
- より線(単線でも可能)
のみですね。今回はすべてモノラルジャックで良いみたいです。INPUTだけステレオジャックにして、リングの部分にDCジャックのGNDをつないでもいいですけどね。
今回のスイッチャーによって単純に2つのエフェクターを一度にONにしたいときや、RETURNをささないでチューナーアウトにしてしまうこともできるので幅が広がりますね!
ループボックス自作の実践
自作ループボックスの回路図(配線図)について
ループボックスの配線図は以下のようになります。
この回路の見方がわからない!という方はコチラのジャックのつなぎ方の記事を参考にするとわかるかと思います。
上の図ではわかりやすくGNDを黒い線で書いています。他の線の色は特に意味はなく、わかりやすいかと思って色を付けました。
LEDはこの図には入れ忘れましたが足の長い方がプラス、短い方がマイナスとなっています。ここに48KΩの抵抗がつながれていますが、もっとまぶしく光らせたい場合は2.2KΩの抵抗でも代用できるのでぜひ試してみてください。
以上のようにして非常に簡単な回路ですが、有用な代物ができました。抵抗もLEDも、熱を加えすぎても壊れにくい物なのでヒートクリップなどもなくても自作できる、初心者の方にぴったりのルーパーなので、ぜひおためしください。
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