Black Cat Super Fuzzの自作をするので、準備をしましょう。
ちょっと最近調べ始めたBlack Catが気になりすぎるので自作をしたいと思いますが、とにかく準備が大切。ということで、まずは制作前夜ということで、材料の洗い出し等をします。
Black Cat Super Fuzz自作
Black Cat Super Fuzzの回路図・レイアウト
こいつが調べたら全然ないんですわ。海外のサイトでも、どこ見てもない。しかし、よく調べたらBlack CatのSuper FuzzはunivoxのSuper FuzzのMODみたいですね。
で、聞き比べてみました。
あー良く似てます。まぁ、僕も実際に弾いた事はないのですが、聞いた感じはほとんど一緒。若干Black Catの方がミドルは持ち上がっているような印象はありますが、とりあえず自作に進みましょう。
レイアウトと回路図はまた記載しておきますので、今はまず材料。列挙しましょうかね。
- トランジスタ(2SC1815)*6
- ダイオード 1S1588*2(ゲルマニウムダイオード1N60*2でも良い)
抵抗
- 470*2
- 1k*1
- 1.8k*2
- 10k*7
- 15k*1
- 22k*4
- 47k*3
- 100k*6
- 150k*1
- 220k*1
- 470k*1
コンデンサ
- 積層セラミック0.1(104)*2
- マイラコンデンサ 0.001(102)*1 と 0.0022(222)*1
- 電解コンデンサ(耐圧16V以上)10μ*11
その他
- ケース タカチTD9-12-4
- 可変抵抗 50kB*2(ツマミも15φ位の物を2つ買いましょうかね。)
- LED 3mm
- フットスイッチ3PDT*1
- トグルスイッチ3p*1
- モノラルジャック*1
- ステレオジャック*1
- DCジャック 2.1mm*1
パーツが多い!!!改めて見ると大変な物を作ろうとおもったんだなぁ・・と。
さて、材料解説。トランジスタなどは説明はいらないですね。
ダイオードは、実際の機械はNOSゲルマニウムダイオードという物を使っています。上で紹介した1S1588はシリコンダイオードで、どちらでも問題なく音が出ます。でも、ゲルマニウムダイオードの方が原音に近く、若干柔らかい印象の音になるのは事実なので利用したいのですが・・・
ゲルマニウムダイオードは少し高いです。それに非常に壊れやすいという難点もあるので、扱いが難しいですね。でも今回は頑張ってみようかな。
ちなみに、本物のエフェクターに使われているゲルマニウムダイオードはたしか0A90か1N34Aとかだった気がするのですが、そちらはもうほとんど手に入りません。音もほとんど変わらないので、こんかい使うゲルマニウムダイオードは1N60にします。
実は今回がエッチングがはじめてなんです。
そう、実は僕、いままでずっとユニバーサル基板で作っておりました。しかし、そろそろ自分でなま基板から自作してみたいな・・・と思って明日のBlack Cat Super Fuzzの自作ではエッチングに挑戦かなと思います。
左手には今となっては僕の相棒、サウンドクリエーターのためのエフェクタ制作講座が鎮座しています。
ここにエッチングの方法も載っていました。
ということで、エッチングに必要そうな道具をざっと列挙。
まず生基板。
ガラス素材のはバカみたいに大変そうなので、紙フェノールのものを買っておきます。最初なので失敗するかも・・・ということを考えて2つ買っておこうかな。
基板を切り取るのにカッターが必要ですね。こいつは持っていました。先日試験で証明写真を忘れたときに臨時で買ったやつです。まぁいけるかな・・・?
さて、次にセンターポンチ。
こいつは一つで良いでしょ。笑
もう持っていますけどね!
はいこれ注目。レジストペンです。
このサンハヤトの物がとってもいいらしい。まぁ、こいつもとりあえずは一つでいいかな。なんか一説によるとマニキュアが結構いい代わりをするらしい。しかも百円ショップのものでもいいそうです!・・・しかし僕ははじめてなので安定のレジストペンを買います。
さて、あとはエッチング液ですね。
腐食液(塩化第2鉄水溶液)とも言うみたいですね。これは、生基板の不要な部分の金属を取り除くのに使います。まぁ、明日実行したら記事も更新しますよ!
まとめ
結構難しそうです。正直、これはランドグラフのODOレベルかも・・・でもめげずに頑張ります!
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