Suhrからオーバードライブ「Eclipse」登場。2つの独立回路をもつペダル
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
あのRiotなんかでおなじみのSuhrから新しいオーバードライブペダル「Eclipse」が発表されました!
日本での発売は4月30日となっていますが、一足先に動画が公開されています。
真っ赤で堅牢なオーバードライブ Eclipse
今回はSuhrから真っ赤なオーバードライブペダル、Eclipseが登場しました。「Eclipse」というのは直訳すると「食」という意味で、月食とか日食とかに使われる単語です。
何かを「覆う」とか「侵食する」ようなイメージなんですかね。
さすがSuhrさんで、見た目はいつも通り堅牢ですね〜。この塗装の感じとかはかなり好きなんですよね。パッと見た感じはただの2チャンネルオーバードライブのような印象ですね。
2つの回路が独立している。
Eclipseの最大の特徴は2つの回路が独立していること。
各チャンネルごとにGain,Volumeだけではなく、Bass,Middle,Trebleの3つのパッシブEQを内臓しています。単純にいうと、つまみを全く同じ位置にすれば2チャンネルとも全く同じ音になるということですね!
これであれば単純に片方のチャンネルをブースターとして利用したり、独立したオーバードライブとして利用したりと音楽の幅が広がりますね。
共通のツマミは真ん中のVoiceノブのみ。これは倍音を調整するツマミなのですが、これだけ共通なのは、おそらく2チャンネルの音の差をあまりつけないようにしているのではないかと思います。
電源は9~18Vまで対応しています。外部スイッチャーなどで制御するためにFX LINKの端子がついていますね。
Eclipseのデモ音源を聞いてみよう!
まぁ音はどうしても聞いてみないとわかりませんので、さっそく聞いてみましょう。
最初のところは飛ばして4:00くらいから見ても良いと思います。クリーントーンとEclipseの音を比較しています。ファーストインプレッションですが、かなり歪む印象です。
なんかオーバードライブというよりはディストーションに近いような感じを受けるのは僕だけでしょうか?
5:48から細かくツマミをいじりながらのレビューが始まります。やっぱり倍音がしっかりと感じられるな〜と思っていたら、6:12あたりからVoiceノブをいじってくれています。
Gainの幅もさながら、Voiceノブの効き幅はめちゃくちゃ良いですね!各ノブともにみんな幅をかなり持っており、スイートスポットも広い印象ですので、音作りのしがいがあるペダルなのではないでしょうか。
こちらの動画も結構面白い。Blueのチャンネル(左)の方がTrebleをがっつりとあげているのでディストーションのような響きがしますね。
対してRedチャンネル(右)の方はローゲイン気味のオーバードライブですね。やっぱりゲインの幅はかなり広い。。
2つの独立したチャンネルを同時に押した時でもそこまでノイズが入っているような印象は受けませんね。もちろん多少は音の加工はしているのでしょうが、そこはさすがSuhrというところでしょうか。
まとめ:珍しいダブルEQエフェクター
2チャンネルが独立しているペダルは世の中にも結構あるのですが、3バンドのEQがまるまる独立しているペダルは結構珍しいような気がします。
だからと言って一つ一つの回路の音は手を抜いたりしていないところがSuhrの良いところですね!ゲインの幅も広いし、ディストーションとしても、オーバードライブとしても利用の幅の広いエフェクターだと思います!
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