RUST DRIVER クローンを自作しよう。
今回はHAOのRUST DRIVERのクローンを自作をしようと思います。
今回自作するRUST DRIVERは初期のものであり、トーンを変えるトグルスイッチがついていません。しかし、音自体は現行のものとかわらない程度ですので、十分価値はあると思います。というか、古い廃盤のエフェクターを自作出来るというのも醍醐味。
ちなみに本家はこちら。
RUST DRIVERの音についてはコチラの記事からどうぞ→RUST DRIVER | HAO の音について
RUST DRIVERの材料・回路レイアウトについて
RUST DRIVERの材料について
まず、rust driverの材料についてご紹介します。
今回の自作の材料も合計したとしても3000円はいかない計算なので、実際の新品を購入すると考えたときに18000円かかるとすれば、約15000円ほどお得になります。(もう廃盤ですが・・・)
これは自作のしがいがありますね。上記のものではジャックなどはスイッチクラフトのものを使用しているため、場合に寄ってはもう少し安くできるような気がします。
RUST DRIVERのレイアウトについて
rustdriver のレイアウト、配線図はこちらになります。
見やすく色分けしときました。 抵抗は水色、コンデンサはオレンジ、オペアンプは紺色、ダイオードはオレンジと青のものです。
ダイオードはかいてある1ss119の色と同じにしときました。ここがクリッピング部ですね。ここのダイオードを1N4148に変更するだけで音が変化します。そんな感じでクローンの自作は楽しめますね。
各部品について見て行きましょう。(抵抗に関しては基本的に注意すべき部分がないので、省きます。迷ったら小さいカーボン皮膜抵抗で良いでしょう。)
コンデンサ
コンデンサは今回はすべて無極となっています。つなぐ方向が関係無いと間違いが少なくて良いですね。ちなみに、今回のレイアウトには出ていませんが、両極コンデンサの場合はつなぐ方向が関係してきてしまいます。詳しくは以下の記事を参考にしてください。→コンデンサについて
また、コンデンサの耐圧についてですが、基本的には10vあれば問題ありません。まぁ、余裕をもって16vを買っておくのが無難でしょう(というかほとんどは16vで構成されています。)一応歪みなので、後にノイズ対策として昇圧回路を入れることを考えるならすべてのコンデンサを25v以上のものにしとけば後に組み込めます。
オペアンプ
今回のオペアンプに関してはLM358かLF353を使っています。どちらもほとんど同じ音になるそうです。LM358の型番がrust driverの中の回路に削り忘れていたという報告があったので、現物はほぼ確実にLM358でしょう。どちらも廃盤となっているわけではないので、簡単に手に入るでしょう。
ダイオード
今回使っているダイオード1ss119も簡単に手に入るものです。ですが、rust driverにつかわれるダイオードはシリコンダイオードであればなんでも代用できるようなので、もしも1ss119が見つからなければ変わりのものはシリコンダイオードであればなんでも大丈夫でしょう。
今回の材料やレイアウトのレビューについては以上になります。実際のつなぎ方などはまた更新しますので、お待ちください。
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