TONE DIVE | 自作エフェクター・ギター研究所

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エフェクターの修理【ワウペダルの修理について】

      2016/07/28

エフェクターの修理1

先日中古でジャンク品として購入させていただきました、HIWATTのCUSTOM WAH(ワウ)の修理について記載します。ワウペダルだけでなく、他のエフェクターの修理・故障などについても使える情報を解説しています。

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故障したエフェクター(ワウ)の修理【準備】

修理したいエフェクターの状況に関して

今回、エフェクターを修理しようというのは実ははじめての取り組みでしたので、かなり緊張してしまっていました。ジャンクといえど、やはりゴミにはしたくないので・・・

さて、基本の状態ですが、これは典型的な状態、バイパス音はでるのに肝心のエフェクト音がでないという状況でした。出品者様によると、電池ではたまに音がでますということでしたので、どこかの接触が悪いのかなと軽く考えていました。

自分の手元に届いて下のアダプターで動作確認をしたところ、しっかりと、エフェクト音はなりませんでした・・・

アダプタ1

 

ちなみに今回の修理するエフェクターは以下のHIWATTのカスタムワウです。

エフェクター裏面

コチラは背面の画像なのですが、背面が黒なのはすこし珍しいそうです。音も良いのかなと思っており、すごく気に入っております。

故障したエフェクター(ワウ)の修理【原因究明】

エフェクターのどこが壊れているかを確かめる

エフェクターを修理しようにもどこが壊れてしまっているかを特定しなくてはなりません。ですので、回路で壊れているところを探して行きます。補足ですが、エフェクターの部品が壊れてしまっているなんて事は99%無いと思っていただいてかまいません。余計な負荷をかけない限り細かい部品などは相当壊れないものなので・・

さて、故障場所を特定する方法として、まず基板を拝見させていただきました。

エフェクター内部

思ったほど部品はありませんね。というかむしろ少ないくらいでは無いでしょうか。

ここで、まず、基板を取り出します。(配線は切らないでそのままで)基板を宙に浮かせ、ギターの音を出しながら触れる状態にします。

その状態で、エフェクターを繋ぎ、エフェクトをオンしつつ、基板の背面の金属むき出しの部分を触ってみます。触っている間に「ジー」という音が少しでも鳴れば通電はしています。(基板は壊れていません。ただし、大きくノイズがなる場合はあり得ます。)

今回のエフェクターもどうやら通電はしているようで、基板に問題はなさそうです。

さて、どこを見ても断線している様子はなさそうなので、やはりDCジャックなどのアダプタ関係に的をしぼってみようと考えました。そしてよくよく見てみると・・・・むむ、なんか変な構造・・DCジャックが通常のエフェクターとは逆に配置されている事に気がつきました。

そして先ほど使ったアダプタを見てみるとセンターマイナスのアダプタでしたので、センタープラスのアダプタを使用してみたところ・・・見事に的中。使ったアダプターは以下の物です。

アダプタ2

見てわかる通りセンタープラスですね。9Vでなくて12Vですが、たいていのエフェクターは12Vでも壊れないので、これで利用していこうと思います。故障ではなかったため譲っていただいた方に少し申し訳なくなりました。。。

エフェクターの修理に際して確認すべき3つのポイント

エフェクターの音がならないと思ったときには以下のようなポイントをまず確認してください。

1 シールドがしっかりと刺さっているか

2 アダプターが間違っていないか

3 基板に断線がないか

1のポイントは馬鹿にしているのかと言われそうですが、これが音のならない原因として最も多い事例になっています。不注意が圧倒的に多いのですね。3に関しては良く見る部分ではありますが、2の注意点に関しましてはかなり抜け目だなと思います。結局今回もこのケースでしたし・・・

僕の経験上、以上の3つのポイントでエフェクターの音がならない原因のほとんどは解決するはずです。これで音がならないようであれば、回路が間違っているか、部品が壊れているかの2択に絞られます。

効率良くエフェクターの問題を解決するためにもこの3つのポイントをしっかりと確認するようにしてください。

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