Bogner Harlowレビュー。自然派コンプ(ブースター)はこれがいいかも。
本日も”Tone Dive“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@effector_guitar)です。
僕の中ではかなり高品質なエフェクターを作るメーカーとして心に残っているBogner。
Ecstasy系のエフェクターなど、大きめのエフェクターがフューチャーされがちですが、burnleyをはじめとするコンパクトなエフェクターもかなり注目しています。
その中で今回はHarlowというコンプレッサーをSESSIONさんからお借りしました。
久々の自然派コンプ。むっちゃいい。
Bognerのコンプレッサー(ブースター) Harlow
今回はBognerのコンプレッサー・・というか本当はジャンルとしてはブースターなのかな?
とにかく、Harlowというエフェクターをレビューしました。どっちで解釈するかでレビューが変わってくるのですが・・・多分多くの人は何も見ずにいじるとコンプレッサーだと感じるレベル
ということで、コンプレッサーとして今回は見ていこうと思います。
※ちなみに公式にはHarlowはBognerのブーストペダルと明記してあるみたいですので、正式にはブースターですね。笑
Rupert Neve氏設計のコイルトランスを採用
このエフェクターの特徴はこの裏面を見てくれればわかると思います。
そう、Rupert Neve氏設計のコイルトランスを採用しているのです!
・・・と言われても僕はにわかなので全くわかりません。むしろ同じ回路でコイルを比較してみないとちょっとわからないので、ここは参考程度にしておきます。
「あ、このコイル使っているから透明度の高い音なんだ」
と頭の隅に置いておく程度にしておきます。
Bloomノブが特徴的
このエフェクターの特徴といえば右上のBloomノブでしょう。通常のブースターには絶対ないノブで、コンプレッサーならコンプノブとして利用するくらいの感じです。
他のノブはVolumeとTone。Volumeはさておき、Toneについては中心の音域が変化している印象です。かなり大きく変化する。
高音を減らすだけなどのToneノブとは少し違い、本当に大きく変化するので12時くらいから自分の好きな位置に調整すると良さそうです。
音はクリア。本当に自然派
ブースターと考えるとちょっとノイズは大きい気もしますが、コンプレッサーというのを前提で考えるとかなりノイズは小さい。
そしてコンプのかかり具合はかなり自然です。
どうでしょう!3時くらいの方向までBloomノブをまわしていくとさすがにコンプ臭くなりますが、1時くらいまでならサスティンを伸ばしながら自然なコンプ感を得られているような印象です。
でもBloomノブをMAXまで持って行ってもそこまで大きな違和感はないのではないでしょうか?
ちなみにLEDはピッキングの強弱によって色が変化します。こういう遊び心も僕は好きですね〜!
フットスイッチが少し硬いのでライブで利用する際は踏み損ないのないように注意は必要です。(これはBognerのコンパクトペダル全般に言えることかもしれませんが。)
中身も見ておきましょう
さて、中身もぱかっとみてみましょう。
中はこのような形になっています。コイルが・・・印象的。圧倒的な存在感を放っています。
この見た目と反してクリアな音が出るんですから、エフェクターって不思議ですよね。
配線も綺麗ですね。プリント基盤がしたを向いているので、多くの部品は見ることができませんでしたが、コイルだけでなんだか満足です。笑
ブースターという名前のブースターとして使えるコンプ
ちょっと自分でも何を言っているの??という感じですが、まぁ弾いてみればわかると思います。
何も見ずに弾いた印象はやはりコンプ。でも公式サイトではブースターとして紹介されているし、実際に歪みの後に繋いでも綺麗にブーストされます。
もちろんエフェクターの前段に繋いでもコンプレッサーとしてその真価を発揮する。
自然なコンプで非常に使いやすいのに、同じようなエフェクターには出会えない。そんな”隠れ個性”を感じるエフェクターだと思いました!
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2018年にもなり、エフェクターも多くの新作が発表されていますね。まだまだ試しきれていないエフェクターは多々ありますが、今までで試してみて僕が感動した歪みエフェクターをご紹介しています。
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